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ランドクルーザー200系の維持費ってどれくらい？
高いSUV人気が続く現在ですが、その先駆けといえる名車、トヨタ ランドクルーザー。様々な世代のモデルが根強い人気を保っています。ハードな環境での使用に耐え得る、真の本格オフローダーモデルというのがその理由でしょう。さて、そんなランクルの維持費はいくらぐらいになるのでしょうか？
更新日2019/09/27日本が誇る本格SUVの決定版、ランドクルーザー200系
現行モデルとなるランドクルーザー200系のデビューは2007年。その後、マイナーチェンジ、改良が重ねられ、性能面はもちろん、快適性、運転支援機能も付加され、洗練されてきました。2018年5月現在までフルモデルチェンジはされておらず、これだけフルモデルチェンジされていないというのは、ラダーフレームやサスペンションなどの基本設計がしっかりされているからではないでしょうか。
また4.6Lエンジン搭載、318馬力、車両重量2,690kg（ZXグレード）というスペックながらもJC08モード燃費が6.7km/Lという数値なのもこのクラスのSUVとしては立派です。
さて、このランドクルーザー200系の購入価格をチェックしましょう。
ランドクルーザー ZXのスペック
ボディサイズ…全長4,950 mm、全幅1,980 mm、全高1,870 mm
ホイールベース…2,850 mm
エンジン…4.6L V型8気筒ガソリンエンジン
最高出力…234kW（318PS）/5,600rpm
最大トルク…460Nm（46.9kgf・m）/3,400rpm
ランドクルーザー ZXの乗り出し価格
車両価格…6,836,400円（税込 オプションなし）
重量税…73,800円
自動車税…88,000円
自動車取得税…170,900円
自賠責保険料(37か月)…36,780円
リサイクル料金…14,930～18,660円
乗り出し概算額…7,220,810円
およそ700万円の車両価格だけに乗り出し価格が約722万円ですから、現在のランドクルーザーは高級モデル…ということになりますね。とはいえ、庶民には手が届かない…というわけでもなく、ローンで購入するのであれば、頑張ればなんとか手が届く…という位置づけの高級車といえるでしょう。
では、このランドクルーザーZXを1年1万キロ乗るとどれほど維持費がかかるのでしょうか。
過酷な環境の中でも豪華空間を満喫できる大型高級ラグジュアリーSUV！それがトヨタ ランドクルーザー200
ランドクルーザーZXの年間維持費は…？
メーカーサイトでは、ランドクルーザーZXの環境性能について、JC08モード燃費を6.7 km/lと発表しています。勿論、乗り方次第でこの数字は大きく増減するのですが、この数値をベースにガソリン費用を算出してみましょう。
10,000km÷6.7km/L＝約1,493L
157.9 円（ハイオク価格2018年05月14日時点）×1,493L＝約235,745円
このように、年間のガソリン代は、約23万6千円ということになります。また任意保険、盗難等を考慮して車両保険をつけると、16万～40万円といった額になると思います。加えて駐車場を借りるとすれば、東京都23区ならば年間約30~65万円ほど。
ざっくりと年間の維持費を合算すると、
ガソリン代…235,745円
任意保険代…400,000円
年間維持費概算計…635,745円
となると、初年度の維持費は約63.5万円ほどに駐車場代をプラスした金額になります。
ローンの返済額と燃料代など、計画的に支出を考えていけば、充分維持は可能かな、というレベルといえるでしょうね。しかしこの手のモデルのタイヤサイズは、純正でも285/50R20サイズという大径のもの。つまり、用途に応じてタイヤを交換や、不測の事態で交換…なんて場合にはさらなる高額出費にもご用心です。
経済状況を勘案して、無理のない維持を
国産SUVモデルでも高級モデルというべき存在といえるのがランドクルーザー。一括で購入できる方は別として、ローンで購入する場合は、自身のライフスタイルに合わせた返済プランの構築が重要といえるでしょう。しかし、信頼性の高い国産車である事や、パーツの供給に全く不安のないモデルなので、購入して長く乗るのには適しています。加えていえば、ある種の「完成」がなされているモデルなので、フルモデルチェンジのサイクルが非常に遅いのも長く乗る動機づけになるかもしれませんね。
かつてのRV車の系譜を受け継ぐモデルがトヨタ ランドクルーザーの存在といえそうです。