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フォード マスタング マッハE マスタングがSUVの電気自動車に!どんなSUVになった?

フォードが満を持して2021年型として発表したのオールエレクトリックSUV“MUSTANG MACH-E”は、伝統のスポーツカー“マスタング・マッハ”のネーミングとスタイリングを受け継ぐハイパフォーマンスカーです。同時に最新電子技術を駆使した安全性、快適性、そしてもちろんSUVとしての魅力も満載。そこにはフルEVならではメリットが凝縮されています。

更新日2019/12/27

SUVだけど、マスタング。そのエクステリアは?

フォード マスタング マッハ Eマスタング・マッハEには、RWD(リアモーター後輪駆動)とAWD(フロントモーター+リアモーター4輪駆動)があり、どちらも床下に配置されたリチウムイオンバッテリーを電源とするBEV(バッテリー・エレクトロリック・ビークル)です。つまり発電用エンジンを持たないフル電気自動車です。フォード初の市販BEVは2010年に発売した商用バン“トランジット・コネクト・エレクトロリック”ですが、SUVなど市販乗用車ではこのマッハEが初。SUVでフル電化ですから、フォードのEVシフトへの意気込みを感じます。

フォードのSUVといえばブロンコ(1966年デビュー)や、そのブロンコをベースに生まれたエクスプローラー(1990年デビュー)がありました。これら既存のSUVシリーズではなくて、アメリカンスポーツカーのアイコンでもあるマスタング・マッハのシリーズとしてランナップさせたのですから、動力性能はなかなかのものです。0-60mph(0-96㎞/h)加速は最上級モデルGT(AWD)では3秒半ば(目標値)。これはSUVとしては驚異的で、フォードによればポルシェ・マカンのスタンダードモデルより速いということです。ご存知の通り、モーターはエンジンよりも加速が得意なパワーユニットで、ルマン24時間レースなどで活躍するハイブリッドレーシングカーの驚異的な加速はモーターの助力に負う所が大きいのです。なのでフルEV化は、環境性能ばかりではなくスポーツ性能でも有効な手段というわけです。

マッハEはSELECT、PUREMIUM、CARIFORNIA ROUTE 1、GT (最速モデル)の4モデルが市販予定です(実はもう1モデルのFIEST EDITIONがありますが、すでに予約完売)。お気付きのようにCARIFORNIA ROUTE 1の名前は西海岸の一番太平洋側の絶景道路カリフォルニア州道1号:通称PCH=カリフォルニア・コースト・ハイウェイに由来し、いかにも爽快なアメリカンSUVらしいですね。

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マスタングが電気自動車に?その内容は?

フォード マスタング マッハ E最高出力と航続距離はモーター、バッテリー容量、駆動方式の組み合わせによって255HP(190kW)、282HP(210kW)、332HP(248kW)、そしてさらにハイパワーパワーバージョン(最速モデルであるGT。数値未発表)などがあります。

駆動方式はCARIFORNIA ROUTE 1がRWD、GTがAWDのみですが、他2モデルは駆動方式を選択できます。バッテリーはリチウムイオンバッテリーは容量が2タイプあり、標準仕様は75.7kWhで 大容量仕様は98.8kWhです。バッテリー容量と駆動方式の組み合わせで航続距離は異なり、最長では大容量バッテリー+RWDで約483㎞(300マイル。282HP仕様)とロングドライブでも安心です。こうして基本となるプラットフォームから比較的容易に仕様変更できることからも、マッハEの基本設計の高さがうかがえます。

EVで懸念される悪条件下での性能は、極寒の雪道でのテスト風景を見ると、低温性能、防水性能、衝撃・振動対策などは徹底されていているようです。AWDでは前後独立しているため、グリップバランスを制御しやすく、雪道に強そうです。ただし、マッハEはオフロード性能に特化したクロスカントリービークルではなく、舗装路主体の、それもスポーツ性の高いアーバンなシティ派プレミアムSUVなので、オフロードやアウトドアでの役目は、復活が予定されているブロンコや、ハイブリッド化が進んだエクスプローラーに任せてるということになるでしょう。

そしてEVで気になるのがのバッテリーへの充電時間です。これは充電機器・方法とバッテリー容量によって変わりますが、マッハEの場合は、フォードの充電ネットワークで利用可能な150 kW充電器なら約10分で75.6㎞(47マイル)分の急速充電が可能で、45分で10〜80%の充電ができます。もちろん自宅でも充電は可能で、オプションの充電器Ford Connected Charge Station(240V出力)なら1時間で51.5㎞(32マイル)分を、標準装備のFord Mobile Chargerの240V出力なら35㎞(22マイル)分を充電できます。もちろんアメリカの家庭用電源出力の120Vでスローチャージも可能です。これらはインフラ(一般充電ステーションやフォード専用充電ステーション)次第なので、日本だとどうなのかは?ですが。いずれにしても最新EVなので充電性能も優れていることに間違いはありません。

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マスタング マッハEの安全装備などは充実しているの?

フォード マスタング マッハ EマッハEの“フルエレクトリック”はパフォーマンスばかりではありません。操作系、装備もフル電化電脳です。自分のスマートフォンを使うPhone As A Keyシステム(キーレス。個人認識。開錠はもちろん、シートなどのセッティングも覚えています。ワイアレス充電器が車内にあります)は当然として、様々な設定や情報表示を行える大型15.5インチのタッチパネル、音声操作システム(次世代型SYNC®)など、使い慣れたスマホ感覚のままで行えるようになっています。操作パネルの大型化は最近の傾向ですが、15.5インチパネルはこれ自体のサイズも、表示も大きくとても操作しやすそうです。見やすいと言えば通常のインストロメンタルパネルの表示はシンプルで大きく、必要な情報は簡潔に分かりやすくするように配慮されています。

ドライビングサポートシステムも充実しています。Ford Co-Pilot360TM 2.0は360度カメラを駆使して衝突回避ブレーキ、車間距離維持、レーンセンター維持、速度標識を検知して速度を調整するクルーズコントロール、パーキング・車庫入れ補助など様々なアシスト機能を搭載しています。

マッハEのベーシックモデルが約4万4000ドル~、GTで約6万ドル~で、販売は2020年後半からを予定しています。フォードはスポーツカーのマスタングにハイブリッド仕様(すぐに採用するかは不明ですが、フロントv8エンジン+3モーターシステムの特許を出願)を加えることや、伝統のブロンコを復活させることをすでに発表しています。マッハEはもちろん、フォードのEVシフトは今後益々注目です。

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