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2018年11月27日に発売されたレクサス UXってどんなクルマ？
レクサスのニューモデル「UX」は、コンパクトサイズながらも、レクサスらしさ溢れる都会派クロスオーバーです。新開発のパワーユニットやトランスミッションと世界トップレベルの先進安全技術を採用したレクサスUXとは、いったいどんなクルマなのでしょうか。
更新日2019/01/09ボディスペックについて
■UX200
全長×全幅×全高：4,495mm×1,840mm×1,540mm
ホイールベース：2,640mm
車両重量：1,470kg
乗車定員：5名
タイヤ：(前)215/60R17 96H／(後)215/60R17 96H
サスペンション：(前)マクファーソン式／(後)ダブルウィシュボーン式
ボディサイズは、ひとクラス上のNXよりも、145mm短く､105mm低いボディで、ワイド&ローを強調した安定感のあるデザインとなっています。
あえてSUVを名乗らずにコンパクトクロスオーバーを謳うUXの基本骨格は、C-HRやプリウスなどにも採用されているGA-Cプラットフォーム。それに、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用部位拡大、ドア開口部環状構造の採用などによって、ボディの高剛性化を実現しました。またボディパネルにアルミ部材などを使用し、軽量化と低重心化が追求されています。
エンジンスペックについて
■UX200
エンジン：2.0L 直列4気筒DOHC
最高出力：128kW(174ps)/6,600rpm
最大トルク：209Nm(21.3kgm)/4,000〜5,200rpm
JC08モード燃費(WLTCモード)：17.2km/L(16.4km/L)
トランスミッション：Direct Shift-CVT
駆動方式：2WD
パワーユニットは、UX200に世界トップレベルの熱効率を実現した、新開発の直列4気筒2.0L直噴エンジン、UX250hには2.0L 直噴エンジンを組み合わせた新開発のハイブリッドシステムをそれぞれ搭載しています。いずれも軽量ボディと相まって、優れた走行性能と低燃費性能を可能にしています。
UX250hに搭載される新開発のハイブリッドシステムは、モーターによるアシストとエンジン回転数を最適化したことで、JC08モード燃費で27.0km/Lという燃費を実現しています。
トランスミッションのDirect Shift-CVT は、ベルトとプーリーによる駆動に加え、発進用のギヤを追加したことで、ダイレクトな発進と加速フィーリング、低燃費を実現しています。
またねじり剛性を高めた電動パワーステアリングを採用。さらに、サスペンションは徹底的な走り込みとチューニングを重ね、高い操舵応答性による優れたハンドリングと安定したコーナリング性能も実現しています。
UXにもFスポーツを用意
レクサス車のスポーツグレードである“Fスポーツ”は、UXにも用意されます。
車両は専用チューニングにより、運転操作に忠実でスポーティな走行性能を追求。さらにきめ細かい減衰力の制御を行うリニアソレノイド式AVSとリアパフォーマンスダンパーを設定し、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現しています。
外観は、グリルメッシュとサイドグリルに新しいFメッシュパターンを採用するほか、フロントおよびリヤバンパー下部の漆黒メッキ、専用アルミホイールによって、ボディ下部を引き締まった印象とし、内装にも専用シートやステアリング、メーターを採用するなど、全体でスポーティさを強調していました。
安全装備について
予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」のおもな搭載技術は、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」、前走車との距離を一定になるように加減速制御する「レーダークルーズコントロール」および、操舵を支援する高度運転支援機能「レーントレーシングアシスト」。
また、「アダプティブハイビームシステム」、「ロードサインアシスト」パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニターなど、先進安全装備を導入しています。
気になる価格は、2.0L直噴エンジンの UX200(FF)が、390万円〜。ハイブリッドのUX250hは、FFが425万円〜、E-Fourを搭載したAWDは451万円〜となっています。
ちなみにライバルとなるであろうBMWのX2は436万円〜、ボルボ XC40が389万円〜ですから、このクラスではガチンコの勝負になりそうです。