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あれ?顔が変わった?三菱RVRをあらためてチェック!
パジェロに続き三菱自動車がRVシーンに投入したRVR。現在販売されているのは通算3代目となるRVRですが、2019年夏に新しい顔つきになったことをご存じでしょうか。三菱自動車のアイコンでもある「ダイナミックシールド」をまとったRVRの魅力をあらためて紹介していきます。
更新日2019/10/07RVRとは
写真は新型 RVR
1990年代に日本で空前のRV車ブームが巻き起こるなか、三菱自動車が1991年に発売したRVR。車名は”Recreation Vehicle Runnner”の略で、初代および2代目は最初のRが反転されたものをロゴマークに用いていました。
ボディは、背の高いトールワゴンタイプで、リヤドアをスライド式にするなど、使い勝手のよさと独創的なフォルムで発売直後からたちまち人気となりました。
一般的な5人乗りのほかに、4人乗りモデルもあり、4人乗りではスライド可動域の大きなリアシートを備えていました。
パワーユニットは、当初はガソリンのみ。1992年からディーゼルターボ、1997年にはランサー エボリューションの2.0Lターボをデチューンした4G63型を搭載した「ハイパースポーツギア」を追加。
1993年に追加された「オープンギア」は、前席上のルーフが格納されタルガトップのようなボディが特徴でした。
2代目は1997年に登場。初代同様にリヤのスライドドアや4名定員モデルもラインナップされています。
1999年にマイナーチェンジを敢行。それまで片側スライドドアだったリヤドアを両側スライドドアにしたモデルを設定。ラインアップには、豪華な装備を盛り込んだ「スーパーエクシード」が追加されました。
2代目RVRは初代と変わらぬ人気をもちながら、2002年まで生産されました。その後、いったんは姿を消したRVRですが、2010年に復活します。
2010年に復活したRVRは、トールワゴンからコンパクトSUVへと生まれ変わりました。
主要コンポーネントにセダンのギャランフォルティスのものを流用しながら、SUVらしいフォルムにまとめられた3代目RVRは、アウトランダーの小型版として人気を博し、日本だけでなく中国や韓国などアジア市場でも販売されることになります。
その後、2017年のマイナーチェンジの際に、ダイナミックシールドを採用。さらに2019年夏にもマイナーチェンジを行ない、現在の姿となりました。
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さらに進化したダイナミックシールド
ダイナミックシールドとは、歴代の三菱車が持っていた信頼感とタフさを表現したフェイスデザインに、クルマの高いパフォーマンスを表現するブラックフェイスを融合させたもので、力強いパフォーマンスとプロテクションの安心感を表現したもので、近年の三菱車のアイコンとなっています。
RVRは、2017年に初採用。2019年のマイナーチェンジでは、左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクションフェイスに厚みを持たせて存在感を高めるとともに、LEDを多用したフロントランプデザインはターンランプとフォグランプをバンパーサイドに配置した特徴的なランプレイアウトによって、三菱自動車らしい独自性と上質感を演出しました。
その際、ターンランプをヘッドライトから独立させることで視認性を高めるなど、機能性でも進化を遂げています。
予防安全技術 e-Assistもグレードアップ
マイナーチェンジによる進化はエクステリアだけにとどまらず、インテリアもさらなるアップデイトが行なわれました。上級グレードの「G」ではシート生地に動きのある幾何学パターンを採用し、室内天井をブラックアウトすることでスポーティさを演出しています。
機能装備の面では、操作性を高めるために8インチのディスプレイを採用するとともに、スマートフォン連携ナビゲーションをメーカーオプションとして新たに設定。
安全面では快適なドライブをサポートする予防安全技術「e-Assist」に、新しく前進時の誤発進抑制機能を追加。これによりサポカーSワイドに該当するようになりました。
トランスミッションのINVECS-III 6速スポーツモードCVTには、新しくMポジションを設定。これによってスポーツモードがいつでも楽しめるようになっています。
エンジンは1.8L4気筒MIVECエンジンで、駆動方式は2WDと4WDが「M」グレードと「G」グレードにそれぞれ用意されています。
あっと驚くようなスタイルやユーテリティで話題を集めた初代RVRの登場からおよそ30年。精悍な顔つきとタフな走り、快適な機能を備えたコンパクトSUVとして生まれ変わったRVRは、今後、どのような進化を遂げるでしょうか。