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レトロな魅力、ランクル60が気になる!

ちょっとレトロな顔つきと、無骨なスタイリングでRV然としたランドクルーザー60(以下 ランクル60)。都会の風景にもマッチするスタイリッシュなSUVになれた現在の目で見ると、かなり新鮮。昨年、お笑いタレントと婚約を発表した女優さんや、鉄道オタクで有名なモデルさんの愛車として、注目している方もいるでしょう。そんな通が好むSUV、ランクル60シリーズの魅力に迫ってみましょう。

更新日2020/04/22

55系の後継モデル、通称ロクマル

ランドクルーザー60系

ロクマルの愛称で知られるランクル60は、55系の後継モデルとして1980年にデビュー。海外ではステーションワゴンとして、日本市場ではバン(商用車)カテゴリーとして販売が行なわれました。

当初のパワートレインは、4.2L 直6 OHVと、3.4L 直4 OHVディーゼルで、トランスミッションは4MTのみでした。

しかし、1982年に4.0L 直6ディーゼルを追加。1984年はガソリンエンジンを4.0L 直6に変更するとともにミッションはガソリンに5MTを、ディーゼルにATをそれぞれ追加しました。

1985年には、最上級グレードに4.0L 直6の直噴ディーゼルターボが追加。さらに1988年にはガソリンエンジンが電子制御になるなど、年を追うごとに変化しました。

傾斜が付いたフロントウインドウと、視認性に優れた大型窓の採用などによって、これまでのランドクルーザーにはない乗用車感覚を採り入れたボディのサイズは、全長4,750mm×全幅1,800mm×全高1,815mm、ホイールベース2,730mmというもの。

現代のSUVと比較すれば決して大きいとはいえませんが、当時としてはかなりの大柄だったといえるでしょう。

室内は、フロントシートにホールド性に優れたバケットタイプのフルリクライニング式セパレートシートを採用。スライド機構をもたせることで最適な運転姿勢を確保することができるようになったほか、エアコン、ヘッドランプクリーナー、パワーステアリング、フリーホイールハブをオプション設定。リアドアは、観音開きから2分割の上下開きになるなど、より乗用車的な乗り味となっていました。

さらにバン系の上級グレードには、チルトハンドルやタコメーター、間欠ワイパー、高級ファブリックシート、フルドアトリム、フロアカーペット、ドアポケット、クロムメッキ仕上げバンパーを標準装備するGパッケージも用意されていました。

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快適さを追求した改良

ラフロードにおける走破性だけでなく、実用的なシチュエーションでも使いやすいよう刷新されたランクル60。そのために多くの改良が施され、それ以前のランクルとは違う快適なドライブが楽しめるようになっています。

走行性能、ではトランスミッションのギヤ比を最適化し、低速走行性と高速時における静粛性を向上。装備面では乗降を容易にするサイドステップを装備するとともに、助手席にウォークイン機構をつけることでリアシートへのアクセスを簡便にし、リヤヒーターも標準で装備。

ブレーキは、フロントにベンチレーテッドディスク、リアにリーディングトレーリング式を採用して制動力を大幅に強化、シートベルトにはELR(エマージェンシーロッキングリトラクタ)付きの3点式を採用するなど安全性も向上されていました。

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現代のSUVにはない魅力


ヘビーデューティーから脱却し、乗用車ライクな仕上がりとなったランクル60シリーズ。その魅力はなんといってもスタイリングにあります。

前期型はクラシックな雰囲気の丸目2灯のヘッドライト、後期型は当時のアメリカ車を彷彿とさせる角目4灯のヘッドライトになり、大型のフェンダー/ドアミラーも現在のクルマにはない個性を感じさせます。またどこから見ても四角四面のスクエアなフォルムは、現在のSUVとは異なる、力強さと頑強さを生み出しています。

ボディカラーは発売当初はホワイト、フリーボーンレッド、トラディショナルベージュ、フィールライクブルーの4色を設定し、のちにワイルドステージトーニングというメタリック系の2トーンカラーやベージュメタリックなども追加。

インテリア(内装)は、細身のステアリングと埋め込み式のメーターパネルは、ヒストリックカーのそれ。センタートンネルの柄の長いシフトレバーとトランスファーレバーは、まだまだ商用車のデザインを脱しきれていないものの、夜間、行灯のような灯りのメーターライプとあいまって、レトロな雰囲気を醸し出しています。

 

多くの操作をコンピュータが自動で判断し、スイッチひとつでなんでも手軽に動かせる現代の自動車にはない感覚もまた、ランクル60の魅力なのかもしれませんね。

 

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