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【SUVで紅葉を見に行こう】青森県の紅葉スポット8選

本州最北端に位置する青森県には、自然がそのまま残った場所がたくさんあり、十和田湖や八甲田山をはじめとする有名な観光スポットがたくさんあります。そして秋には壮大な自然に包まれるような感動を与えてくれる紅葉を見ることができます。今回は青森県の山々に抱かれた自然そのままの紅葉が見れる魅力的なスポットを紹介します。今年の紅葉シーズンにはぜひSUVで青森の紅葉を見に訪れてください。

更新日2019/09/25

1.白神山地

白神山地
青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がる白神山地は、ユネスコ世界遺産に登録された世界最大級の規模のブナ天然林が分布しており、いくつかの散策コースや登山コースがあります。

この世界遺産内を気軽に歩くことができる散策コースである、ブナ林散策道では、秋にはふかふかの落ち葉の上を黄葉のブナを眺めながら散策することができます。

また、白神山地に続く岩木山上流とその支流である湯ノ沢川、大沢川、大川など一帯、通称「目屋渓」沿いの紅葉も10月上旬から始まり下旬にかけて、カエデやもみじ、ブナをはじめとした木々が色づきく紅葉スポットで、自然の奥深さをぞんぶんに堪能できます。

この他にも白神山地の西麓にある十二湖の紅葉も見事です。実際は33の湖沼が点在するのですが、崩山の大崩から眺めると12の湖が見えることからこの名がついたとされています。青い絵の具を混ぜたように見える「青池」のほか、大小の湖沼がブナやカエデに彩られます。

住所:中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1(白神山地ビジターセンター)
アクセス:東北自動車道・大鰐広前ICから約60分

 

2.薬研渓流(やげんけいりゅう)


薬研渓流は東北自然道の一部で、手つかずの自然が広がり、県内でも紅葉の美しい所として知られています。整備された遊歩道は薬研橋から奥薬研温泉までの約4kmの道のりで、約1時間の散策が楽しめます。

見頃の10月中旬から下旬にかけてはカエデ、ヒバ、モミジ、ヤマザクラ、ヤマツツジ、ブナが一気に色づき、広葉樹林の紅葉に彩られた渓谷の美しさが見られ、時折カモシカも顔を覗かせます。

また、10月には紅葉まつりが開催され、なまっぴ、ニジマスの塩焼き、三平汁などの地元の料理が味わえます。

大畑川上流には、大坂夏の陣に敗れた豊臣方の武将、城櫓大内蔵佐兵衛が発見したと伝えられる薬研温泉郷があり、渓流沿いに美しく色づいたナナカマド、ヒバ、モミジを見ることができます。さらに、上流2km程のところには奥薬研温泉があるなど、温泉も楽しめる癒しの紅葉スポットとなっています。

住所:むつ市大畑町薬研
アクセス:青森自動車道・青森東ICまたは八戸自動車道八戸北ICから約3時間

 

3.十和田湖


十和田湖は青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがる、十和田八幡平国立公園内にある湖で、「十和田湖および奥入瀬渓流」として文化財の特別名勝と、天然記念物に指定されいます。

紅葉のシーズンには、湖畔全体がカエデの赤、ブナの黄に染まり、アカマツの緑も堪能できます。遊覧船もあり、湖上からの景色は、紅葉が映りこみ絶景です。

高村光太郎の傑作、おとめの像のある御前ヶ浜から桂ヶ浜までの遊歩道は紅葉狩りに最適です。

その他にも発荷峠や紫明亭、甲岳台等の展望所が紅葉スポットとなり、カツラ、トチノキ、ミズナラ、ブナなどが黄色に、ヤマモミジ、コミネカエデ、ウルシなどが紅色に色付きます。

また、大湯温泉郷から十和田湖に向かう国道103号線沿いには、止滝、中滝などの滝が点在し、森林セラピーロードも整備されています。渓流、滝、紅葉の競演は見ごたえがあり、癒されること間違いなしです。

住所:十和田市
アクセス:東北自動車道・小坂ICから約40分

 

4.八甲田山


八甲田山は青森市の南側にそびえる日本百名山の一つで、青森県のほぼ中央に位置しています。八甲田ロープウェーから、津軽平野や陸奥湾、遠くは北海道までも見渡すことができ、カエデやナラ、ブナなどが色づく様子を鑑賞できます。

紅葉は9月下旬から始まり、11月頃まで楽しめます。11月に雪が降れば、紅葉と雪のコントラストが楽しめます。八甲田ロープウェーは間を通じて運行しており、所要時間は、片道約10分で、山麓駅と山頂駅を繋ぎます。

周辺には地獄沼や竜神沼などの紅葉スポットもあり、合わせて楽しむことをおすすめします。

住所:青森市八甲田山
アクセス:東北自動車道・青森中央ICから約40分

 

5.城ヶ倉大橋


十和田八幡平国立公園内の景勝池である城ヶ倉大橋は、断崖絶壁で知られる城ヶ倉渓流に掛かっており、谷底からの高さは122m、橋脚間の長さは225mと日本最大級の上路式アーチ橋です。

美しいアーチを描く橋は、津軽と南部を結ぶ橋として地元民の方に親しまれています。そして、豊かな自然が残る城ヶ倉渓流を絶好のロケーションで眺められる紅葉の絶景ポイントです。

橋からは岩木山や八甲田連峰、青森市街地などを見渡せます。また、渓流を彩るカエデ、ナラ、ブナ、ダケカンバなどの紅葉は見るものを魅了し、連なる山々が遠くまで黄色や赤に染まっている景色は圧巻です。

また、城ヶ倉大橋の近くには、秘湯「酸ケ湯温泉」があり、柱が1本もない総ヒバ造りの千人風呂には、源泉の異なる「熱の湯」、「四分六分の湯」と呼ばれる2つの浴槽と打たせ湯(湯滝)があります。この湯は薬効があり、多くの湯治客が訪れます。そして、十和田湖から酸ケ湯温泉、そして城ヶ倉大橋へとつなぐ国道103号線沿いの紅葉が綺麗で、紅葉のトンネルを楽しむことができます。

住所:青森市荒川字南荒川山
アクセス:東北自動車道・黒石ICから約35分

 

6.中野もみじ山


中野もみじ山は、黒石市市街地から東に離れた、浅瀬石川上流の虹の湖西側にある標高263mの山で、亨和2年に弘前藩主が、紅葉や不動の滝に魅せられ、楓苗を取寄せ移植した、歴史あるもみじの名所として知られています。

移植したもみじが生育するにしたがって、もみじの名勝として名声を高め、京都の嵐山になぞらえて通称「小嵐山(こあらしやま)」とも言われています。多くの観光客で賑わう秋の紅葉シーズンでは、付近の地名や中野神社と合わせ「中野もみじ山」と呼ばれています。

林の中には動舘城跡や中野神社があり、樹齢が200歳以上のモミや、市の天然記念物に指定されている樹齢500年から700年の大杉が生育しています。

紅葉は10月下旬頃から11月上旬までが見頃で、紅葉期間中は夜間にライトアップが行われ、日中の紅葉狩りと併せて夜のもみじを楽しめます。また、ライトアップ実施期間の日中、不動の滝を臨みながら秋もみじを楽しめる「紅葉床」を設置し、「紅葉床」でお弁当を味わえるサービスも提供されています。

住所:黒石市南中野不動館27
アクセス:東北自動車道・黒石ICから約10分

 

7.奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)


奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園内にあり、十和田湖の子ノ口から焼山までの約14kmの奥入瀬川の渓流で、千変万化の渓流美と14の滝巡りが楽しめます。

下流の焼山から進んでゆくと、三乱(さみだれ)の流れ、阿修羅の流れなどがあり、渓流の中程には2段になっている落差約20mの瀑布、雲井の滝があるなど、変化に富んだ自然の美しさを堪能できます。

特に3つの川の流れが合流する「三乱の流れ」は、左右に流れ動く清流と、川の中央にある苔むした岩など神秘的な光景となっています。

基本的に道がなだらで、散策しやすいのが魅力で、オニグルミ、カエデ、ミズナラ、ヤマモミジ、ブナなどが道を包むように続いており、紅葉のトンネルとなっています。

紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬になりますが、お盆を過ぎたころから少しずつ秋の気配が感じられます。また、、雨の日には濡れた車道にも紅葉が映り込み、天も地も秋色に染まります。そして、秋の奥入瀬は紅葉もピークを過ぎると、足早に冬支度が始まります。

住所:十和田市奥瀬
アクセス:青森空港から約90分

 

8.蔦七沼(つたななぬま)


下北半島国定公園にある蔦七沼は、八戸市と八甲田山の間にある蔦温泉の裏手にある湖沼群で、奥入瀬エリアに位置し、鏡沼・月沼・長沼・菅沼・瓢箪沼・赤沼、そして蔦沼という7つの沼があります。これらの沼はブナの原生林に囲まれた水境絶景スポットとしても有名です。

特に蔦沼は、赤い葉がぎっしりと茂った木々が立ち並び、それが沼に反射することで見渡す限り赤一色に染まります。しかし、この景色が見られるの一瞬で、赤い光が差し込む朝焼けの時間帯にしか見ることができません。

見頃は10月中旬から10月下旬。蔦七沼のうち蔦沼をはじめとする6つの沼をめぐる遊歩道の「沼めぐりの小路」が整備されており、水面に映る紅葉を見ることができます。

住所:十和田市奥瀬
アクセス:東北自動車道・黒石ICから約60分(蔦沼)

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