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コンパクトでスタイリッシュなSUV、プジョー 2008

各メーカーがこぞってSUV市場にモデルを投入している昨今。その例にもれず、フランスの老舗メーカー、プジョーも2008、3008をラインナップしています。この記事では、プジョー自慢のスタイリッシュSUVの2008をご紹介します。 ※2018年11月現在に販売されているモデルについて解説します。

更新日2018/11/27

力強さとスタイリッシュさを備えたエクステリア

SUVカテゴリーにさまざまなメーカーが参入したことで、それぞれに工夫を凝らしたクルマ作りが必要になっています。そのなかでも、近年の人気は、都会に似合うエクステリアを持つスタイリッシュなSUVです。

2013年デビューの2008は、前年にデビューした208のモチーフを採り入れながら、スタイリッシュなSUVへと昇華させたモデルです。

水平基調のボンネットと直立した大型グリルを持つフロントフェイス。ヘッドライトには、ブラックとクロームで装飾されたLEDヘッドライトを装備。テールライトには、LIONʼS CLAW(ライオンの鉤爪)と称される3D LEDタイプの新デザインが採用され、フロント・リアまわりの造形を引き締めています。

さらに張り出したホイールアーチ、フロント&リアのアンダーガードなどによって、スタイリッシュな中にも力強さをあわせ持つデザインとなっています。

 

オーナーの所有感を満たすインテリア

プジョー 2008

インテリアは、小径の革巻きスポーツステアリングホイールに、航空機のレバーを模したパーキングレバーを装備。シートには、ファブリックとテップレザーのコンビ素材で、フロントフロアには夜間、足元を明るくするイルミネーションが装備され、スタイリッシュかつスポーティな印象です。

開放的なパノラミックガラスルーフ(10万円)がオプションで選択できるなど、オーナーの所有感を満たすインテリアに仕上げられています。

 

1.2Lのダウンサイジングターボを搭載

日本に導入された2008のパワーユニットは、流行りのダウンサイジングターボです。1.2L ピュアテック 直列3気筒ターボエンジンは、最高出力81kW(110ps)/5,500rpm、最大トルク205Nm/1,500rpmを発生。

1.2Lという小排気量ながら、200バールの高圧燃料噴射システムによって、極めて高い燃焼効率を実現。わずか1,500rpmという低回転域から強大なトルクを発生させています。燃焼効率が悪くなりがちなSUVモデルにとって、これは大きな武器となります。

組み合わせられる6速ATのEAT6は、プジョーが長年の技術の集積から開発したもので、内部の摩擦ロスの低減、ロックアップ領域の拡大、さらにボディの軽量化とエンジントルクの増大によってハイギアード化が可能になり、燃費を向上させています。

事実、JC08モード燃費は17.3km/Lと、非常に優れた数値を示しています。これはダウンサイジングエンジンと高性能なトランスミッションのなせるワザ。まさに現在の思想で開発された理想的なパワーユニットを2008は塔載しているといえるでしょう。

 

電子制御システムを全車に標準装備

2008には、低速走行時(530km/h)にフロントウィンドウ上部に 内蔵されたレーザーセンサーが前方の車両や障害物を検知、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させるアクティブセーフティブレーキが装備されます。

またトラクションコントロール、スタビリティコントロール、ブレーキ アシスト、アンチロックブレーキシステム、EBD(電子制御制 動力分配機能)などの電子制御システムで構成されるアクティブセーフティプログラムも装備し、車両がドライバーの予期せぬ挙動に入った場合、各システムが連携しながら 車体姿勢を補正し、意図したコースへと戻します。

 

精悍なエクステリア、洗練のインテリアに加え、小排気量ながら高出力と環境性能を兼ね備えたパワーユニットを持つ2008は、理想的なスタイリッシュSUVといえるでしょう。価格は2008 アリュールで265万円~。価格も去ることながら、国産SUVにはないスタイリッシュさも魅力の1台です。

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