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7人乗り仕様に進化、新型メルセデス・ベンツ GLEを紹介
メルセデス・ベンツのミドルクラスSUV、GLEクラスがフルモデルチェンジを受け、2019年6月よりデリバリーが開始されました。内外装デザインの刷新とホイールベースの大幅な延長、さらにAクラスで話題となったMBUXなど、商品力を増した新型GLEクラスについて紹介します。
更新日2019/07/12GLEとは?
メルセデス・ベンツの数あるラインナップのなかで、ミドルクラスSUVのカテゴリーに投入されるのが、GLEクラスです。
その前身は、1997年にプレミアムSUVとしてデビューしたMクラスで、2015年のマイナーチェンジを期にEクラスのSUVという位置づけを明確にするため、GLEクラスという名称に変更されました。
新しいGLEクラスは、モデル歴代4代目にあたり、プレミアムSUVとしての特性はそのままに、内外装デザインを一新、さらに最新技術と装備によって補強されています。
7人乗り仕様が全グレードに標準装備
新型GLEクラスのボディサイズは、全長4,924mm×全幅1,947mm×全高1,772mm。ホイールベースは、従来モデルよりも80mm延長され、2,995mmとなり、ボディも105mm延長されました。
このホイールベース延長によって、メルセデスでは初めてとなる3列シートを全モデルで標準採用したことでしょう(欧州仕様では5人乗り2列シートもあり)。ボディサイズの拡大にともなって居住性やラゲッジスペースは広くなっていますから、多人数乗車に対応した3列シートの導入は、日本のユーザーにとってうれしい仕様ではないでしょうか。
そのサードシートは、50:50の分割可倒式。ラゲッジフロアに格納することも可能なので、荷物の大いときに積載の邪魔になりません。3列シートレイアウトを採用するにあたり、GLEクラスでは電動セカンドシートを採用。スイッチひとつで前方にスライドできるイージーエントリーを採用しました。
パワートレインは3種類
パワートレインは、2種類のクリーンティーゼルと、ISG(エンジンとトランスミッションの間に搭載されるディスク型のモータージェネレーター)搭載の3.0Lガソリンターボの3種類がラインナップされています。
なかでも、新開発の直噴ターボディーゼルは、2.0L(4気筒)と3.0L(6気筒)をラインナップ。この2つのエンジンは、アルミニウム製のクランクケースによる軽量化と、特殊なコーティングをシリンダー内に施すことによるフリクション低減によって、スムーズな吹け上がりと素早いレスポンスを実現しています。
音声認識機能MBUXを搭載
「Hi、メルセデス!」で話題となった革新的なインフォテインメントシステム、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)が、採用されました。
自然対話式音声認識機能のMBUXは、ユーザーがシステムに向かって「Hi、メルセデス」と話しかけるだけでシステムが起動します。
さらにこの機能には人工知能による学習機能があり、特定のユーザーに適応する個別対応能力が備わっています。これにより、よく行くお店、好みの音楽など、車両が先読みしてナビゲーションやインフォテイメントシステムを設定してくれます。
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先進安全装備 インテリジェントドライブを搭載
新型GLEクラスには、Sクラスと同等の運転支援システムが搭載されています。
フロントには、前方約250m、側方約40m、後方約80mをカバーする長距離レーダーと、約90mの3D視を含む約500m前方をカバーするステレオカメラが備わっており、これらによる情報をもとに各運転支援システムを作動させます。
特にアクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付き)は、対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくる対向車と衝突する危険があると検知した場合、車速10km/h以内であれば自動ブレーキを作動させる機能があります。
ライバルひしめくミドルクラスSUVというカテゴリーへ投入されるGLEクラス。高級ブランドとして高い商品力が求められていることがよくわかりますね。