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ホンダ CR-Vのガソリンモデルとハイブリッドモデルの違いはなに?

2018年に日本市場復活をはたしたホンダのクロスオーバーSUV、CR-Vには、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されています。価格はガソリンモデルが323万280円〜、ハイブリッドモデルが378万4,320円〜と50万円以上の差。この差は、どこから生まれているのでしょうか。

更新日2019/02/07

エンジンのスペックにはどれぐらい違いがある?

ホンダ CR-V 2018

新しいCR-Vのグレードは、EXと豪華版にあたるEX マスターピースの2つで、ガソリンモデルにダウンサイジングの1.5L直噴ターボ、ハイブリッドモデルには2.0L+i-MMDがそれぞれ搭載されます。

1.5L 直噴VTEC TURBO エンジン

気になるスペックは、ガソリンモデルのEXに搭載されている1.5L直列4気筒 DOHC VTECターボは、最高出力140kW(190ps)/5,600rpmに最大トルク240Nm(24.5kgm)/2,000〜5,000rpmを発生。燃費は、JC08モードで、FFが15.8km/L、4WDが15.4km/Lとなっています。

SPORT HYBRID i-MMDシステム構成

対してハイブリッドモデルの2.0L直列4気筒DOHC i-VTEC+i-MMDは、最高馬力107kW(145ps)/6,200rpm、最大トルク175Nm(17.8kgm)/4,000rpmのガソリンエンジンと、最高出力135kW(184ps)/5,000-6,000rpm、最大トルク315 Nm(32.1kgf)/0-2,000rpmのモーターの組み合わせとなり、JC08モード燃費は、FFが25.8km/L、4WDが25.0km/Lとなっています。

エンジン出力は、そもそもガソリンとハイブリッドのため、直接比較が難しいですが、燃費性能に関しては、当然ながらハイブリッドモデルのほうが優れています。

 

装備には大きな違いはない

ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあるCR-Vですが、装備にはどんな違いがあるのでしょうか?

ホンダ CR-V 2018

まずガソリンモデルに用意されている専用装備は、蓄冷エバポレーター、本革巻セレクトレバー、フロアボード、エキパイフィニッシャー、パドルシフトです。

ホンダ CR-V 2018

これに対して、ハイブリッドモデルでは、車両接近通報装置、アクティブサウンドコントロール、SPORTモードスイッチ、EVスイッチ、エレクトリックギアセレクター、電動サーボブレーキシステム、減速セレクターが専用装備とされています。

それぞれの専用装備は、基本構造の違いによるところが大です。たとえば、蓄冷エバポレーターは、エンジン停止時でも車内の冷却を可能にする装備。補機類専用バッテリーを持つハイブリッドでは、必要ありません。また、ラゲッジルーム床下にはカーゴアンダーボックスが用意されるのもガソリン車のみで、床面の高さを変えるフロアボードはガソリン車専用装備となるほか、ハイブリッド車では、車両の周囲にクルマが近づいていることを知らせる車両接近通報装置、アクセルオフ時に減速度を4段階で変更できる減速セレクターが専用装備になります。

 

上級グレード、マスターピースの装備内容は同じ

ホンダ CR-V 2018

上級グレード、マスターピースの装備内容は両モデルとも同じで、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(イージークローザー/挟み込み防止機構付)、電動パノラミックサンルーフ、本革シート&専用インテリア、助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)、ルーフレールが装備されています。

CR-Vのフラッグシップにあたるマスターピースでも、ガソリン車とハイブリッド車による違いはありません。

 

CR-Vのガソリンモデルとハイブリッドモデルには、装備の差はそれほどありません。ただし、7名乗車できるモデルはガソリンのみ。ハイブリッドは、5名乗車使用しかありません。
価格の安さや7名乗車を優先するならガソリンモデル、燃費をふくめた環境性能を重視される方はハイブリッドモデルを選ばれると間違いないでしょう。

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