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今度のTOYOTA タンドラは、ハイブリッドで437馬力!

SUVの本場アメリカには、日本では見かけないモデルがたくさん存在しています。なかでもピックアップトラックは、アメリカでは販売の主流といえるジャンルのひとつで、各メーカーがしのぎを削る激戦区です。そんなジャンルで戦うトヨタ TUNDRA(タンドラ)の最新版は、ハイブリッドで437馬力というハイパワーを獲得しました。

更新日2022/09/30

TUNDRA(タンドラ)ってどんなクルマ?

北米トヨタが2000年から販売を続けているタンドラは、日本では販売されていない北米市場向けのフルサイズピックアップトラックで、ピックアップ市場の大きな北米でも人気のモデルです。

2000年にデビューした初代タンドラは、2ドア版のシングルキャブと4ドア版のダブルキャブが用意され、もっとも短いシングルキャブで全長5.5m、ダブルキャブは5.8mをこえるボディを持っていました。

搭載されたパワートレインは、3.4L V6と4.7L V8の2タイプで、トランスミッションは4速ATのほかに5速AT設定されました。

日本では、かなりのビックサイズですが、アメリカ市場でフルサイズを名乗るには小さく、売れ行きは決して好調ではなかったようです。
2020_タンドラ TRD_Pro
その後2007年に2代目タンドラが登場。ボディサイズ、排気量ともに拡大されたタンドラは、もっとも長いダブルキャブ8’Boxがホイールベース4.2m、全長6.3m、エンジンもi-FORCE 5.7L V8となり、本物のフルサイズのピックアップトラックへと生まれ変わりました。

これにより2代目タンドラは、市場でも好評を博しピックアップシーンの新たな主力モデルのひとつとなりました。

15年ぶりに刷新された新型タンドラ


およそ15年ぶりにフルモデルチェンジを行ない、2021年秋に新型が発表された3代目タンドラ。

Technical Muscle(テクニカルマッスル)というテーマでデザインされたスタイリングは、大胆なラインと膨らんだフェンダー、彫りの深いパワフルなフロントグリルが特徴。そこに洗練されたデザインのLEDテールライトを組み合わせ、力強さと躍動感が表現されています。

高強度のスチール製ラダーフレームを基本にリアフレームメンバーをワイド化したボディは、ダブルキャブのみの設定で全長5,932〜6,415mm×全幅2,031mm×全高1,926〜1,982mmというフルサイズ。

大型化されたクロスメンバーはレーザー溶接法によって強度を高めるとともに、安定性と牽引性を向上しています

インテリアはセンターパネルに8インチの液晶タッチディスプレイを備えた次世代感のあるデザインで、オプションで14インチパネルを選ぶことも可能。

レザートリムとソフトタッチ素材に、一部のグレードでは本物のアメリカンウォールナットを用いるなど、ピックアップながらも高品質な仕上がりとなっています。

後方のベッドは、強化アルミニウムの複合材(SMC)により、高い衝撃強度を誇るとともに衝撃による凹みなども防御します。

またテールゲートはリリースバンプスイッチと呼ばれる機能が付き、左側のテールライトを押すだけでベッドが自動で開くようになっています。
【北米で販売されるピックアップトラック】トヨタ タンドラとは?

新ハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」とは


新型タンドラのパワートレインには、ダウンサイジングされたV6ガソリンエンジン「i-FORCE」のほかに、「i-FORCE MAX」と呼ばれるハイブリッド機構が用意されました。

ツインターボチャージャーを備えた3.5L V6ガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせた「i-FORCE MAX」は、エンジンとトランスミッション間にあるベルハウジング内にクラッチを配置しているのが特徴。

モータージェネレーターはトランスミッションを介してパワーを供給するという構造になっており、最高出力325kW(437hp)/5,200rpm、最大トルク790Nm(583lb-ft)/2,400rpmという高出力を発生。

そこに多段化された10速ATを組み合わせ、ハイブリッドシステムとともに燃費性能にも貢献しています。

強力なライバルに対してどこまで健闘できるのかがカギ


多くのピックアップトラックがしのぎを削る北米市場。タンドラのライバルは各社から出揃っており、いずれも優劣をつけがたいほどの魅力を備えています。

そんな北米市場でもっとも人気が高いピックアップといえば、フォードのFシリーズ。その初代は戦後すぐにまでさかのぼることができるほど歴史のあるピックアップで、14代目にあたる現行モデルにはハイブリッドモデルが用意されます。

またシボレー シルバラードはEV版を発表するなど、ピックアップトラックといえども環境性能は重要な要素になっています。

ほかにもシルバラードの兄弟モデルであるGMCシエラ、ダッジ ラム、日産自動車が北米市場向けに展開しているタイタンなど、強力なライバルが乱立するフルサイズのピックアップトラック市場で、V8エンジンからダウンサイジングターボへ進化を遂げ、さらに新しいハイブリッド機構を備えた新型タンドラがどこまで健闘できるのか?興味の尽きないところです。

日本への上陸はなさそうですが、気になるモデルであることは間違いありません。
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文・SUV FREAKS編集部

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