プロモーション

【SUVで紅葉を見に行こう】岩手県の紅葉スポット8選

岩手県は自然に恵まれ、山深い場所には絶景を見られるスポットがたくさんあります。そして、秋には朝晩の気温差が大きいために、紅葉が美しく色づきます。今回はそんな岩手県の紅葉スポットを8つ紹介します。今年の紅葉シーズンには岩手県の紅葉スポットのドライブで、その美しさに触れてみてはいかがでしょうか。

更新日2019/09/12

1.毛越寺(もうつうじ)

毛越寺
毛越寺は世界遺産の平泉を構成する寺院のひとつで、9月中旬から下旬に萩の花も見頃を迎えると、モミジもうっすらと赤みをおび、秋の訪れが感じられます。紅葉は庭園内で手入れされたカエデやモミジが主体となっており、10月下旬から11月中旬が見頃です。この時期になると浄土庭園が趣のある景観となります。

毎年11月1日から3日には秋の藤原まつりが開催され、紅葉の下で国重要無形民俗文化財である延年の舞や藤原四代公報恩法要、鹿踊り、神楽などの郷土芸能も披露されます。

庭園の中心には大泉が池があり、池の中央部には勾玉状の中島が残るなど、平安時代の優美な作庭造園の形状を現代に伝えています。池面に鏡のように映る紅葉は、絶好のインスタポイントなので、ぜひ写真におさめておきましょう。

住所:西磐井郡平泉町平泉大沢58
アクセス:東北自動車道・平泉前沢ICから約10分

 

2.盛岡城跡公園(岩手公園)


北上川と中津川の合流地点に位置する丘陵地を利用して築かれた盛岡城は、日本100名城、日本の歴史公園100選に選定されています。

天守閣は明治維新の際に取り払われ、今は見ることができませんが、現在は城内とその周辺で産出した花崗岩によって築かれた風格ある石垣が残されており、城跡を整備してできた盛岡城跡公園(別名岩手公園)とともに親しまれています。カエデやモミジが石垣にとてもよく映え、美しい景観となります。

公園は9ヘクタール以上あり広く、石川啄木の歌碑や、立原道造や村上昭夫などの文学碑、そして盛岡市歴史文化資料館など、文化に触れることができるスポットが多く存在する公園です。

秋の紅葉シーズンには貴重なカエデ・モミジ類など400本以上の木々が鮮やかに色づき、10月下旬からイタヤカエデ、イロハモミジ、ナナカマドなどが見頃を迎えます。

特に二の丸から本丸に向かう朱色の渡雲橋には、石垣と赤や黄色に色づいた紅葉のコントラストとがとても風情があります。散策しながら紅葉を楽しみましょう。

住所:岩手県盛岡市内丸1-1-37
アクセス:東北自動車道・盛岡ICから約20分

 

3.栗駒山(須川岳)


栗駒山は、東北地方のほぼ中央に位置する、岩手、宮城、秋田三県にまたがる標高1626mの名峰であり、岩手県側では須川岳と呼ばれます。また、焼石岳や神室山とともに栗駒国定公園や栗駒山・栃ヶ森周辺森林生態系保護地域として指定されています。

ここは150種もの高山植物が咲き乱れ、雄大な自然を楽しめるスポットです。山頂からは月山・鳥海山・蔵王連峰・駒ケ岳・早池峰山といった山々や太平洋までが一望できるほか、中腹に広がる須川高原では毎分6000Lを湧出する名湯が湯けむりを上げているなど見どころが満載です。

秋は全山をカエデ、ナナカマド、ブナ、ヤマウルシなどの紅葉が覆い、麓から見上げても、頂上から見下ろしても景色がきれいで、登山と合わせて紅葉狩りも楽しめます。

火山特有の景観や峡谷、湖沼、湿原と変化に富んだ風景が迎えてくれるのも大きな魅力で、大自然の風景や鮮やかな色彩を目当てにした多くの観光客で賑わいます。9月下旬に栗駒山日帰り登山ツアーが行われます。

住所:一関市厳美町
アクセス:若柳金成ICからいわかがみ平まで、クルマで約50分

 

4.中尊寺


中尊寺は、12世紀初めに藤原初代清衡が戦死者への供養と悠久の平和を願って再興した世界遺産にも登録されている由緒ある名所です。秋は大日堂から金色堂への参道沿いや中尊寺の本堂から奥にかけて並んでいるイロハモミジやヤマモミジが見事に紅葉します。神秘的な静寂に包まれた境内では老杉と鮮やかに色づく木々のコントラストを楽しむことができます。また経堂付近の紅葉は有名です。

紅葉の時期は菊の大輪や盆栽菊などが飾られる、菊祭りも開催されます。10月下旬から11月中旬までは夜間にライトアップを実施され、昼間とはひと味違う幻想的な雰囲気で紅葉を鑑賞できます。

住所:西磐井郡平泉町平泉字衣関202
アクセス:東北自動車道・平泉前沢ICより約5分

 

5.夏油高原温泉郷


秘湯として知られる夏油温泉がある夏油高原温泉郷には夏油川周辺、入畑ダム、夏油高原スキー場などの紅葉スポットが多数あり、例年10月上旬から下旬にカツラ、ナナカマド、ブナなどが見頃を迎えます。

入畑ダム展望広場を上がると、ダム周辺と北上平野を一望することができ、南西の方角には駒ヶ岳が見え、ダム周辺の紅葉も鮮やかに色ずきます。ほかにも、手つかずの自然が豊富な夏油高原でのトレッキングや、夏油三山(駒ケ岳、牛形山、経塚山)での登山など、様々な景色で紅葉を楽しむことができます。

さらに、夏油温泉の上流にある国指定特別天然記念物「天狗の岩」は、日本最大の石灰華ドームで、高さ17.6m、下底部の径約25m頂上約7mの巨大ドームは湧き出た湯が沈着して形成されており、紅葉との不思議なマッチングが見るものを感動させます。

毎年10月には、夏油高原スキー場をメイン会場に、夏油高原紅葉まつりが催されます。ここでは、美しい紅葉を眺めるゴンドラ遊覧、様々なステージショー、うまいもの市などが行われます。

住所:岩手県北上市和賀町岩崎新田
アクセス:東北自動車道・北上江釣子ICから約26分

 

6.平庭高原


標高800mの平庭高原は、約370万㎡の広さで平庭岳の中腹に広がっています。日本最大規模と言われる約31万本のシラカバ林と、レンゲツツジの群生地があることで知られる高原で、県立自然公園に指定されています。例年10月上旬から11月上旬にかけて、カエデ、シラカバ、モミジなどの木々が紅葉しており、多くの方が訪れます。

また、紅葉狩りのオススメスポットはつつじヶ丘。その名の通り、春のツツジが有名なスポットですが、整備された散策路は秋の紅葉狩りにも最適なコースとなっています。その他の立ち寄りスポットとして、東北唯一の闘牛となっている平庭闘牛大会があります。紅葉の季節の10月下旬にもみじ場所が開催されていますので、こちらも訪れてみましょう。

自然公園には、スキー場、パークゴルフ、闘牛場、 ワイン工場、ロッジ、レストラン、キャンプ場などレジャー施設も充実したフィールドとなっています。

住所:岩手郡葛巻町平庭高原
アクセス:九戸ICから約30分

 

7.仙人峠


釜石市と遠野市との市境にある仙人峠は、北上山地中にある標高887mの峠で、北上川支流の猿ヶ石川の支流早瀬川と、甲子川の分水界となっています。かつては、急カーブ・急勾配が続いていた仙人峠ですが、2007年に仙人峠道路が開通したためアクセスしやすくなっています。ただし、紅葉のオススメは旧仙人峠道路で、仙人トンネルの釜石側に抜けてすぐある広場から眼下に広がる景色を眺め、紅葉の中を通っていくドライブがおすすめです。また、近くには仙人峠ほど有名ではないものの笛吹峠という紅葉スポットもあり、紅葉をまじかに見ることができます。見頃は、例年10月下旬から11月上旬となっています。

住所:遠野市・釜石市
アクセス:遠野ICから約40分

 

8.八幡平(はちまんたい)


八幡平は、岩手県、秋田県にほぼ等面積に広がる、奥羽山脈北部の山塊で標高1614m。高原のあちこちに様々な形の火山起源の無数の沼や湿原が点在します。

人気スポットは八幡平御在所地区から山頂を経て秋田県のトロコ温泉に通じる全長約27kmのドライブスポット、八幡平アスピーテライン。アスピーテは楯を伏せたような形の火山を示す名称です。秋には枯れたアオモリトドマツや黄色い葉をつけたダケカンバの樹海が八幡平特有の景観を生み出します。

また、八幡平アスピーテラインの途中にある見返峠駐車場を起点とした八幡平山頂遊歩道は、八幡平山頂や八幡沼、鏡沼、メガネ沼、八幡平山頂、ガマ沼などの紅葉が楽しめる所要1時間のハイキングコースがあります。

さらに、松川渓谷では、例年10月上旬から中旬頃まで、ブナ、ナラ、カエデ、モミジなどの落葉樹が紅葉し、特に森の大橋から見る紅葉は美しく、八幡平を代表する紅葉名所にもなっています。松川温泉では露天風呂から紅葉を眺めることができます。

10月上旬には特産品の販売やステージショーが行われる八幡平山賊まつり、10月中旬には紅葉を楽しみながら県民の森エリア3kmをウォーキングする八幡平紅葉まつりといったイベントも開催されます。

住所:岩手県八幡平市細野
アクセス:東北自動車道・松尾八幡平ICから約40分

SUVのアソビ方を見てみる