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ドイツ車にはない魅力。レンジローバー イヴォーク vs ボルボ XC40

スタイリッシュなデザインが印象的なレンジローバー イヴォークと、ボルボのコンパクトSUV、XC40。どちらも、国産やドイツ勢にはない魅力で、人気のモデルです。そんな2台のなかで価格の近い、イヴォーク P200とXC40 T4 AWD モメンタムを比較してみましょう。

更新日2020/04/07

ドイツ車じゃない選択なら、この2台

レンジローバー イヴォーク 2020高級SUVとして有名なレンジローバーブランドから2011年に登場した、スタイリッシュなコンパクトSUV。それがレンジローバー イヴォークです。

初代モデルは5ドアのほかに3ドア版のクーペ、さらに電動ルーフを備えたコンバーチブルもラインナップされており、発売直後から高い人気となりました。

現在販売されているのは2019年に登場した2代目で、ボディは5ドアのみ。駆動方式はすべてAWD。パワートレインは、スペックの異なる3つの2.0L直4ガソリンと、2.0L直4ディーゼルがあり、P300は電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となっています。

日本国内のグレードは、ベースグレード、S、SE、RダイナミックS、RダイナミックSE、RダイナミックHSEの7つで構成されます。

ボルボ XC40いっぽうボルボ XC40は、2017年から販売されているコンパクトSUVで、2018年の欧州カー・オブ・ザ・イヤー、日本カー・オブ・ザ・イヤーをそれぞれ受賞したことで、記憶にある方もおられることでしょう。

新世代プラットフォームのCMA(Compact Modular Architecture)を最初に導入した期待のモデルで、日本国内の仕様はパワートレインは出力の異なる2つの2.0L直4ガソリンに、駆動方式はFFとAWDを用意。グレードは、ベースグレード、モメンタム、Rデザイン、インスクリプションの4つで構成されています。

それぞれラインアップのなかから、イヴォークはもっともベーシックなP200(472万円)、XC40はT4 AWD モメンタム(477万6952円)をピックアップして、それぞれ比較してみましょう。

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ボディサイズはほぼ同じ。デザインで印象が異なる

レンジローバー イヴォーク 2020イヴォークのボディサイズは、全長4,380mm×全幅1,905mm×全高1,650mmにホイールベース2,680mm。対するXC40は、全長4,425mm×全幅1,875mm×全高1,660mmに、ホイールベース2,700mmです。

それぞれのスタイリングは、イヴォークがレンジローバーシリーズの影響を強く受けたフロントマスクを中心に、フローティングルーフと呼ばれるレンジローバー特有の意匠も受け継いでいます。

さらにスリムなLEDヘッドライト、デプロイアブルドアハンドルと呼ばれる格納型のドアハンドルが洗練されたイメージを演出しています。ホイールは17インチとなります。

XC40 2017対するXC40は、新生ボルボのスカンジナビアンデザインが基本です。ヘッドライトユニットには、トールハンマーをあしらったというT型のデイライトを採用。立体感のあるフロントグリルや、Cピラーの特徴的なデザインなどで、個性的でありいながらでクリーンなイメージ。T4 AWD モメンタムのホイールは、18インチです。

数値的には近い2台ですが、全幅が1.9メートルを超えるイヴォークは、デザイン処理もあって、XC40よりもワイドな印象です。

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インテリアは、上級グレードのXC40に分がある

レンジローバー イヴォーク 2020イヴォーク P200のインパネは、センターコンソールに10インチのタッチスクリーンTOUCH PROを標準で装備し、タッチやスワイプといった直感的な操作ができるだけでなく、ボイスコントロール機能も搭載。インタラクティブサイドパネルで同時に複数の操作も行なえます。

レンジローバー イヴォーク 2020P200のシートは、フロントが8ウェイマニュアルシート、リアにはセンターヘッドレスト付きの40:20:40分割可倒式シートを装備。シート表皮は、エボニーファブリック。オーディオは6個のスピーカーで高品質な音色を奏でるサウンドシステムを採用しています。

ボルボ XC40 2017いっぽうXC40 T4 AWD モメンタムは、インパネ中央に9インチの赤外線方式のタッチスクリーンディスプレイを配置するSENSUSインフォテイメントシステムを搭載。縦方向に長いディスプレイは、マップをスクロールさせる必要がほとんどありません。

音声による操作のほか、手袋を着用したままでも可能なタッチパネルを備えるのは、北欧のクルマらしい装備といえるでしょう。

シートは、運転席が8ウェイパワーシートで、4ウェイの電動ランバーサポートや、ドアミラー連動メモリー機能も付属。助手席も電動での操作が可能です。

ボルボ XC40 2017リヤシートは60:40割可倒式で、シート表皮はテキスタイルコンビネーション。オーディオは、250Wのスピーカーを8個搭載したハイパフォーマンスオーディオシステムが採用されています。

 

エンジン出力はほぼ同じ

イヴォーク P200のパワートレインは、連続可変バルブリフト(CVVL)コントロールを備えたインジニウム2.0L 直4インタークラー付きガソリンターボで、最高出力147kW(200PS)/4,500〜6,000rpm、最大トルク320Nm(32.6kgm)/1,500〜4,000rpmをそれぞれ発生。燃費性能は、WLTCモードで12.8km/Lです。

駆動方式は、最新のテレインレスポンス2を採用したフルタイム4WD。ぬかるみや凍結路といった路面でも一定の速度を維持するオールテレインプログレスコントロールや、急こう配を安全に下ることができるヒルディセントコントロール、滑りやすい路面でトルクを最適に配分するロートラクションローチなどを標準装備。

ドアミラーの超音波センサーによって車両の最大渡河水深の600mmに近づくと警告するウェイドセンシングがオプションで用意されるのは、イヴォークならではといえるでしょう。

 

XC40XC40 T4 AWD モメンタムのパワートレインも、2.0L 直4インタークーラー付きガソリンターボです。スペックは、最高出力140kW(190PS)/4,700rpm、最大トルク300Nm(30.6kgm)/1,400〜4,000rpmというもので、イヴォーク P200と同等の性能を発揮。可変バルブタイミング機構、ブレーキエネルギー回生システムなどにより、燃費はJC08モードで13.2km/Lを達成しています。

駆動方式は電子制御によるフルタイム4WD。コンフォート、エコ、ダイナミック、オフロード(舗装路では選択できません)のほか、ドライバーが任意でセティングできるインディビジュラルモードを備えた、ドライブモードスイッチを装備。状況に合わせて最適なモードを選べるほか、ヒルスタートアシストやヒルディセントコントロールといった機能も装備し、ドライブをサポートします。

 

安全装備比較

いまやプレミアムコンパクトクラスにも欠かせないものとなった先進安全装備は、いずれもモデルも充実しています。

まずイヴォークでは、他車や歩行者との衝突を回避するエマージェンシーブレーキをはじめ、4台のデジタルカメラによって車両周囲のオーバーヘッドビューをタッチスクリーンに表示する360°サラウンドカメラや、アクセルを踏み続けなくても速度を維持するクルーズコントロール&スピードリミッター、ドライバーの眠気や疲れの兆候を検知するドライバーコンディションモニター、ウインカー操作なしに車線をはみ出すと自動でステアリングを制御するレーンキープアシスト、安全な駐車操作をサポートするフロント&リヤパーキングエイド、さらに電子制御ブレーキディストリビューションやシートベルトリマインダー、歩行者保護エアバッグなどもすべて標準装備となっています。

XC40いっぽうXC40は、上級モデルのXC60や90シリーズとほぼ同等の16種類以上の先進安全・運転支援技術「インテリセーフ」を標準装備。歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能付衝突回避・軽減フルオートブレーキシステムをはじめ、車線維持支援機能となるパイロットアシスト、死角による危険を回避するブラインドスポットインフォメーション、さらに駐車スペースから後退して車両を出庫する際にリヤバンパーに内蔵されたミリ波レーダーによって接近する車両を検知し、警告音でドライバーに知らせるとともに、必要に応じてオートブレーキを作動させるオートブレーキ機能付クロストラフィックアラートなど、さまざまな装備で安全を確保しています。

英国生まれのイヴォークと、スウェーデン生まれのXC40。同価格帯の2モデルは、それぞれが異なるアプローチで個性を完成させているコンパクトクロスオーバーSUVです。どちらを選んでも、ロングツーリングはもちろんちょっとしたオフロードでも活躍してくれること間違いなしです。最後は、個人の嗜好が決め手になりそうです。

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