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【SUVで紅葉を見に行こう】石川県の紅葉スポット8選

暑い夏のシーズンも終わりに近づき、肌寒さを感じる季節となりました。そうなると外せないのが紅葉の鑑賞シーズンです。今回は食べ物の美味しさで有名な石川県にある紅葉スポット8ヶ所紹介します。庭園から渓谷まで、見事な紅葉を見られるスポットが満載です。それでは見ていきましょう。

更新日2019/09/30

1.兼六園

兼六園

兼六園は金沢市にある日本庭園で、日本三大名園の1つとして知られています。広大な土地の中にある庭園で、土地の広さを活用した廻遊式の庭園として有名です。

周辺には食事処や21世紀美術館、能楽美術館、少し歩くとショッピングセンターなど様々な施設も数多くあり、市街地から訪れやすい日本庭園となっています。金沢城にも隣接しているので、そちらを訪れるのもオススメです。

庭園は紅葉と緑の対比がより趣のある雰囲気を生み出しています。池に紅葉が反射して映し出されている風景は美しく、紅葉と木を縄で支えて雪から守る雪吊りの組み合わせは日本海沿いの地域独特の景色となっています。広い庭園に広がる紅葉は圧巻の一言です。

夜になるとライトアップが行われ、日中とは一味違う雰囲気の中で紅葉を味わうことができます。

住所 : 金沢市小将町1-53(兼六駐車場)
アクセス : 北陸自動車道・金沢森本ICから約20分、金沢西ICから約30分

 

2.白山白川郷ホワイトロード


白山白川郷ホワイトロードは石川県白山市尾添と岐阜県大野郡白川村鳩ヶ谷の間にある有料道路です。昭和52年(1977年)に白山スーパー林道という名称で開通し、現在は上記の名称で呼ばれています。

周辺には様々な施設が設けられており、数多くの滝や展望台、そして食事処に温泉など、景観や味覚も楽しむことができるのです。石川県側には、蛇谷園地があり、遊歩道が整備されているので、ドライブだけでなく自然に触れながらの散歩もできるようになっています。

また、紅葉のシーズンには蛇谷(じゃだに)大橋周辺の紅葉が赤く染まり、荘厳な自然に深みをもたらしています。石川県側と岐阜県側にはそれぞれ料金所があり、片方の料金所からもう1つの料金所への所要時間は1時間ほど、6月上旬から11月上旬にかけて利用できるので機会ができた際にはぜひ足を運びましょう。

住所 : 石川県白山市尾添から岐阜県大野郡白川村鳩ヶ谷間
アクセス : 北陸自動車道・白山ICから下道で約70分(石川県白山市側)、東海北陸自動車道・白川郷ICから下道で10分(岐阜県大野群側)

 

3.鶴仙渓


鶴仙渓(かくせんけい)は加賀市の山中温泉にある名所です。山中温泉には旅館が多く構えられていて、その始まりは平安時代末期に開かれた12軒の湯宿と言われています。そんな山中温泉の代表的な紅葉スポットが鶴仙渓です。この渓谷の特徴は奇岩が数多く見られることで、この渓谷を象徴する景観の1つとして知られています。

鶴仙渓には、こおろぎ橋、あやとり橋、黒谷橋という3つの橋が架かっています。鶴仙渓上流に架かっているのがこおろぎ橋で、鶴仙渓に架かる橋の中でも代表的なもので多くの観光客が訪れます。現在は橋の架け替え中で、今秋に完成予定となっています。

中流に架かっているのがあやとり橋で、徒歩専用のこの橋の特徴はS字型をした独特な形状です。そして下流にあるのがアーチ型石橋である黒谷橋で、昭和10年に架けられたアーチ状の石橋で、何か懐かしさを感じられるデザインとなっています。

紅葉、温泉を満喫したい方にオススメのスポットです。

住所 : 加賀市山中温泉下谷町152
アクセス : 北陸自動車道・加賀ICから国道8号・364号経由で約33分

 

4.荒俣峡


荒俣峡(あらまたきょう)は、小松市にある峡谷で、大杉谷川の中流域に位置しています。川が蛇行していること、奇岩が多く見られること、そして何よりも自然豊かで趣があるのが特徴で、加能八景の1つに数えられる景観地としても知られています。

荒俣峡には普通車が5台駐車可能なパーキングエリアが設けられています。このパーキング付近には遊歩道が整備されており、歩いて散策することも可能です。

紅葉の時期になると、峡谷の周りやそびえ立つ山々に紅葉が広がり、秋らしい温かみのある雰囲気が醸し出され、遊歩道を歩きながら秋を堪能することも可能です。

河鹿(かじか)橋と保名(やすな)橋という2つの橋が架かっており、そこから荒俣峡を見下ろすことができるようにもなっています。ここで、川を流れる紅葉を観察したり、写真撮影をしてみてはいかがでしょうか。

住所 : 小松市赤瀬町
アクセス : 加賀ICから国道8号経由で37分

 

5.那谷寺


那谷寺は小松市にある、1300年という長い歴史を持つ寺です。昔から自然智に重きを置いており、日本国内で唯一の神道火祭りと呼ばれる祈りの儀式を行なっていることで知られています。

また、いわや胎内くぐりという洞窟めぐりも有名です。いわや胎内くぐりとは、洞窟(いわや)を母親の胎内と考える古来からの思想を基に作られたもので、罪穢れを流し清めて生まれ変われる場所として知られています。

また、俳聖として知られる松尾芭蕉が1689年(元禄2年)に訪れたことでも有名です。彼の作品である「奥の細道」において、那谷寺を「奇石さまざまに古松植ならべて、萱ぶきの小堂岩の上に造り、かけて殊勝の地なり。」、と奇岩や古い松そして茅葺のお堂などの素晴らしさを表しています

那谷寺の紅葉で、特に美しいのは奇岩遊仙境と呼ばれるスポットです。名前から分かるように奇形の岩が立つ場所で、秋になると奇岩遊仙境の周りを囲うように紅葉が咲き、美しい色合いを生み出しています。

住所 : 石川県小松市那谷町ユ122
アクセス : (富山方面)小松ICから約30分、(福井方面)加賀ICから約30分

 

6.宝達山(ほうだつさん)


宝達山は羽咋郡宝達にある山です。標高は637mあり、能登半島の最高峰となっています。宝達山の魅力の山頂から見ることのできる景色で、そこから見える北アルプス蓮峰の絶景は圧巻です。

山頂までのアクセス方法は主に2種類となっており、1つは徒歩で山頂まで歩く方法、もう1つは自動車で向かう方法になります。徒歩で山頂に向かうには150分ほどかかるそうです。

山頂付近には山の龍宮城と呼ばれる休養施設が設置されていて、テラスで景色を鑑賞したり軽食を取ることができるようになっています。ここには6台分の駐車スペースが用意されているので、クルマで訪れることもできます。

紅葉の季節になると山頂付近にブナの紅葉が広がります。遊歩道もあるので、散歩しながら紅葉を味わうのも良いでしょう。

駐車場は無料で、50台駐車可能です。

住所 : 羽咋郡宝達志水町宝達山頂公園
アクセス : のと里山海道・県立看護大ICから約24分

 

7.手取峡谷


手取峡谷は白山市にある峡谷で、手取川が峡谷の間を流れています。峡谷は、赤や黄に染まった紅葉と、常緑樹の緑豊かな葉が重なっていて、手取川と合わさることで自然豊かで風情ある景色を生み出しています。峡谷沿いにある巨大な岩や、釜清水町の横門橋から河原山町の対山橋までの約8kmに渡って続く、20〜30mある絶壁の荘厳な景色も印象的です。

紅葉が見られる季節になると、手取川の流れに紅葉が歓迎されるように落ちていき、色鮮やかな美しい水面が見られます。紅葉の季節を過ぎても、渓谷に雪が降り積もる様子に風情を感じずにはいられません。

秋の訪れや冬の訪れ、そして荘厳で趣ある景観を味わい感じたい方なら必ず訪れたいスポットのひとつです。

住所 : 白山市下吉谷町
アクセス : 北陸自動車道・白山ICから国道157号線経由で約50分

 

8.卯辰山公園


卯辰山公園は金沢市卯辰町の卯辰山山麓にある面積約300haの公園です。特徴は種類豊富な植物が数多く生育しており、12品種8000本のツツジを代表に、2900株のアジサイ、約100種20万株のハナショウブが植えられています。春にはサクラの名所にもなります。

望湖台という標高141mの展望台も設置されており、ここから日本海を見渡すことができれば、夜に訪れると夜景を見ることができるなど、ナイトドライブやドライブデートに絶好のスポットと言えるでしょう。

今年2019年には眺望の丘という新たな広場が整備され、東山・森山界隈のまちなみ越しに金沢港から河北潟方向に広がる景観を眺めることができます。旅行で金沢へ訪れた際には、街を見下ろしてみるのも良いでしょう。

秋になると公園全体に紅葉が広がり、自然の豊かさをより強く感じさせてくれます。紅葉だけでなく、種類豊富な花々と合わさることで、より一層深みのある景観を味わえるのです。

住所 : 石川県金沢市卯辰町
アクセス : 北陸自動車道・金沢森本ICから約15分

 

今回は石川県の紅葉スポットを8つ紹介しました。今回紹介した紅葉スポットには、新しいところもあれば、長い歴史の続く場所もあるなど、紅葉だけでなく先人の遺産にも触れることのできる場所が多くあります。石川県は食べ物特に魚介は美味しいので、紅葉めぐりと同時にグルメも堪能すると良いでしょう。

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