プロモーション
TVドラマやハリウッド映画でよく見かける、シボレー タホ
フルサイズピックアップトラックにハードトップを装着したSUVは、TVドラマやハリウッド映画でも登場するなど、アメリカではメジャーな存在です。そんなフルサイズSUVのシボレー版が、タホです。ここでは大きくタフなシボレー タホの魅力を紹介します。
更新日2019/05/14シボレー タホが生まれた背景は?
シボレー タホ 1995
タホの前身は、シボレーが1969年に販売した大型SUVのブレイザーです。このブレイザーは、1980年台にコンパクトサイズのS-10 ブレイザーを追加、しばらくフルサイズとコンパクトサイズの2本立てで販売されていました。
その後、1995年にフルサイズ版のブレイザーに4ドアバージョンが追加されたのを機に、フルサイズ版は名称を「タホ」へと変更しました。
ちなみに、ピックアップトラックのシルバラードは、同じシャシー兄弟車です。
歴代シボレー タホの特徴とは?
初代のエンジンは、4.1Lの直列6気筒、5.7L V8 OHVのガソリンと、4.2Lのターボディーゼル、6.5L V8のデトロイトディーゼル(ターボ)など、フルサイズSUVらしい大排気量を誇るものばかりです。トランスミッションは4速AT、駆動方式は、FRと4WDの2種類がありました。
2000年登場の2代目は、プラットフォームをGMT800に刷新し、エンジンは直列6気筒とディーゼルが廃止されるとともに、新しい4.8Lと5.3LのV8エンジンに置き換えられました。と同時に、サイドインパクトエアバッグ、オートマチックヘッドランプコントロール、パワーサンルーフ(2000年)、パワーシート、ヒーテッドエクステリアミラー、エレクトリックリアデフォッガー(2000年)、デュアルエアバッグ、メモリー機能付きアジャスタブルペダルなど、装備の充実fが図られていました。
シボレー タホ 2009
2007年、プラットフォームをGMT920に変更した3代目が登場。V8エンジンも刷新され、排気量こそ4.8Lと5.3Lと変わらずでしたが、出力は大幅に向上していました。
さらに2008年になると、6.0Lと6.2Lを追加。この6.0Lは、ゼネラルモーターズとダイムラークライスラー、BMWが共同で開発を行ったツーモードハイブリッドと呼ばれるアドバンスド ハイブリッド システム2と組み合わせられていました。
スタイリングに関しても、それまではモールディングで上下に分けられていたヘッドランプユニットを一体タイプとするなど、現代的なものへと大きく進化していました。
現行「タホ」のおすすめ3グレード
シボレー タホ LT 2015
現行型のタホが市場に投入されたのは、2015年のことでした。スタリングは、シボレーのアイコンともなっているデュアルポートグリルに、プロジェクターヘッドランプを採用。上級グレードでは、ディスチャージヘッドランプにデイタイムランニングライトが装備されました。
またシャシーをGMT K2系へと変更するとともに、エンジンは5.3Lと6.2LのV8 EcoTec3に進化。トランスミッションは、5.3L に6速AT、6.2L には10速ATがそれぞれ組み合わせられ、出力、燃費ともに向上しています。
グレード展開は、LS、LT、PREMIERの3つ。最上級グレードのPREMIERには、スマートキー、フロント&リアパークアシスト、マグネティックライドコントロール、20インチホイール、ハンズフリーリアゲート、ヒーター付きセカンドシート&ステアリングなどが標準で装備されます。
フルサイズSUV、しかも左ハンドルとなると、日本の道路事情ではもてあますこともしばしばですが、圧倒的な存在感や大排気量V8エンジンがもたらす乗り味は、ほかに変わるものがありません。懐事情と環境がゆるせば、一度所有してみたいクルマです。