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いまだに人気?フォルクスワーゲン クロスポロをチェック!
フォルクスワーゲン ゴルフの下のクラスに位置するコンパクトカーがポロです。その派生モデルであるクロスポロは、2006年より日本へ導入。2014年には3世代目がデビューし、2018年まで販売されました。ゴルフⅡ時代に生まれたカントリーの血脈としても人気のあった3世代目クロスポロを振り返ってみましょう。
更新日2020/03/02SUVテイストのエクステリア
コンパクトハッチバックとしての高い完成度と、日本の道路事情に適した大きさのポロをベースに、アクティブな遊び心をクロスオーバーさせたクロスポロは、2006年から日本での発売がスタートしました。
2014年に導入されたモデルはその3世代目にあたり、フロントとリヤに専用のバンパーを装着しているほか、サイドスカートやシルバー塗装のドアミラー、ホイールハウスとボディ側面に取り付けられたエクステンショントリムといった、SUVテイストを演出するアイテムを標準装備していました。
ボディサイズは、ノーマルのポロよりも若干広く背も高い、全長4,000mm×全幅1,710mm×全高1,490mmに、ホイールベース2,470mmというもの。ホイールは、10スポークの7.5J×17インチの専用アルミホイールが用意されました。
ボディカラーは、ハニーオレンジメタリックやフレッシュレッドといった明るく元気なカラーをはじめ、チタニウムベージュメタリック、リフレックスシルバーメタリックの計4色。2018年には改訂が行なわれ、ディープブラックパールエフェクト、ピュアホワイトが追加されました。
質実剛健なインテリアに遊び心をプラス
ブラックを貴重としたシックなインテリアには、レザーハンドブレーキグリップとレザーシフトノブを標準装備。シートはボディカラーに合わせて、ベージュ・レッド・グレーのコンビカラーとなり、シートバックにはクロスポロのロゴが入った専用品。シートカラーは、ドアトリムにも採用され、全体のコーディネートを図ります。
基本的なフルオートエアコンディショナーと、VW純正インフォテイメントシステム(Composition Media)は、ベースのポロと同じもの。収納は、シートアンダートレー(運転席/助手席)と、トノカバー内に用意されています。
DSRC(Dedicated Short Range Communication=狭域通信)とETC機能が使えるフォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステムや、専用レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール+パドルシフト付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)パッケージは、オプションで用意されていました。
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クロスポロのパフォーマンスは?
パワートレインは、1.2Lの直列4気筒ターボに7速DSGを組み合わせ、最高出力66kW(90PS)/4,400〜5,400rpm、最大トルク160Nm(16.3kgm)/1,400〜3,500rpmをそれぞれ発生。
クロスポロとしては初となるアイドリングストップ機能とブレーキ回生システムで構成される「BlueMotion Technology」が標準で装備され、燃費は21.9km/L(JC08モード)を達成していました。
安全装備は、EPS、ABS、ブレーキアシスト、エマージェンシーストップシグナル、ドライバー疲労検知システム、シティエマージェンシーブレーキ、プリクラッシュブレーキシステムなどを標準装備。
またパッシブセーフティとして、マルチコリジョンブレーキシステム、フロントエアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、むち打ち軽減ヘッドレストが、標準装備されていました。
ベースモデルのポロが、2018年にMQBという最新モジュールを使った6代目へと進化したのにともないクロスポロは、カタログから消滅。MQBを使ったSUVとして、Tクロスがデビューしました。クロスポロは、このまま姿を消してしまうのでしょうか?