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マツダ初の電気自動車SUV、MX-30を紹介

SUVらしからぬ流麗なスタイリングと観音開きによるドアで、東京モーターショーの話題をさらったマツダ発の最新SUV、それがMX-30です。これまでのマツダとはひと味違ったデザインのフロントマスクを持つ、このコンパクトなSUVの詳細について紹介していきましょう。

更新日2019/11/26

コンセプトとデザイン

マツダ MX-302019年の第46回東京モーターショーでワールドプレミアを行なったマツダ MX-30。マツダ初となる量産型EV車で、同社が開発するe-SKYACTIVを登載した最初のモデルです。ベースとなっているのは、次世代クロスオーバーとして先日デビューしたばかりのCX-30で、ボディサイズも全高以外は同じ寸法となっています。MX-30は全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,570mm、ホイールベースは2,655mmとなっており、駆動方式はFFレイアウトを採用しています。

MX-30のデザインは、マツダのデザインテーマでもある魂動 (こどう) -SOUL of MOTIONのもと、Car as Artを掲げ、芸術性を高めるとともに表現に拡がりを持たせることに挑戦しています。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、新たなライフスタイルに寄り添うことを目指したHuman Modernをコンセプトに、MX-30のデザインがつくり上げられています。

マツダ MX-30フロントマスクはCX-30とは明らかに違うデザインで、一部が丸型になったヘッドランプが印象的。そしてMX-30の最大の特徴が、フリースタイルドアと名付けられたセンターピラーレスのセンターオープン式ドア構造を採用しているという点です。

マツダではRX-8以来の観音開き構造で、乗降性の高さや心地の良い室内空間を実現するとともに、ユーザーの自由な発想でクルマの多彩な楽しみ方を想像してもらえるために採用しています。

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コルクがインテリアに? 環境に配慮した内装材

マツダ MX-30インパネのデザインとフリースタイルドアの採用によって開放的な室内空間を実現するMX-30ですが、その内装で大きな話題を集めているのが独自の素材使い。コンソールトレイにはヘリテージコルクというコルク材を用いて、触感と温かみのある表情を活かした仕上がりとなっています。

実はマツダとコルクの関係は深く、マツダ本社のある広島県を含めた中国地方の山間部では、古くからアベマキという木が広く分布していました。ブナ科の落葉高木であるアベマキはコルク層が厚く、コルクガシの代用となる木です。そのため広島湾を中心に発達した木造船の建造所では、近世中期からこのアベマキの樹皮を造船材として使用してきたという歴史があるのです。そんな広島とゆかりの深いコルクを自動車の内装材として使うことにこだわったのもマツダならでは発想です。

また、木を伐採するのではなく木の皮を剥ぐことでつくられるコルクは、約8〜10年ごとに収穫できるため環境にやさしい素材というのも選ばれた大きな理由です。

マツダ MX-30ほかにもMX-30では、ドアトリムにペットボトルからのリサイクル原料でできた繊維素材を用いるなど、サスティナブルなクルマつくりにこだわっています。マツダのカーラインナップに加わる新世代商品の第3弾として、環境面においても進化したつくりとなっているのがこのMX-30なのです。

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パフォーマンス性能は?

マツダ MX-30前述したようにパワートレインに、マツダ独自のEV技術「e-SKYACTIV」を搭載しているMX-30。駆動用バッテリーはリチウムイオン電池で、角型 (prismatic)セル、総電圧355V、総電力量 (バッテリー量) 35.5kWh、充電方式はDC充電がCOMBO規格、AC充電が最大入力6.6kWとなっています。

車格はボディサイズがCX-30とほぼ同寸となるため、全長を考慮すれば欧州Cセグメントに分類されますが、ほかのサイズや搭載するバッテリーサイズなどを考慮すれば、BセグメントとCセグメントの中間に分類されるのではないでしょうか。このサイズのコンパクトSUVは、国内外を問わずライバルモデルが非常に多く、EVモデルに限っても今後はシトロエン DS3クロスバック E-Tense、メルセデス・ベンツ EQC、アウディ eトロン、フォルクスワーゲン ID CROZZ2などが続々とデビューする予定です。

各自動車メーカーが最も注目しているジャンルといえる「電気自動車版のコンパクトSUV」としてひと足早くデビューしたMX-30ですが、今後もその期待値はますます高まっていくことでしょう。

マツダ MX-30マツダ独自のEV技術を登載した最新モデルとして注目を集めるマツダMX-30は、日本市場への導入もすでに決定されています (時期は未定)。最先端技術もさることながら、SUVとは思えない美しいスタイリングや環境に考慮した内装材を用いるなど、MX-30はさまざまな面でエポックメイクな1台となっていました。

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