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【SUVで紅葉を見に行こう】宮城県の紅葉スポット8選

宮城県には松島や仙台城といった観光スポットがたくさんあり、多くの旅行者が訪れていますが、杜の都、仙台を有する宮城県ならではの自然を楽しめ、秋の綺麗な紅葉を楽しめるスポットも数多くあります。今回はそんな宮城県の紅葉スポットを8つ紹介します。紅葉スポットへの旅行を考えている方はぜひ一度SUVで足を運んでみてはいかがでしょうか。

更新日2019/09/30

1.鳴子峡(なるこきょう)

鳴子峡
鳴子峡は、宮城県大崎市に位置する宮城県の名勝に指定されている峡谷です。大谷川に剃った深さ100mのV字型峡谷が約2.5kmに渡って続いており、10月下旬から11月上旬には、鳴子峡に架かる大深沢橋とその周辺が紅葉に彩られます。

奇岩と松の緑が点在する光景は秋になると、赤や黄色が交じり絶景を作り出します。鳴子峡の紅葉をもっとも楽しめるのは、鳴子峡に架かる大深沢橋の上を走る列車の車窓からの風景です。秋の紅葉時期は、紅葉を列車から見る乗客のために徐行運転をするサービスが行われており、紅葉をじっくり楽しめるようになっています。その他にも国道47号からも紅葉が一望できます。

また、大深沢橋の北側にある展望台や鳴子峡レストハウスの近くにある見晴らし台も紅葉スポットとなっています。さらに、遊歩道もいくつかあり峡谷を流れる大谷川のほとりに近づけます。断崖を流れる清流に囲まれた「回顧橋」も清流と断崖と紅葉が一度に楽しめるスポットとなっています。

住所:大崎市鳴子温泉
アクセス:東北自動車道・古川ICより約60分

 

2.秋保大滝


秋保大滝は、立石寺の奥の院といわれる秋保大滝不動尊の裏手にある幅6m、高さ55mの滝です。県内屈指の名瀑として知られ「日本三名瀑」のひとつとされています。滝の周囲はカエデ、ナラ、モミジなどの樹木に覆われており、10月下旬~11月上旬に見頃を迎えます。滝壺の近くに駐車場があるので、そこにクルマを停めて歩いていけば滝の水飛沫を間近で見ることができます。

秋保大滝不動尊の側には滝の見下ろし台もあり、滝の周辺を彩るイチョウ、ウリハダカエデ、カエデ、シラキ、ナラ、モミジ、ヤマザクラなどを観察できます。多くの観光客は滝見台からの紅葉と滝壺からの両方を見学していきます。秋の夜にはライトアップがされ、夜の暗闇に紅葉をバックに浮かび上がる滝は幻想的です。

住所:仙台市太白区秋保町馬場字大滝
アクセス:東北自動車道・仙台宮城ICより約40分

 

3.円通院(えんつういん)


日本三景のひとつ松島にある縁結びの寺として知られる円通院は、国宝「瑞巌寺」に隣接している寺で、およそ350年前に作られた「心字の池」を中心にした石庭が見どころとなっています。

石庭は松島湾に実在する七福神の嶋を仏の庭として表した「天の庭」と、いのちを意味する「地の庭」、伊達藩江戸屋敷にあった、小堀遠州が作ったの庭を移設したと言われている「遠州の庭」、バラの庭が咲き誇る「白華峰西洋の庭」などがあります。それぞれに趣のある素敵な庭園で、毎年10月下旬から11月下旬の紅葉の季節には、モミジやカエデに彩られます。秋の夜には庭園がライトアップされ、幻想的な中に色鮮やかな赤や黄色の紅葉が映える景色を堪能できます。

住所:宮城郡松島町松島字町内67
アクセス:三陸自動車道・松島海岸ICより5分

 

4.碧玉渓


碧玉渓は、白石市の西を流れる白石川上流部に約4km続く、深いV字の渓谷ですぐ近くには小原温泉郷があります。この地を訪れた明治の文豪、徳富蘇峰が美しさに感銘を受けて詩の中で「碧玉渓」と名付け、その名で親しまれるようになりました。谷には白石川が流れており、紅葉の季節には山々が赤や黄色に彩られ、綺麗な渓谷美を見せてくれます。

10月中旬になると、深い碧色の清流周辺で、カエデやクヌギやナラなどが赤や黄色に色づき、白石川に黄金色の紅葉が映り込みます。川のせせらぎを間近に聞きながら、絶景を満喫できます。

小原温泉から碧玉渓へ延びる小原温泉遊歩道で紅葉散策も出来ます。遊歩道は「白糸の滝」や「親子滝」、「入道岩」など見どころがたくさんあり、約1時間ほどで碧玉渓を巡ります。

駐車場から川沿いの小道を少し歩くと、赤い吊橋があり吊橋の上からは、エメラルド色の白石川に映る紅葉が撮影できます。また、帰りは市営の日帰り温泉があるので、こちらの温泉で汗を流すのもいいでしょう。

住所:白石市小原
アクセス:東北自動車道・白石ICより約15分

 

5.滑津大滝


今も茅葺き屋根の家屋が残る、旧羽州街道七ヶ宿町にある刈田郡七ヶ宿町にある滑津大滝は、高さ約10m、幅約30mの豪快な滝で、川幅いっぱいに流れ落ちる水量の豊かなこの滑津大滝は、二段になっているため「二階滝」とも呼ばれ、独特の形で見る人を圧倒しています。

滑津大滝は、滝と広い滑床(岩石の河原)で構成されており、古くは男滝・女滝と呼ばれていました。滑津大滝の名前の由来となった滑床は、広さ100㎡の凝灰岩でできており、そこに滝が流れ込む様子は豪快です。

また、紅葉スポットとしても有名で、滝周辺は緑が濃く、秋の季節にはそれが綺麗な紅葉へと変わっていきます。10月中旬から11月上旬の見頃には、ブナ、ナラ、カエデで赤や黄色に色づく山とボリューム満点の滝のコラボレーションは絶景で、秋には観光客の絶えない人気のスポットです。

駐車場わきに滝見台が作られており、ここからの絶景は最高の撮影ポイントとなります。また、滑津大滝の付近には「農林産物直売所 旬の市七ヶ宿」があるので、紅葉狩りの後に寄ってみてはいかがでしょうか。

住所:刈田郡七ヶ宿町字滑津
アクセス:東北自動車道・白石ICより約50分

 

6.磊々峡(らいらいきょう)


磊々峡は、仙台市太白区の人気観光スポット、秋保温泉のくを流れる名取川が秋保石の大地を侵食して作った奇岩が並ぶ峡谷で、そのユニークな名前は「夏目漱石」の門人であるドイツ文学者の小宮豊隆によって命名されました。名取川の流れによって長い期間にわたって浸食を繰り返し、その影響で鋭い角を持った巨岩が覆いかぶさるように迫っています。

下流の峡谷沿いには遊歩道があり、覗橋(のぞきばし)を中心に約1km続き、八間巌、鳴合底、鬼面巌などの奇勝や、時雨滝、三筋滝などの滝が織りなす美しさを堪能することができます。

また、覗橋の下流側にも約700mの遊歩道が整備され、秋には周辺の木々の緑が赤や黄色の美しい色に変わる風景を楽しむことができるほか、里センターの裏手にある散策路、磊々峡もみじのこみちからは、磊々峡を流れる名取川の流れを間近で鑑賞することができます。この遊歩道は夜のライトアップが行われており、昼間とは違った絶景を楽しめるのが魅力です。

住所:仙台市太白区秋保町湯元枇杷原
アクセス:東北自動車道・仙台南ICより約15分

 

7.阿武隈ライン舟下り


古くは年貢米に始まり、明治に入って木材、木炭、石材などの輸送と、昭和の初めまで長い間重要な物資輸送路として利用されてきた、舟運のなごりを現在に伝えるのが阿武隈ライン舟下りです。

阿武隈ライン舟下りは、宮城県を流れる東北第二の大河、「阿武隈川」の渓谷を、舟から眺める人気のスポットで、ゆったりと流れる阿武隈川周辺は、名勝や奇岩が多くみられます。約4kmの距離を舟で往復しながらその景色を楽しみましょう。

そして、紅葉の見頃の時期となる10月下旬から11月中旬にかけて、川の両岸がウルシ、サクラ、シデ、ブナなどが赤や黄色に色付き、綺麗な紅葉の絶景を楽しむことができます。赤や黄色に色づいた山を眺めながら舟で下るのは格別の趣きです。

舟下りでは季節に応じて美味しいグルメを用意されており、秋の季節は紅葉を見ながら名物の「いも煮」を食べられるいも煮舟があります。

住所:伊具郡丸森町下滝12
アクセス:東北自動車道・白石ICより約50分

 

8.横川渓谷


刈田郡七ヶ宿町にある紅葉スポット横川渓谷は、白石川の支流にあたり、渓谷の両側を広葉樹が鮮やかに彩っています。原始林と清流で構成された横川渓谷は紅葉の色も多く華やかです。

そして、渓谷の途中にある東北で一番の長さを誇る吊り橋、やまびこ吊り橋は延長120mもあり高さ20mの橋の中央から眺める不忘山の紅葉はまさに絶景です。

吊り橋の周辺にはナラやブナなどの広葉樹が秋には黄色に染まり、不忘山の景色とともに紅葉が鮮やかに彩られます。また、少し先に長老湖というもうひとつの紅葉スポットがあり、横川渓谷へ向かう遊歩道が整備されていています。

長老湖は南蔵王の名峰不忘山のふもとにある湖で、湖面に山の姿を写すことでも知られる一周およそ2kmの神秘的な美しい湖で、辺りは一面につづくブナの林と深い峡谷を刻む横川の清流に彩られ、新緑の初夏から紅葉の秋までが特に美しくなります。

また、毎年10月末から11月にかけて、きのこなど秋の味覚を楽しめたり、屋台村やイベント盛り沢山の横川峡紅葉まつりが開かれます。

住所:刈田郡七ヶ宿町上の平
アクセス:東北自動車道・白石ICより約50分

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