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日産 セレナ(5代目)e-POWERの維持費ってどれくらい?

ミニバンブームの立役者として、長い間人気を保っている日産のセレナ。その広い室内空間や荷室を求めるファミリー層から支持されており、日本の代表的なミニバンとなっています。 自動運転技術を一部採用した「プロパイロット」、電動パワーユニット「e-POWER」と、話題が尽きないセレナは、ミニバンの購入を検討している人たちにとっては大本命であることは間違いありません。この記事では、e-POWERを搭載するグレードで最も車両価格が安い、セレナ e-POWER Xの維持費についてご紹介します。

更新日2019/10/14

セレナ(5代目)の特長

セレナ e-POWER ハイウェイスター V 2018

 

2016年8月にフルモデルチェンジされ5代目となった現行セレナは、広い室内スペースと多彩なシートアレンジなどの使い勝手に磨きをかけ、何よりも高速道路同一車線自動運転技術、プロパイロットを設定したことで話題を集めました。

そして2018年2月に投入されたのがe-POWER。こちらはエンジンを発電のみに使用してモーターのみで走行するシステムです。セレナに搭載される前にノートに搭載され、話題を集めました。

そんなe-POWERとプロパイロットという2つの魅力を備えたセレナ。維持費ということでならe-POWERに注目することになります。

※画像はセレナ e-POWER ハイウェイスター Vです。

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セレナ(5代目)のスペック

 

■ボディサイズ

全長/全幅/全高(mm) :4,690~4,770/1,695~1,740/1,865
ホイールベース(mm):2,860

■エンジンのスペック

e-POWER

・モーター最高出力:100kW(136ps)
・モーター最大トルク:320N・m(32.6kgf・m)
・エンジン種類・排気量:1.2L DOHC水冷直列3気筒+モーター
・JC08モード燃費:26.2km/L
・駆動方式:2WD

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・エンジン最高出力:62kW(84ps)/6,000rpm
・エンジン最大トルク:103N・m(10.5kgf・m)/3,200~5,200rpm
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

e-POWERでは、エンジンは発電のみに使用。動力性能は、モーターのスペックがすべてです。320N・mの高トルク、そして26.2km/Lという低燃費がe-POWERの特徴です。

2.0L ガソリン

・エンジン種類・排気量:2.0L DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒
・最高出力:110kW(150ps)/6,000rpm
・最大トルク:200N・m(20.4kgf・m)/4,400rpm
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
・JC08モード燃費:15.0km/L
・駆動方式:2WD

2.0Lスマートシンプルハイブリッド

・エンジン種類・排気量:2.0L DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒+モーター
・最高出力:110kW(150ps)/6,000rpm
・最大トルク:200N・m(20.4kgf・m)/4,400rpm
・モーター最高出力:1.9W(2.6ps)
・モーター最大トルク:48N・m(4.9kgf・m)
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
・JC08モード燃費:15.0~17.2km/L
・駆動方式:2WD、4WD

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セレナ(5代目) e-POWER Xの乗り出し価格

e-POWER X(2WD)

・車両価格:2,968,920円(税込、オプションなし)
・重量税:免税
・自動車税(6月登録の場合):25,800円
・自動車取得税:免税
・自賠責保険料(37か月):36,780円
・リサイクル料金:10,480円
・登録諸費用(参考価格・消費税込):49,229円

乗り出し概算額:3,091,279円

e-POWER Xでは、エコカー減税により、重量税と取得税が免税になるために、2018年6月時点の乗り出し価格は、車両価格に12万円ほどをプラスした価格になります。ここには、フロアマットやバイザーがセットになったベーシックパック、ナビなどが含まれていないので、実際には350万円ほどになるでしょう。

また、せっかくセレナに乗るなら人気のハイウェイスターが欲しい、話題のプロパイロットは是非装備したいとなれば、当然支払い額は膨らみます。

ちなみに、プロパイロットを装備するならメーカーオプションの「セーフティーパックB」という243,000円のセットオプションを選択することが必要になります。

では、このセレナを1年1万キロ乗るとどれほど維持費がかかるのでしょうか。

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セレナ(5代目) e-POWER Xの年間維持費

燃料代

セレナe-POWERの燃費は26.2㎞/Lです。今回はこのJC08モード燃費をもとに計算してみました。また走行距離は年間1,1000km、無鉛レギュラーガソリンの平均的な価格を152円(2018年6月18日現在)として計算します。

 

11,000km÷26.2km/L=約420L

152円×420L=63,840円

 

セレナe-POWERの燃料代は年間約6万4千円ということになります。

スマートシンプルハイブリッドの場合は、もっとも燃費が良いグレードで17.2km/Lなので、その場合の燃料代は約9万7千円。その差は約3万5千円となって、燃料代だけでみれば家計に大きく影響する結果となるでしょう。

 

任意保険料

車を維持する上で大きな負担となる自動車保険についてですが、ブルー、本人限定、走行距離11,000km、車両保険をつける、年齢制限あり、対物無制限という条件で、年齢は21歳以上で8等級の場合と、30歳以上で10等級の場合で算出します。

 

21歳以上の場合:約25万円

30歳以上の場合:約13万円

 

任意保険料は年間で約13万円~25万円。また、スマートシンプルハイブリッドのX(車両価格:2,489,400)グレードなら、3~4万円ほど安価になります。

車両保険付きであっても車対車に限定したエコノミー型の車両保険に変えたり、必要な特約に絞ることなどで保険料を節約することは出来ます。

 

上記を年間の維持費とすると、

セレナ e-POWERの年間維持費は

燃料代:約6万4千円
任意保険代:約13万円~25万円
年間維持費概算計:約19万4千円~31万4千円

 

セレナ X(スマートシンプルハイブリッド)では

燃料代:約10万円
任意保険代:約10万円~21万円
年間維持費概算計:約20万円~31万円

となります。

 

初年度のe-POWERとスマートシンプルハイブリッドの年間維持費は、ほぼ同じであることがわかります。

しかし、年間走行距離が多い方は、スマートシンプルハイブリッドと燃費に大きな差のあるe-POWERの方が、燃料代の負担は少なくなります。ちなみに、年間走行距離が2万㎞の場合はe-POWERの方が約6万円ほど燃料代は安くなります。

 

ここまで維持費という側面から考えてきましたが、やはり、セレナを選ぶならe-POWERにしたいと思われる方が大半だと思います。しかし、グレードによっては約50万円の価格差があるので、ちょっと考えてしまいますよね。

そこで、もし年間の走行距離が1万㎞にも満たないのであれば、スマートシンプルハイブリッドにして、もう一つの目玉装備であるプロパイロットを付け加えてはどうでしょうか?そして、家族と仲間と、年間を通じて思いっきり走りたいと思うなら、迷わずe-POWERをおすすめします。

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