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ミニ、500Xなど初心者にもおすすめのちっこいコンパクトSUV7選
ひと昔前、“SUV”といえば大柄なボディをイメージさせるものでしたが、現在は、大きなSUVから小さなSUVまで、そのボディサイズは様々です。中でも小さめのSUVは、クルマの運転にまだ不慣れな方や、少人数での移動がメインの方などを中心に人気が高まっています。そこで今回は、「初心者にもおすすめのちっこいSUV」を5台、紹介いたします。※軽自動車は除いています。 公開日:2019年7月19日
更新日2020/08/111.スズキ ジムニーシエラ
ジムニーは、伝統のラダーフレームによる高い悪路走破性を持つ、本格的なクロスカントリー4WDとして50年近くの歴史を持つモデルです。ジムニーシエラは、ジムニーの普通自動車規格としてラインナップされており、オーバーフェンダーやバンパーなどの専用外装によって、全長や全幅がジムニーより大きくなっています。
しかし、室内寸法やホイールベースはジムニーと同じですから、普通自動車にしてはキャビンが小さく、荷室容量もファミリーユースには向きません。しかし逆に、そのコンパクトなサイズ感が“絶妙に丁度良い”と感じるSUVです。
エンジンは1.5LのDOHC16バルブ4気筒(102PS)を搭載しており、ジムニーよりもトルクやパワーの面で余裕があります。ぬかるんだ道や険しい山道、雪道などを走行する機会が多い方には、非常に頼もしい一台になるはずです。
2.トヨタ ラッシュ
ラッシュは、ダイハツ ビーゴのOEM供給として、日本国内では2016年までトヨタで販売されていたコンパクトSUVです。現在は海外でのみ販売されています。
ラッシュは、親しみやすいデザインの外観と内装、そして市街地でもアウトドアでも使いやすいサイズが特徴です。ダウンヒルアシストコントロールやヒルスタートアシストコントロール(タイプや年式によって装備の有無あり)、センターデフロック機構付きのフルタイム4WDシステムなど、悪路走破性を意識したメカニズムも充実しており、見た目以上に守備範囲が広いモデルとなっています。
最小回転半径は4.9メートルと、前述のジムニーシエラと同等の小回りの良さに加え、数多くのユーティリティスペースや安全装備の充実など、普段使いにも適した一台といえるでしょう。
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3. 三菱 パジェロイオ
三菱を代表するSUV、パジェロと、2012年に生産終了となった軽自動車規格の4WDモデル、パジェロミニの中間に位置するコンパクトSUVとして、1998年に誕生したモデルです。
前モデルのパジェロジュニアがパジェロミニをベースに開発されたのに対し、パジェロイオには全く新しい専用ボディとシャシーが採用されています。
三菱の乗用モデルの多くに搭載された1.8L GDIエンジンと共に新開発のスーパーセレクト4WD-iを組み合わせることで、路面状況に応じて2WDや4WDなど4つのモードを路面状況に応じて切り替えることができます。
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4.ミニ ミニクロスオーバー
BMWのスモールカーブランド、ミニでラインナップされるミニクロスオーバーは、コンパクトでおしゃれなSUVです。
往年のミニをモチーフとしたルックスに、ハイグロス・ブラックの専用バンパー、そしてバンパー中央にはデザイン・エレメントが施され、クロスオーバーSUVの力強さが表現されています。また4WDモデルでは、電子制御4WDシステムにより、路面状況に応じてフロント・アクスルとリア・アクスル間で適切にトルクが配分され、最適な駆動力を確保することができます。
パワーユニットはクリーンディーゼル、ガソリン、プラグインハイブリッドがラインナップされており、グレードによって8速AT、もしくは6速ATが用意されています。また、アレンジ可能なリアシートは長尺物や大きな荷物を積む際に便利ですし、オプションのオートマチック・テールゲート・オペレーション、そしてラゲッジスペースに納められた、フェンダー汚れ防止フラップ付きのピクニックベンチなど、レジャーやアウトドアに便利な装備も充実しています。
5.フィアット 500X
500Xは、イタリアの自動車メーカーフィアットのコンパクトカー、500(チンクエチェント)のクロスオーバーSUVです。世界的な名車、フィアット500をイメージさせるかわいらしいエクステリアデザインに、ブラックアウトされたフェンダーアーチや、グリルガードを想起させるバンパーエレメント、独創的なLEDライトのデザインが逞しさを演出し、SUVらしい雰囲気が都会的なエッセンスと共にセンス良く表現されています。
室内空間はモデルのサイズを考えると、狭すぎず広すぎず、といったところですが、二人でアクティブな休暇を楽しむような使い方であれば必要十分な容量であるといえるでしょう。
都会的でモダン、そしてちょっとワイルドなイタリアンテイストを味わうのには、最適な一台です。
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6.ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ
2019年11月にデビューしたロッキーは、ダイハツのコンパクトカー向けプラットフォーム「DNGA-Aプラットフォーム」を採用した人気コンパクトSUVで、トヨタにライズというOEM車があります。
5ナンバー規格に収まるコンパクトサイズながら、室内空間は前後席ともに膝まわりにゆとりがあるのが魅力で、荷室容量も369LとコンパクトSUVではトップクラスの容量を誇り、荷室幅と荷室高に余裕をもたせたことで後席乗車時でも荷物をたっぷり積み込むことができます。
また、走行中に前方車両と歩行者を認識し、衝突の危険性をドライバーへ注意喚起、さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速する機能や、ペダルを踏み間違えた際に急発進を抑制するといった安全装備を標準装備。オプションには、駐車時のステアリング操作をアシストしてくれる機能も用意されています。
コンパクトサイズながらも考え抜かれた設計によって開放的な室内空間を実現し、エクステリアではコンパクトSUVらしからぬ存在感を示してくれるライズ/ロッキー。安全装備や駐車時の運転支援機能なども充実しているので初心者でも安心してステアリングを握ることができます。
※2020年8月追記
7.スズキ イグニス
イグニスは、スズキの軽クロスオーバーSUVであるハスラーと、コンパクトSUVであるエスクードの中間に位置付けされるSUVです。
使い勝手の良いサイズ感とSUVならでのアイポイントの高さが生む開放感、FFおよび4WDという2種類の駆動方式を用意したことで用途に合わせた走りが楽しめるなど、SUVとコンパクト車のメリットをともに享受できるイグニスは、全車でマイルドハイブリッドを採用。
K12C型の1.2L直4デュアルジェットエンジンに電気モーターを組み合わせたパワートレーンは、発電効率に優れたISG(モーター機能付き発電機)によって減速時のエネルギーを利用して発電し、加速時にはその電力を活かしてモーターでエンジンをアシスト。その結果、WLTCモードで2WD車19.8km/L、4WD車19.0km/Lという優れた燃料消費率を実現させています。
コンパクトなボディ設計によって最小回転半径4.7メートルを実現し、狭い道や駐車場での取りまわしがしやすいことでも評判のイグニス。プラットフォームには安定した走りを生む新開発の「HEARTECT(ハーテクト)」が用いられ、軽量化と高い安全性を両立させた新軽量衝撃吸収ボディの「TECT(テクト)」も採用するなど、安全面でも自信をもっておすすめできる1台となっています。
※2020年8月追記
コンパクトSUV市場はまだまだ人気で拡大傾向にあるようです。今後も、各メーカーから新型モデルが投入される可能性は十分にありますので楽しみに待ちましょう。