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日本に上陸するかも!? 国内で販売されていない国産ピックアップトラック

ピックアップトラックは、アメリカや中東、アジアを中心に、大変人気のあるカテゴリーですが、道路事情が狭い日本においては、ミニバンや軽トラックが便利であり、あまり需要を見込めないのが実情です。しかし、世界各地でクルマを販売する日本の各自動車メーカーは、世界の需要に応えるため、ピックアップトラックの開発にも力を入れています。今回は、日本では販売されていない、国産メーカーのピックアップトラックをご紹介しましょう。

更新日2019/03/05

日産 NP-300ナバラ

日産 ナバラ 2014

日産のピックアップトラックの歴史は長く、初めて登場したのは1934年にまで遡ります。日産のピックアップトラックとして12代目となるNP-300ナバラは、高いウエストラインを特徴とする力強いデザインと、多くの先進技術を取り入れた、快適性や利便性を追求したモデルです。

2.5L 4DOHCのディーゼルエンジンと、2.5L 4のガソリンエンジン、2種類のパワーユニットを用意し、トランスミッションは6MT7ATから選ぶことができます。

4×4システムを搭載したモデルでは、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)、ABLS(アクティブ・ブレーキ・リミテッド・スリップ)、HAS(ヒルスタートアシスト)などの機能を合わせ、悪路走行時の安全性と快適性を向上させています。

ナバラは2014年に新型が発表されたタイだけでなく、アルゼンチンや中国など、世界各地で販売されています。

 

いすゞ D-MAX

日本ではトラックや大型バスなどの商用車イメージの強いいすゞ自動車ですが、ピックアップトラックが人気の国では同社の1t積ピックアップモデル「D-MAX」を販売しています。

2011年にタイで発表されたD-MAXのデザインは、ピックアップトラックに求められる力強さや機能美を保ちつつ、グリルやヘッドライト周りなどはスタイリッシュで洗練されたものとなっています。

また、インテリアも乗用車のような洗練されたもので、本革シートや8スピーカーオーディオが用意されるなど、乗用モデルに引けを取らない快適性も備わっています。

モデルチェンジ当初、エンジンのラインナップは3.0L2.5Lのディーゼルエンジンでしたが、現在は環境性能、燃費性能の観点から、ダウンサイジングコンセプトの1.9L直噴ターボディーゼルエンジンが搭載されています。

ディーゼルエンジンには定評のあるいすゞらしい、タフで力強く、経済的なパワーユニットです。

 

マツダ BT-50

マツダ BT-5 2015

2010年にオーストラリア国際自動車ショーで公開されたマツダの新型ピックアップトラック「BT-50」は、スポーティでダイナミックな造形デザインを持つ、マツダらしさを表現したモデルです。

エンジンはタイプ別に、3.2L 5インタークーラー付ターボディーゼル、2.2L 4インタークーラー付ターボディーゼルの2種類がラインナップされています。

キャブタイプもシングル、フリースタイル、デュアルと3タイプから、用途に合わせて選ぶことができます。

 

三菱 トライトン

三菱 トライトン 2018

タイで生産され、世界中に輸出される三菱の世界戦略モデルの一つが「トライトン」です。2018年にマイナーチェンジが行われ、フロントデザインが大きく変わりました。同社のSUVモデルである「エクリプスクロス」や「アウトランダー」のような切れ長のヘッドライトに、タフなイメージを持たせたデザインのバンパーを組み合わせ、ピックアップトラック独特の力強さを表現しています。

エンジンは2.4L 4MIVECインタークーラーディーゼルターボエンジンを搭載、4WDシステムにはスーパーセレクト4WD-Ⅱが採用(タイプ別装備)され、未舗装路や泥道/積雪路、砂地/岩場など、路面状況に合わせてエンジン出力・ミッション・ブレーキなどを制御する機構も搭載されています。

インテリアや快適装備は乗用車と同様の質感や使い勝手がありますし、ダブルキャブの後部座席も十分な広さがあり、快適で実用性の高いものとなっています。

 

20179月、13年ぶりに日本市場に導入されたピックアップトラック「トヨタ ハイラックス」の売れ行きが好調のようです。他のメーカーもピックアップトラックの開発には力を入れていますから、市場の動向次第では日本上陸の可能性があるかもしれませんね。

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