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お買い得なミニ クロスオーバー特別仕様車。バッキンガム/ノーフォークエディション
各自動車メーカーが用意する特別仕様車は、それぞれのそのときどきのコンセプトに沿った改造によって、オリジナルよりも魅力を高めています。もちろん人気のミニ クロスオーバーも多分にもれず、現在は、2つのタイプの特別仕様車が用意されています。1台はワンをベースにしたバッキンガム、そしても1台はファッションブランドとコラボしたノーフォークエディションです。それぞれの仕様と、過去に発売された特別仕様車について解説します。※2019年9月3日時点の情報です。
更新日2019/09/03バッキンガム/ノーフォークエディションとは?
2017年にフルモデルチェンジを行ない、2代目に進化したミニ クロスオーバーに同じ年の10月から用意された特別仕様車が『バッキンガム』です。
エントリーグレードのワンをベースにしたバッキンガムは、ユーザーにとって人気のオプションパーツをあらかじめ装備するとともに、エクステアリアには専用のサイドスカットルやリヤガラスステッカー、LEDヘッドライトやマルチファンクション付きのスポーツレザーステアリングなどを装備しているのが特徴です。
加えてタッチパネル式のMINIナビゲーションシステム、安全装備としてドライビングアシスト、クルーズコントロール、コンフォートアクセスといった多くのオプション装備があらかじめ装着されているのも見逃せないポイントです。
ボディカラーは、ライトホワイトソリッド、ミッドナイトブラックメタリック、チリレッド、ソリッド、メルティングシルバーメタリックの4色。気になる価格は364万円。ベースのワンが345万円なので、19万円の差額で前述した装備を手に入れることができます。その内容を考慮すれば、かなりのお買い得モデルといえるでしょう。
そしてもう1台、2019年2月から販売されている特別仕様車が『ノーフォークエディション』です。
”旅”をコンセプトにしたノーフォークエディションは、ファッションブランド「F/CE.」のデザイナー、山根敏史氏とのコラボレーションにより生まれた限定車です。
ベースのクーパーD クロスオーバー オール4のボディカラーは、イギリスの深い森を想起させるブリティッシュレーシンググリーンメタリック。そこに山根敏史氏の手による左右非対称の専用ボンネットストライプやストリートサインをモチーフにした専用ネームバッチ、ピン・スポークブラックの18インチホイール、ブラックルーフ&ミラーキャップ、アディショナルLEDヘッドランプセット/LEDフォグランプなどを装備しています。
またインテリアは、専用のレザレット・シート(スポーツシート)にはじまり、エンジンの回転や操作などに反応してセンターメーターのリング部が光るMINIエキサイトメントパッケージ、レインセンサー、ヒーテッドウインドウシールド、自動防眩ルームミラーがセットになったビジビリティパッケージなど、高級感が高められています。
さらに機能面では、ストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロールや前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキといった安全運転をサポートする機能をはじめ、タッチパネル&ミニコントローラーで操作できるナビゲーションシステム、ETC内蔵ミラー、リヤビューカメラ、パーキングディスタンスコントロール、アダプティブLEDヘッドライト/LEDデイライトリングなどが標準装備されます。
車両価格は495万円。ベースのクーパーDクロスオーバー オール4は439万円なので、こちらもお買い得なモデルとなっています。
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過去に販売されていた特別仕様車
前述した2台以外にも。クロスオーバーにはこれまでもいくつかの特別仕様車が用意されていました。
もっとも近いところでは、2018年2月に発売された『ブラックヒース』がありました。
クーパー Sの日本初導入に合わせて登場したブラックヒースは、JCW(ジョン・クーパー・ワークス)専用のブラックルーフレールとサイドシルフィニッシャー、ヘッドライトおよびリヤライトまわりにはブラックリング、さらにはボンネットに専用ブラックストライプ、ブラッシュドアルミ調デザインのホイール。
インテリアにもJCW専用装備のブラックヘッドライナーに、シートやサーフェスもブラックでまとめられているなど、黒を基調としたパッケージは、都会的な雰囲気を纏っています。日本国内250台限定で、車両価格は480万円でした。
もちろん先代クロスオーバーにもいくつかの特別仕様車が用意されていました。2015年発売の『パークレーン』は、アールグレーのボディカラーにオークレッドのルーフとミラーキャップが特徴。ホイールは、18インチのターボファンスポーク。
インテリアもグレーを基調としており、専用デザインのインテリアサーフェスに、マルチファンクションステアリングを装備していました。
パークレーンは、クーパー D、クーパー D オール4、クーパー S D、クーパー S D オール4に設定されており、ベース車との価格差は16〜36万円となっていました。
同じ2015年の5月に発売されたのは、“夏”をイメージした特別仕様車。『マリン』と『サンライト』です。
波をモチーフにした限定色カイトブルーを纏ったマリンと、夏の太陽をイメージした限定色インターチェンジイエローを纏ったサンライトは、専用色とともに目に映えるサイドストライプが特長になっています。
ベースは、ともにクーパー S Dとクーパー S オール4で、ホイールはマリンに18インチのシルバーアロイ、サンライトには18インチのブラックアロイが奢られるとともに、サンライトにはブラックリフレクターヘッドライトやオプションのピアノブラックエクステリアが装備されていました。
さらにさかのぼった2012年には、BMWミニの発売10周年を記念した『バッキンガム』がありました。
こちらは現行クロスオーバーのバッキンガムと同様にワンをベースにした特別仕様車で、3色のボディカラーに、スポーツストライプやオプションの16インチアロイホイール、専用シートと専用色のインテリアサーフェスなどが装備され、ベースモデルとの価格差は10万円となっていました。
レギュラーモデルにくらべお買い得感の強い特別仕様車。価格のみならず、専用のカラーや装備など、魅力が多いモデルでもありますから、愛車の購入や買い替えを考える際には、選択肢のひとつに入れてみてはどうでしょうか?