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SUVで行きたい山形県の自然を満喫できるドライブスポット30選

登山者が多く集まる山形県は、ずっしり構えた山岳の宝庫です!流れる川も大変立派で、自然を体感するならまず足を運びたいスポットになっています。

更新日2019/08/02

1.最上川

急流として有名な最上川は、水源から河口までの距離が229kmにも及ぶ国内で7番目に長い川です。そんな最上川と言えば、松尾芭蕉によって俳句も読まれていますね。「五月雨を集めて早し最上川」梅雨の時期にたくさん雨が降って、最上川に水が集まり、ものすごい勢いで川が流れている様を詠んだものです。川の流域面積はなんと山形の75~6%にもなり、それだけで川の巨大さを感じてしまいます。

そんな芭蕉も驚きの最上川では、最上川芭蕉ラインという名前の付いた船くだりを体験できます。古口港から草薙港までを約1時間かけて船で下ります。外からだけではなく、内側からも最上川を体験できるのでおすすめです。

駐車場も有り、古川港から草薙港までの車の回送サービス(有料)もあるそうです。また最上川の源流は火焔滝で、米沢駅から車で60分、徒歩12分の距離で見られます

住所:山形県最上郡戸沢村大字古口86-1(最上川芭蕉ライン)
お問い合わせ:0233-72-2001

 

2.立石寺

山形市にある天台宗のお寺です。単なるお寺ではなく、別名で「山寺」とも呼ばれるように、山の上に構えられているのが大変印象的です。悪縁を切るパワースポットでもあり、山のふもとから頂上までは1015段も登らなければいけない距離!しかしその途中、途中にお堂もいくつか見られるので、散歩気分でのんびり歩けます。最上川同様、松尾芭蕉が訪れたことでも有名で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」といった俳句を聞いたことがある人も多いと思います。

この立石寺でよく注目を集めているもので、「不滅の法灯」があります。天台宗の開祖である最澄の時代より約1200年にもわたって、絶えることなく灯されている火なのです!火が消えない様に、日々お寺の僧が油を継ぎ足し続けています。よく「油断大敵」なんて言葉を使いますが、まさにこれが語源とされているそうですよ。「人生で油断をしてはいけない」という諭が含まれているとのことで、行って自分の身を引き締めるのもいいでしょう。

住所:山形県山形市山寺4456−1
お問い合わせ:023-695-2002

 

3.鳥海山

山形と秋田県の県境にあるのは、標高が2,236mにもなる活火山の鳥海山(ちょうかいさん)。四季折々で風景が変化を良く見せ、登山ルートも定められているために足を運ぶ人が多くいます。この山の特徴は、山岳信仰と関係があることです。守り神とも言われる鳥海山は、活火山ですから以前は噴火などの変化がよく見られました。そのため、諸説ありますが欽明天皇 時代に鳥海山大物忌神社が創建され、噴火する度に鎮めの祭りが行われてきたそうです。

現代では1974年には小さな水蒸気爆発があったきりで落ち着いているので、春や夏になったらその風景を楽しみに行ってみるのはどうでしょう?山頂からは日本海を一望でき、八甲田山や朝日岳、岩手山などを見渡せます。本格的な山登りに名張りますが、登ってみる価値は十分にありますよ!山登りに慣れていない人は「湯の台登山口」からスタートするのがおすすめ。道中には山小屋やトイレが完備されているので、他のルートより安心して登れますよ。

住所:山形県飽海郡遊佐町吹浦(鳥海山位置)
お問い合わせ:0234-64-3115 (酒田市八幡総合支所建設産業課)

 

4.蔵王ロープウェイ

山形の蔵王連峰はスキー場としても人気のあるスポットです。主峰は熊野岳で標高は1,841m!鳥海山と同じく活火山で、度々上記の噴出が確認されてきました。そんな蔵王連峰の一つである地蔵山と地上を繋ぐのが、蔵王ロープウェイです。

出発地点は蔵王山麓駅で、樹氷高原駅まで行くものと、そこからさらに乗り継いで地蔵山頂駅までいくものがあります。樹氷高原で標高1,331m、地蔵山頂で1,661mもの高さに簡単に登れるのは魅力的です!冬には樹氷、夏には一面緑、秋になると紅葉に彩られ、ロープウェイの中から風景をぐるっと見渡すことも出来てしまうのです。さらに地蔵山頂から少し進むと、高さが2.34mもの地蔵が鎮座しているのが見えます。1775年に作られこの地蔵のもとでは、毎年春と秋に蔵王地蔵尊大祭が行われ、厄除けのご利益があるそうです。

また、この地蔵は蔵王三大神の一つに数えられていて、他二つには鳥兜山展望台の蔵王大黒天、蔵王口の蔵王大権現があるので、三神巡りをしてみるのもおすすめされていますよ。

住所:山形県山形市蔵王温泉229-3
お問い合わせ:023-694-9518

 

5.御釜

蔵王連峰の一つである五色岳でみられる御釜(おかま)。名前だけだと何か連想しにくいこれは、火口湖のことで、観光の目玉にもなっているのです。湖の色はエメラルドグリーンと言われますが、天候が変化すると湖面も一緒に別の姿を見せてくれるそうで、時にはるり色に見えることも。御釜のすぐそばには駐車場が整備されたレストハウスと展望台もあります。

大きく開けた湖には、生物こそいませんが、どことなく神秘的な雰囲気が漂います。幅広い年代層に人気の御釜は別名で五色湖と称されるほどなので、行った日にどのような姿を見せてくれるのか楽しみにしつつ、散策に出てみましょう。

御釜は山形と宮城をまたぐので、所在地は宮城側に位置しますが、山形自動車道宮城川崎ICから車でいけます。ちなみにレストハウスでは、「お釜カツ丼」という厚みのあるカツを1,000円ほどで味わえます。御釜の景色を楽しみながら、旅の思い出に食べに行くのもいいですね。

住所:宮城県柴田郡川崎町
問い合わせ:0224-84-2111

 

6.月山

標高1,984mにもなる園山は、山形の中心部に位置する月山です。頂上には月山神社があり、半月型の山の形が特徴です、その自然は保護指定となっています。眺めは抜群で、高山特有の植物をたくさん自生しています。オコジョのような珍しい生き物もいるそうなので、運が良ければ見られるかもしれません!

日本百名山、花の百名山に数えられているほか、水源の森百選にも選ばれています。月山は出羽三山の一つでもあり、山ごもりの場として現在でも修経者が訪れ、多くの参拝客が足を運んできています。御朱印を貰いに来る人もいるようですね。

月山八合目は登山口となっていて、駐車場、レストハウスなどが完備されています。山形自動車道庄内あさひIC からは35kmほどの距離なので、車で行くことも十分可能です。

また頂上まで行かずとも、月山八合目に行くだけでもレストハウスで特産品を買うことや、開けた雄大な景色を楽しむことが十分できます。ちょっとした名物で、月山カレーなんていうものも食べられるので行ってみましょう。

住所:山形県鶴岡市羽黒町川代東増川山地内
お問い合わせ:090-2607-5111(月山レストハウス)

 

7.朝日岳

山形と新潟の県境にある朝日岳は、朝日連峰のメインもと言える山で、日本百名山の一つに数えられています。標高は1,870mあり、他の登山用の山と違ってあまり整備されていないため、山岳本来の姿が見られることから、たくさんの登山客を引き付ける名所です。ずっしりとしたその構えは、確かにちょっと他の山では見られない雰囲気を放っています。そのため登るには、少し本格的な装備が必要になりそうです。

ある程度山の全体像を見るためには、野々山虚空蔵堂や朝日鉱泉のあたりがビューポイントとなっていて、特に朝日鉱泉の方は正面に朝日岳を捉えているのでおすすめです。何より朝日鉱泉自体が宿泊施設になっていて、食事を楽しめるほか、胃腸病や皮膚病に効果があるとされるお風呂が話題になっています。

駐車場は10台程度まで止められる仕様なので、先に問い合わせておくと安心です。不動の朝日岳を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせますよ。2018年の営業は5月1日から予定されています!

住所:山形県西村山郡朝日町大字立木
お問い合わせ:090-7664-5880 (朝日鉱泉)

 

8.南陽スカイパーク

南陽スカイパークは、ハングライダーやパラグライダーの聖地とも言われ、標高500mの十分一山、標高700mの高ツムジ山からのフライトを楽しむ人々がやってきます。

スクールも用意されていて、実際にそのフライト場を目にすることもできるのです。

山には通年を通して登ることができるため、標高はそれほど高くありませんが、眺めは最高で町を一望できます。

十分一山に関しては何が十分の一なのかというと、江戸時代にはこの土地で鉱石が取れたことから、取れた鉱石の十分の一を労働者から取っていたことに起因するそうです。

十分一山と高ツムジ山はそれぞれ別の山であり、砂利道ではありますが高ツムジ山までは山頂まで車で行けるようになっています。

十分一山のテイクオフ上にはレストハウスがあるので、実際にフライトする様子を見に行ってみるのがおすすめです。

またフライト場の手前付近には展望台も作りつけられていて、そちらも人気のスポットになっていますよ。

住所:山形県南陽市赤湯2841-1
お問い合わせ:0238-40-3211

 

8.東沢バラ公園

東沢バラ公園では、7ヘクタールにもなる広大な土地に植えられた、750品種が約2万株にも及ぶ薔薇が植えられ咲き誇っています。

その鮮烈な色合いは一度見たら忘れられず、かおり風景100選に選ばれたほか、恋人の聖地にも認定されるほどロマンチックな公園です。

バイオレット、ピース、黒真珠、ダブルディライト、プリンセスミチコ、ブルーヘブン、グリーンローズといった、普段はお目にかかれない珍しい花々の香りが漂い、湖も展望台もある、大変開放的な作りになっています。

湖ではボート乗り場もあるので、散策に飽きてみたら乗ってみるのはどうでしょうか?

バラに関係した幸せのローズベルや、ローズドームも見られるほか、バラノソフトクリームも販売されているそうです。

見ごろは6月から9月ごろとのことなので、暖かい季節を迎えたら迷わず足を運んで見ましょう。

タイミングが良ければバラまつりを見ることもできるかもしれませんよ!

公園の正面市には駐車場も完備されているので、車でもアクセスしやすいです。

住所:山形県村山市楯岡東沢1番25号
お問い合わせ:0237-53-5655

 

9.羽黒山

歴史に触れたいなら山形の羽黒山に行ってみませんか。羽黒山の標高は400mほどで、山岳修験の場であり強い信仰の対象となっています。羽黒山にある出羽神社の参道を進んでいくと、国宝に指定される五重塔が見られます。この五重塔は東北地方において最古といわれ、そのそばには「翁杉」と呼ばれる樹齢1000年を超える杉がそびえ立ちます。

また、参拝者が身を清める場としても使われた須賀の滝も有名です。1000年というスケールの大きさを、このパワースポットでぜひ体験してみましょう!22mを超える羽黒山大鳥居も見ごたえがあるので、写真に収めてみるのもいいですね。

住所:山形県鶴岡市羽黒町手向

10.徳良湖

冬になると人気スポットして注目を集めるのが徳良湖です。ため池百選にも選ばれているこの湖は、大正に作られた人工の池なのですが、多くのハクチョウが越冬にやってくるのです。湖の周辺にも見どころがありツツジの群生地やラベンダー畑が広がっていて、春になると多くの桜が花を咲かせます。

徳良湖は有名な花笠踊りの発祥の地でもあるのですが、堤防づくりの時に作業に従事した人々が歌ったものがもとになったとされています。周りには温泉やオートキャンプ場もあるので、泊りで行って自然を満喫しましょう!子供向けの広場も多くボート乗り場もあるので、大人も子供も一緒に楽しめますよ。

住所:山形県尾花沢市二藤袋


11.銀山遊歩道

澄んだ渓流を楽しめるのは銀山遊歩道です。銀山温泉街から銀鉱山に向かう道にあり、絵本の世界に迷い込んだような風景が迎え入れてくれます。

散策路は一本ではなく、パワースポットなどの複数の名所と結ばれており、目的地によってコースを選べます。そのなかでもマイナスイオンを感じることができる白銀の滝や静かな銀鉱洞、川のせせらぎを楽しめる河鹿橋がオススメです!

銀山遊歩道は、冬場になると雪が積もって進めなくなることがあり、春先はぬかるみがひどくなるようなので夏や秋にいってみるのがいいでしょう。夏に行くのであれば、夏場でも涼しい「夏しらず坑」へ行ってみて涼をとるのも最高です。銀山温泉は「千と千尋の神隠し」のモデルになったともいわれていて実際そっくりな建物が多いので、そちらも散策してみましょう。

住所:山形県尾花沢市銀山新畑地内
お問い合わせ先:0237-22-1111(尾花沢市 商工観光課)

 

12.由良海岸

美しい砂浜とのどかで開けた風景が広がる由良海岸は天気のいい日のドライブには最適です。水質のいい場所の証として「海水浴場百選」にも選ばれていて、海水がとっても澄み渡っています。

夏になると海水浴客でにぎわい、キャンプに訪れる人も多いです。この場所のもう一つのポイントは泳ぐことだけではなく、海岸の向かい側にあって橋で繋げられた白山島にあります。橋を渡ると白山神社があって、島の周りに敷設された散策路を歩くことができます。より強く海風を感じ爽快感がありますよ!

また釣り堀もあるので、泳がない人はこちらでのんびり釣りに興じるのもいいでしょう。日が落ちて来ると美しい夕日が見られる絶景スポットも備えているので、思わず一日中遊びつくしてしまうことでしょう。

住所:山形県鶴岡市由良地内(由良海水浴場)
お問い合わせ先:0235-73-2250(由良温泉観光協会)

 

13.玉簾の滝

幻想的で力強い滝を見るなら玉簾の滝へ行きましょう!杉に囲まれた森を進むと、高さ63mもの直瀑があらわれます。くねらず真っすぐに落ちてくる水勢には力強さがあり、ついじっくり見つめてしまうほどです。玉簾の滝は約1200年前に弘法大師が見つけたと言われていて、ご神体として信仰の対象になっています。

そのまま見てももちろん美しいのですが、春先4月から5月にかけてと夏の8月の間はライトアップが施され普通ではお目にかかれない光の演出を見られますよ。また寒さの厳しい冬になると、氷瀑も見ることができます。氷爆はちょうど1月から2月に見頃をむかえますので、その時期に訪れてみてはいかがでしょうか?ただし冬の間の除雪はされないということで、専用の装備が必要になることだけは注意しておきましょう

御嶽神社が祀られる玉簾の滝で特別な気を感じるもよし、夏の涼みに来るのもよしです。紅葉の名所でもあるこの場所を四季を通じて楽しみましょう。

住所:酒田市升田字大森
お問い合わせ先:0234-64-3115 (酒田市役所 八幡総合支所 建設産業課)

 

14.三崎公園

山形県と秋田県にまたがる位置にあるのは三崎公園といい、太陽の照り返しがきれいなオーシャンビューが広がる海浜公園です。なぜ「三崎」というのかといえば、その名の通り三つの岬からなるからです。不動、大師、観音と呼ばれる岬があり、切り立った崖になっているのが特徴。

標高は70mもあるので眺めは最高!景色がいいだけではなく、ちょっとした言い伝えもあります。はるか昔この三崎山には「手長足長」と呼ばれる山をまたぐほどの手足の長い怪物がいて、通りかかる人をとって食べていたそうです。人々は大変その怪物を恐れていたのですが、山にいる三本の足を持ったカラスの怪物がいる時に「ウヤ」と鳴き、いないときは「ムヤ」と鳴くのでそれを頼りに道を進んだそうです。

この鳴き声により三崎山の関所は「有耶無耶の関」と呼ばれるようになったと言われています。ちなみに手長足長は後にやってきた慈覚大師によって退治されてしまったそうなので、ドライブにいく時は安心してください。この物語にまつわる建造物が敷地内にあるので、ぜひ見てみましょう。

住所:山形県飽海郡遊佐町吹浦字三崎地内
お問い合わせ先:0184-46-2826(にほか市役所)

 

15.天童公園

桜の名所として有名な天童公園は2000本の桜が春に咲き誇り、お祭りも開催される明るい公園です。広い芝生や池と噴水、きれいに整備された遊歩道があり、歩いているだけでも癒されます。天童公園は舞鶴山にあってこの山頂展望台からの眺めがまた絶景!月山を一望でき、最上川もその視界にとらえられます。

市のシンボルでもあるこの山は市民の憩いの場となっているのです。歩くだけではなく、バーベキュー施設があるので申請することで利用できます。また花も桜以外にツツジやヒガンバナが季節ごとに咲くので、どの季節にいっても楽しめますよ。あえて夜にいって夜景を眺めるのもいいですね。ちなみに四月の桜まつりでは「人間将棋」が行われるのですが、甲冑を着込んだ将棋の駒役の人達がずらりと並ぶ姿は中々壮観なのでオススメです。

住所:山形県天童市天童城山
お問い合わせ先:023-654-1111(天童市役所)

 

16.牛渡川

夏の暑い日には湧き水が流れる牛渡川に涼みに行ってみましょう。飽海郡にある牛渡川は、びっくりするくらい水が澄んでいるので川底までよく見える人気の納涼スポットです。川底には藻が群生しているのですが、鮮やかな緑色が美しく爽やかな風景が特徴です。

この藻には「梅花藻」という名前があり、きれいに澄んだ水辺にだけ群生します。6月になるとこの藻には小さくて白い可愛らしい花がつき、水面でゆらゆらと揺れるのでいっそう川が美しく彩られます。秋になるとサケが産卵のためにぼってくるなど生態系も大変豊か。まさしく癒しを体感できる場所なのです。

この牛渡川のそばには丸池と呼ばれる場所もあり、そちらはエメラルドグリーンの神秘的な池です。地元の人の信仰対象になっていて「丸池様」と呼ばれて保護活動が進められています。牛渡り川を訪れた際には、丸池も訪れるとよいでしょう。

住所:山形県飽海郡遊佐町吹浦
お問い合わせ先:0234-72-5666(NPO法人遊佐鳥海観光協会)

 

17.萱滝

萱滝では水が岩肌を勢いよく滑り落ち光景が見られます。落差は20mあり、川幅が広いためそばに寄ってみるとかなり迫力があります。一帯は木々に囲まれており、森林浴を楽しみながらマイナスイオンをたっぷり感じることができます。

この滝の特長は、下からだけではなく、滝の上の方から滝つぼを覗き込めるところにあります。せっかく行くのであれば両方目に焼きつけておいたほうがお得です!遊歩道はあるのですが、しっかり舗装されていない森の中を進むので、歩きやすい靴を用意しておきましょう。

住所:山形県上山市菖蒲地内
お問い合わせ先:0236-672-0839(上山市観光物産協会)

 

18.奥山寺遊仙峡

冒険気分を味わいたい方はぜひ奥山寺遊仙峡にいきましょう!ハイキングコースとしても人気がある場所なのですが、実際行ってみるとあまりほのぼのとした場所ではありません。遊歩道の周りや上を覆いつくすように木々が茂り、岩場の間を潜り抜けるように道が続いていきます。岩肌にはハシゴがかけられ、もはやハイキングというよりトレジャーハントにきたような世界が広がっています。

しっかり最後まで歩きぬこうとするのであれば装備を整える必要がありますが、道中は決して退屈させられないはずです。双滝や仙人洞窟、石橋がとくに見どころですよ。気軽な観光スポット…とは行きませんが、アクティブに散策したい人にはオススメの渓谷と言えるでしょう。ただし天気の悪い日はもちろん危険を伴うこともありますし、野生動物にも注意が必要です。

住所:山形県山形市山寺
お問い合わせ先:023-695-2816(山寺観光協会)

 

19.肘折希望大橋

肘折希望大橋は上空から見ると見事なS字を描いている赤い橋で、車で通行できます。総工費は19億円で、螺旋状の道路は山肌から温泉郷に向けて繋げられています。橋の上の方には車が数台停められるスペースがあり、降りてみればそこから肘折温泉郷を一望できるので、移動する前に一息ついてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、肘折希望大橋は「ラーメン橋」という名称でも親しまれています。「ラーメン」はドイツ語で「骨組み」を意味します。鋼製ラーメン構造によって橋が作られているので、そう呼ばれています。

S字ではありますが比較的車で走りやすいので、ドライブの際はぜひここを通ってみてくださいね。春先も雪が残っていていい景色なのですが、夏に行けば一帯が薄い緑色に包まれてより素晴らしい景観が生まれるのでこの頃を狙ってみるのもいいでしょう。

住所:山形県最上郡大蔵村南山
お問い合わせ先:0233-75-2111(大蔵村役場)

 

20.鶴岡市立加茂水族館

日本一の「クラゲ水族館」とも言われる鶴岡市立加茂水族館は、ぜひ一度見ておくべきでしょう。館内にはさまざまな淡水魚や海水魚が展示されていますが、この水族館はクラゲの収集展示に力を入れていて50種類以上も展示しています。展示方法にこだわり光に照らされたクラゲたちはまるで妖精のような見た目です。とくに人気があるのはクラゲドリームシアター。丸くかたどられた水槽のガラスは直径が5mあり、中には透き通ったクラゲが2000匹もいるのです。ここまで大規模なクラゲの展示はまず他では見られません。子供にも人気ですが、その幻想的な演出には大人も癒されてしまいますよ。クラゲの給餌解説が午前と午後2回ずつ行われるので、こちらもぜひ見ておきたいところです。ちなみにこの水族館、他の水族館と違って屋上に進むこともできます。屋上施設には芝生が広がり、階段も綺麗に整備されています。日本海に面しているので波の音に耳を傾けながら休憩できる人気のスポットです。飲食も許可されているのでお昼やオヤツタイムにどうでしょうか。

住所:山形県鶴岡市今泉大久保657−1
お問い合わせ先:0235-33-3036

 

21.松ヶ池公園

明治29年頃から本格的な整備が行われて開園した松ヶ池公園は、後に花作町から受けたつつじを植樹し5月になると見事な花を咲かせるつつじの名所へ変わりました。芝生や噴水の周りをふかふかの真っ白なつつじが埋め尽くしていてとても美しいことから「白つつじ公園」の名前でも親しまれています。つつじの数は3000株!これらつつじの中でも多く称賛の声が寄せられているのが「七兵衛つつじ」古木群です。公園中心部にあって樹齢は750年と推定されています。見た目にも大きく寄り集まったつつじは、明らかに他のつつじと違っていて空に浮かぶ雲のようにもこもこしています。長井市から天然記念物の指定を受けている大輪をその目に焼きつけておきましょう。子供用遊具などもあるので市民の憩いの場になっている、穏やかな公園です。

住所:山形県長井市神明町3-38
お問い合わせ先:0238-88-1831(やまがた長井観光局)

 

22.高瀬峡

鳥海山で本格的に登山をする気力がない人は、高瀬峡でハイキングをしませんか?深い自然と木漏れ日、豊かな水に恵まれた山の中はハイキングコースが敷設されていて、普段アウトドアをしない人でも進みやすいように設計されています。途中にはつり橋や薬師滝、大滝不動様や大滝といった多数の自然スポットがあるので歩く足も自然と軽やかになります。夏は濃い緑が広がる高瀬峡ですが、秋は紅葉のスポットへ変わっていくので紅葉狩りにもオススメ!ただ初心者向けといっても山の中を進むことに変わりはないので、長袖長ズボンと歩いやすい靴はしっかり準備していきましょう。また高瀬峡はホタルの生息地になっているということで、6月をすぎると飛び回るホタルを見かけるそうです。遊佐町の一帯で見られるそうなので、泊りで見に行くのもいいかもしれません。駐車場付近には湧き水が出ていて、こちらは飲み水に利用できるので、ドライブの休憩に寄って汲めます。

住所:山形県飽海郡遊佐町藤井
お問い合わせ先:0234-72-5886(遊佐町役場 企画課観光物産係)

 

23.最上川堤防千本桜

最上川は川を眺めてクルーズするだけが楽しみではありません。この川は桜の名所でもあり、最上川沿いのさくら大橋から長井橋までの両岸約2kmに渡って約300本ものソメイヨシノが植えられています。桜は1915年の大正天皇御即位大典の記念で植えられたものなので、樹齢が100年を超えるものが多く大きさも花の数も立派です。背景には山々が連なり、春のはじめということで頂きに薄っすら残っている雪がまたいい演出をしてくれます。平成に入ってからは左岸にフットパスが整備されているので、川に沿って花を見ながらのんびり歩けるのもポイントです。桜と一緒に梅林の見どころでもあるので、ちょっと贅沢な小道。菜の花の群生地もあるので、こちらも必見ですよ。松ヶ池公園の駐車場に車を停めて歩いていける距離なので、アクセスもしやすいです。

住所:山形県長井市神明町3-38
お問い合わせ先:0238-88-1831(やまがた長井観光局)

 

24.ドッコ沼 

神秘的なエメラルドグリーンの輝きを放つドッコ沼はご存知でしょうか。ちょっとヘンテコな名前ですが、かつてここには竜が棲んでいたという伝説が残る沼です。沼を訪れた一人の法師が竜を鎮めるために呪文を唱えながら、金剛杵の一種である独鈷(どっこ)を投げ入れ、竜を水神として祀ったそうです。ちなみに独鈷というのは煩悩を打ち払う仏具のことを指します。もう一説には沼の形が独鈷に似ているため命名されたなど、語源は諸説あるようですね。沼の一周は350mあり、水の深さはおおむね2mほどになっています。沼の真横には休憩用のベンチが用意されていますから、散策に訪れた人の癒しポイントです。晴れていると木々の間から落ちる木漏れ日が美しく、透き通った沼を眺めなら一息つけます。また秋は周囲を囲む木々が真っ赤に色づくので、夏とは違った穏やかな雰囲気に変わります。湖面に映し出される紅葉も見どころです。

住所:山形県山形市蔵王温泉ドッコ沼
お問い合わせ先:023-694-9328(蔵王温泉観光協会)

 

25.水の町屋七日町御殿堰

町の間を縫うように水が流れる七日町は癒し溢れるスポットです。もともと400年前に山形城主であって鳥居忠政が農業用水などを確保するため作った水路で、山形五堰の内の一つ「御殿堰」が流れている場所でした。この地域に開発の手が入り、モダンな和風建築と水路という取り合わせが美しい通りへ変化しました。石を積み上げて作られた水路を通過する水は澄んでいて、道も綺麗に舗装されているので散策しているだけで気持ちがよくなります。この水路には清流でした育たない梅花藻も見られるそうですよ。水路の前には2階建てのお店が連なりお茶屋さんや呉服店、カフェや蕎麦屋さんから構成されています。山形市役所と比較的近くアクセス良好です。通り自体は長いものではないので、市内にドライブを訪れた際は休憩に訪れてみるのはどうでしょう。

住所:山形県山形市七日町2丁目7
お問い合わせ先:023-623-0466(七日町御殿堰開発株式会社)

 

26.鶴岡公園

四季折々でさまざまな自然の姿が見られる鶴岡公園は、桜の名所で知られています。公園内は掘がいくつかありますが、もともとここには庄内藩の鶴ヶ岡城が建っていた場所です。明治時代に廃城令が下され、鶴ケ岡城も1875年にはすっかり取り壊されてしまいましたが、代わりに公園整備が進められバラや菖蒲といった草花が豊かなスポットへ変貌。中でも桜の木は立派で、敷地内には730本にも及ぶ桜が植えられています。山形県内随一とのことで日本さくら名所100選に選ばれました。城は取り壊されて残っていませんが、城があった当時から一緒に建ってる稲荷神社は難を逃れ現在まで残されています。神社脇にある石などは城の一部に使用されたものがそのまま置かれているとのことで、少しではありますが鶴ケ岡城の面影を追いかけることができますよ。自然巡りをした後は、歴史をなぞって歩くのもこの公園での醍醐味といえます。

住所:山形県鶴岡市馬場町4
お問い合わせ先:0235-25-2111(鶴岡市役所)

 

27.庄内藩校致道館

庄内藩における教育のために1800年ごろ当時の藩主酒井忠徳によって作られた藩校です。一時教育の根幹が揺るぎ、将来を担う藩士に憂いを感じたことに端を発して設立されました。古い学校らしからぬ、それぞれの個性を重んじ伸ばしていくという教育方針のもと人材育成が進められました。1873年には廃校となってしまいましたが表御門、聖廟、講堂、御入間を残し1951年に国から文化遺産に指定されています。今でいう小学校から大学までの教育がこの施設一つに詰め込まれていて、所定の学問に合格することで昇給していく仕組みでした。聖廟は孔子を祀った儀式を行い、御入間は藩主が訪れた際に利用したものです。藩校に通う生徒は表門からではなく、東御門から出入りするなど使われ方が決まっていたので、当時の様子を想像しながら敷地内を巡ってみましょう。入館料無料なのが嬉しいポイントでもあります!

住所:山形県鶴岡市上山添字文栄100
お問い合わせ先:0235-57-4868

 

28.山形市郷土館

和風建築や城の跡など和の面影を多く残す山形ですが、医学や郷土資料を展示している山形市郷土館はちょっと珍しい形の洋風建築です。明治時代に病院として建てたられたのをはじめに、東北地方における西洋医学の先駆けとしての役目を果たしました。昭和に入ると建物が老朽化し解体を迫られましたが、国から重要文化財の指定を受け移築後に復旧工事が行われました。現在は名前の通り資料館として一般の人々にもその内部が公開されています。写真で上から見るとよくわかりますが、建物は正面入り口からぐるっと丸いドーナツ型をしているのが特徴です。デザインが優れているのできっと色々な角度から写真を撮りたくなると思います。霞城公園の中にあって自然が豊かですし、建物の外側にある花壇が春にはにぎわいを見せるので、中と外の両方をぜひ見て楽しんでいきましょう。少し前までは有料でしたが、現在は無料で観覧できますよ。

住所:山形県山形市霞城町1-1
お問い合わせ先:023-644-0253

 

29.もみじ公園

東原町にあるもみじ公園は、秋になるとその名の通り木々が強い赤に色づく紅葉の名所です。中は日本庭園になっていて、1665年頃山形城城主によって巨刹宝幢寺の庭を改めたものだそうです。遠州流池泉回遊式の庭で池や茶室が作りつけられている穏やかなスポット。とても広い庭園というわけではありませんが、池の水面には紅葉が写り込むなど心を打たれる景観が人気です。市街にあっても静かな場所という理由からも散策に訪れる人から好まれています。ちなみに庭園内の茶室「清風壮」と「宝紅庵」は現在お茶会などの催し物に貸し出されています。問い合わせるとここで結婚式をあげることもできるそうで、紅葉の中の式というのも鮮やかで素敵ですね。

住所:山形市東原町2-16-7
お問い合わせ先:023-641-1212(山形市公園緑地課)

 

30.文翔館

建物だけを見ると一瞬外国に来たように思える文翔館は旧県庁舎です。洋風の旧庁舎より前にも庁舎はあったのですが、火災により焼失したため1916年にイギリス様式を取り入れた庁舎をレンガで作りました。しかし1975年になると庁舎としての役目を終え、現在は国の重要文化財に指定された上で、山形における歴史や文化の資料を中心に展示が行われています。中は3階建ての作りで2階と3階にギャラリーが集中しています。内装はお城のようであり、中庭もあって居心地がいいですよ。部屋によっては昔働いていた人々の姿を人形で再現しているので何だか映画を見ているようです。見どころはこうした一般の展示に限らず、文翔館を印象つける時計塔にもあります。時計は振り子式で、入り組んだ装置によって現在も動き続けています。この時計塔内部は時々公開されるそうなので、タイミングが合えばぜひ見学会に参加してみましょう。るろうに剣心のロケ地としても使用された場所なのでファンは必見です!

住所:山形市旅篭町3丁目4番51号
お問い合わせ先:023-635-5500

 

山と水に恵まれた山形県の紹介でした。同じ山でも見える風景も、感じる空気もがらりと変わるのを感じるはずです。体力に自信がない人は、ゆるやかな登山コースやロープウェイを利用して、周囲を一望してみましょう!

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