プロモーション

マツダ の“CX三兄弟”、それぞれどんなユーザーに向いている?

マツダでは現在3種類のクロスオーバーSUVを販売しています。CX-3とCX-5、そしてCX-8です。クロスオーバーSUVとは、乗用車をベースにSUVテイストに仕立て上げたクルマであり、1990年代から現在に至るまで、世界中の自動車ブランドから様々なモデルが提供されています。ここでは、それぞれの特徴を紹介します。

更新日2019/08/26

クラス唯一のディーゼルエンジン搭載モデル、CX-3

マツダのネーミングでは、数字が大きくなるほど、ボディサイズが大きくなります。まずはCX三兄弟の中でも最も小型のCX-3を見てみましょう。

2015年2月に発売されたCX-3は、マツダ・デミオとプラットフォームを共有したコンパクトなクロスオーバーSUVです。発売当初は1.5リットル直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載したグレードのみの設定であり、国内では唯一のディーゼルエンジン専用モデルでした。

その後、グローバルで展開されている2リットル直列4気筒エンジンを搭載したグレードが発売され、現在ではクリーンディーゼルエンジンとガソリンエンジンの双方が選択できるようになっています。

CX-3最大の特徴は、クラス唯一のクリーンディーゼル搭載モデルということでしょう。低回転から太いトルクが発生可能なクリーンディーゼルエンジンは、街乗りでも快適な走行を可能にします。また、恒常的にクルマを運転する方であれば、燃料代が安いというメリットも感じられるでしょう。

また、デミオベースという、コンパクトさも魅力です。全長4275mm×全幅1765mm×全幅1550mmというサイズは、都心部の道でも機械式の駐車場でも困ることはないでしょう。

一方で、そのコンパクトさはデメリットにもなりえます。特にCX-3はスタイリッシュなデザインと引き換えに後部座席の空間が小さくなっているため、日常的に後部座席に大人が乗るような使い方には少々不向きと思われます。

また、後部座席のサスペンションがトーションビーム方式という比較的安価なものとなっていることもあり、後部座席の快適性は競合モデルに分があるかもしれません。

したがって、CX-3は都会部に住み、1~2人で乗車することの多い方に最も適していると言えるでしょう。

デビューから約4年が経過したマツダ CX-3の魅力を改めて紹介

CX-3の中古車情報についてもっと見てみる

 

スキのないミッドサイズSUV、CX-5

2012年2月に登場したCX-5は、燃焼効率に優れた「SKYACTIVエンジン」に加え、上質な乗り心地を実現している軽量かつ高機能の「SKYACTIVシャシー」、操舵安定性や衝突安全性能を飛躍的に向上させた軽量高剛性の「SKYACTIVボディ」など、マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用した初めてのモデルとして発表されました。

マツダの次世代を担うべく並々ならぬ気合を入れて発表されたCX-5は、その年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、大ヒットとなりました。

CX-5のヒットの要因は、クリーンディーゼルエンジンのイメージを覆したという点と、輸入車プレミアムブランドのような流麗なデザイン、人馬一体の走りなど、様々な点が評価された結果と言えます。

2017年の2月に初のフルモデルチェンジを迎え、その魅力はさらに高められました。

このように、スキのないCX-5なので、あらゆるライフスタイルに合致する非常にバランスのよいモデルと言えるでしょう。ただ、競合が多いのが課題かもしれません。

国産ブランドであれば安全性と無骨なデザイン、悪路走破性をアピールしたスバル・フォレスターが競合となりますし、欧州系プレミアムブランドにもそれぞれ競合モデルがひしめいています。

そうした強力なライバルの中で頭ひとつ抜け出すことができるかどうか注目です。

マツダの元祖スタイリッシュSUVといえばこれ! CX-5を改めて紹介!

CX-5の中古車情報についてもっと見てみる

 

3列シートのフラッグシップSUV、CX-8

2017年9月に発表され、CX三兄弟の中で最も若いモデルでありながら、最も大きいモデルがCX-8です。

構造上はCX-5をベースにロングホイールベース化したものと言うころもできますが、エクステリアの堂々たる風格や内装の質感はフラッグシップSUVとしての上質感を醸し出しています。

マツダは今後スライドドアのミニバンを展開しないという報道がなされてから久しいですが、ミニバン大国の日本において、多人数乗車を可能とするミニバンをラインナップに加えないことはビジネス上大きなハンデを背負うことになります。

しかし、マツダはマツダなりの方法で、その需要を満たしました。それが3列シートのSUVです。

CX-8の3列目のシートは、ミニバンのそれと比べて多少きゅうくつです。しかし、ミニバンユーザーでも多くの場合は定員ギリギリの乗車をする機会はそれほど多くないこともあり、それほどネガティブには働かないでしょう。逆に言えば、日常的に7-8人が乗車するのであれば、大型のミニバンの方がよいかもしれません。

CX-8最大の特徴は、3列シートのSUVでありながら、マツダらしい流麗なデザインと上質さを兼ね備えているところです。

また、日本国内で扱いやすいサイズという点も魅力です。CX-8は、スタイリングや上質感を重視しつつ、たまに7人乗車をする機会があるユーザーに向いていると言えるでしょう。

ミニバン大国日本に対するマツダの回答、それがCX-8だ

CX-8の中古車情報についてもっと見てみる