プロモーション

【SUVで紅葉を見に行こう】秋田県の紅葉スポット8選

日本海に面した秋田県は、寒暖差が大きく紅葉が鮮やかに染まるのが特徴です。また、山や海に恵まれており、その自然を生かしたたくさんの観光スポットが点在しています。そんな秋田県の紅葉スポットを8つ紹介します。

更新日2019/09/20

1.田沢湖


田沢湖は水深423.4m、日本一の深さを誇る湖です。秋にはブナやカエデの原生林が赤や黄に色づき、紅葉と青く澄んだ湖面が織りなす風景が魅力で、湖を周遊する一周約20kmの道路はドライブコースとしてもおすすめです。

また、周辺にも多くの紅葉スポットがあり、秋田駒ヶ岳の麓に広がる温泉郷である田沢湖高原は、ナラやブナなどの森に包まれています。それに加え、田沢湖高原と田沢湖の間にある黒森展望台からはシラカバなどの紅葉も楽しめます。

田沢湖の南には東北の耶馬溪(やばけい)とも称される景勝地、抱返り渓谷(だきがえりけいこく)が広がっています。紅葉の時期になると、渓流の岩肌にブナやカエデの原生林が鮮やかに染まります。大小の滝はその景色をより引き立てます。

住所:仙北市田沢湖
アクセス:東北自動車道・盛岡ICから約70分

 

2.角館(かくのだて)

角館

380年以上の歴史を誇る角館は、江戸時代は秋田藩の支藩、佐竹北家の城下町で、「みちのくの小京都」とも呼ばれるスポットです。町全体、特に武家屋敷通りには、江戸時代の雰囲気が残っています。

紅葉する木々は武家屋敷に植えられた庭木。当時のまま残された萱葺きの屋根や門構えとイチョウやヤマモミジの組み合わせからは風情が感じられます。なかには樹齢300年以上のものもあります。また黒色の板塀が続く道に、色づいたカエデ、イチョウが並んでいる光景も見どころです。

見頃は10月中旬から11月中旬。10月上旬から下旬の日没から22時までライトアップが実施されます。田町武家屋敷通りで見られる紅葉と屋敷門の景色は、ぜひ見ておきたい風景です。

住所:仙北市角館町 武家屋敷通り
アクセス:秋田自動車道・大曲ICから約40分

 

3.三途川渓谷(さんずのかわけいこく)


湯沢市にある三途川渓谷は、川原毛(かわらげ)地獄の入口にあるスポットです。激しい川の流れが川岸を削ってできたV字型の渓谷には、地上から約40mの高さに三途川橋がかかっています。下を眺めると思わず足がすくんでしまい、背筋に寒さを覚えます。その様子からあの世とこの世の境界線である三途川という名称にも納得がいきます。真っ赤に色づいた渓谷を眺めると、美しい紅葉風景もいささか恐ろしげに見えますが、しばらくして高さに慣れてくると、その絶景に見とれてしまうことでしょう。

川原毛地獄は青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地のひとつ。大同2年(807)に同窓和尚によって開山されたと言われており、灰白色の溶岩のところどころから火山性ガスが音を立てて噴出しています。その風景は地獄という名称にふさわしく不気味です。

また、橋の両端には、上りの方向には閻魔(えんま)大王、泰山(たいせん)大王。そして下りには延命地蔵と合掌地蔵の4体の石像が鎮座しています。紅葉と地獄の風景を同時に楽しみましょう。

近くには駐車場もあり、自販機、トイレも完備されているので便利です。

住所:湯沢市桑崎
アクセス:湯沢横手道路・須川ICから約15分

 

4.安(やす)の滝


8kmにわたって奥阿仁の最深部を形成する、中ノ又渓谷上流にある安の滝は、標高800mにあります。落差90mの2段構造の滝で、険しい岸壁に懸かる白いすだれ状の流れは絶景です。日本の滝100選にも選ばれています。

この滝を見るには安の滝登山口駐車場から約1時間渓流沿いを歩く必要があり、道のりは遠くなっています。その分、たどり着いた時の渓谷の紅葉と轟轟と流れ落ちる滝には感動することでしょう。晴れた午後は虹がかかることもあります。

この滝には悲恋伝説があります。ヤスという美しい娘が山ではたらく男性と恋に落ちたのですが、山での男女の仲は御法度という固い掟があり、仲を引き裂かれてしまいます。嘆き悲しんだヤスはこの滝へ身を投げたことから、安(やす)の滝と呼ばれるようになりました。

紅葉の見頃となる10月上旬から11月中旬には紅葉スポットであるとともに、恋愛成就のパワースポットして多くの観光客が訪れます。カップルで来てみてはいかがでしょうか。

住所:北秋田市阿仁
アクセス:東北自動車道・盛岡ICから約30分

 

5.鳥海山

鳥海山は、山形県と秋田県の県境にそびえる標高2236m、東北第2の高さを誇る名山です。山頂に雪が積もった姿が富士山に似ているので、出羽富士とも呼ばれています。鳥海山の5合目にある鉾立展望台は、紅葉と日本海に沈む夕日を一緒に楽しむことができるのが特徴となっています。

鉾立展望台へと向かう道中には鳥海ブルーラインという観光道路があり、ここでも紅葉が見れるので、ドライブコースとしても楽しめます。見頃は9月下旬から10月中旬です。

また、4合目にある大平山荘周辺ではカエデ、ナナカマド、ミズナラ、ブナなどの落葉樹があり、高瀬峡の遊歩道や一・二ノ滝のブナ林でも紅葉を楽しめます。

紅葉のシーズンが終わる11月上旬以降には、鳥海ブルーラインは冬季閉鎖となります。

住所:秋田県にかほ市象潟町小滝鉾立(鉾立展望台)
アクセス:日本海東北自動車道・酒田みなとICから約60分

 

6.きみまち阪県立自然公園

秋田県の北部能代市二ツ井町に位置し、白神山地に隣接する、自然豊かな場所であるきみまち阪県立自然公園。その名前は、明治14年に明治天皇が、羽州街道の難所で険しい山道で名もなかったこの場所の美しさに感動し、きみまちざかと名称をつけたことに由来します。その際、夏の長旅を気遣う皇后の手紙がここに届き、天皇を待っていたというロマンチックな逸話も残されています。場内には、ハート型の鐘が設置されており、カップルにおすすめのスポットです。

秋になると、ハウチワカエデ、ヤマモミジ、ベニイタヤなどが山を彩ります。巨大な奇岩の屏風岩が連なっており、その上に並ぶ松と紅葉とのコントラストが綺麗です。

また、恋文神社もあり、神社の前の散歩道は赤い絨毯を敷き詰めたかのように、鮮やかに染まります。そして、紅葉のシーズン中は、郷土料理の屋台が並び、ステージショーが行われる、きみまち阪紅葉まつりが開催されます。

住所:能代市二ツ井町
アクセス:秋田自動車道・二ツ井白神ICから約15分

 

7.太平湖・小又峡

太平湖は、森吉ダムの完成によってできた周囲30km、面積195ha、深さ58mの人造湖で、サクラマス、イワナ、コイ、ワカサギ等が多く生息し、景色を楽しむ方や釣り人が訪れます。また、秋田県最後の秘境と呼ばれる小又峡への拠点となっており、6月1日~10月末まで、太平湖から秘境小又峡へ遊覧船が運行しています。遊覧船からは、柱状節理とその上に広がる紅葉が観察できますので、ぜひ見ておきましょう。小又峡桟橋から三階滝まで広がる小又峡は、大小100余りの瀑布、 おう穴、深淵からなる原生峡となっており、県の名勝天然記念物に指定されています。

遊覧船に30分乗ると小又峡船着場に到着。ここから三階滝まで約1.8kmの遊歩道が整備されています。道中には、横滝・曲滝・ガマ淵・三角滝・穴滝・化ノ淵・化ノ滝・化ノ堰・化ノ穴滝と個性あふれる滝を観察できます。遊歩道の終点となる三階滝は高さ約20mもあり、迫力満点です。遊覧船のチケットは太平湖グリーンハウスで購入できます。

カエデ、コナラ、ミズナラ、ブナからなる紅葉の見頃は10月中旬~下旬。この時期に合わせ、太平湖・小又峡紅葉祭りが例年開催されています。

住所:北秋田市森吉桐内沢字国有林太平湖
アクセス:東北自動車道鹿角八幡平ICより約70分

 

8.桃洞(とうどう)渓谷・赤水渓谷

桃洞、赤水渓谷は、太平湖・小又峡上流部であるノロ川源流に位置します。緩やかなU字渓谷に大小のおう穴と滝が点在し、清流と紅葉を同時に鑑賞でき、天国の散歩道と呼ばれています。

桃洞渓谷は野生鳥獣センターから桃洞滝まで約4.2kmの遊歩道が整備され紅葉や自然観察などが楽しめます。桃洞滝のさらに上流には9段ノ滝、中ノ滝、男滝が連続して続いています。桃洞滝はところどころに深いおう穴がある変わった滝なので、じっくり観察しましょう。

赤水渓谷は、兎滝まで全長約3.5kmもあります。桃洞渓谷とは桃洞滝に向かう道中の約3kmの地点で分岐します。そこから渓谷河畔に沿って500mほど進むと森が開け、ここから本格的なウォータートレッキングが楽しめます。赤水渓谷も一枚岩盤の流れに無数のおう穴が点在します。

紅葉の見頃は10月上旬~中旬あたりと短くなっているので、早めに訪れると良いでしょう。

住所:北秋田市森吉
アクセス:東北自動車道・鹿角八幡平ICより約95分

SUVのアソビ方を見てみる