プロモーション
ランドクルーザーってどんなクルマ?
トヨタを代表する、いや日本、世界を代表とするといっても過言ではないクロスカントリーSUVのランドクルーザー。今回はそのランドクルーザーがどんな車なのか、詳しく説明していきたいと思います。 ※この記事では主に2015年8月モデルについて解説します。
更新日2019/09/27ランドクルーザーとは?
ランドクルーザーは、大変歴史あるクロスカントリーSUVで、SUVという言葉が使われる前から、世界中で活躍する車として有名です。SUVを語る上で忘れてはいけない車種です。
ランドクルーザーの初代モデルは1951年に登場し、1954年からランドクルーザーという名称になりました。ランドクルーザーという名称は63年間以上も使用されており、日本車の中で最も長い間使われている名前でもあります。
現行モデルの200系は2007年に登場。世界100か国以上で販売されているグローバルモデルとなっています。
ランドクルーザーの価格・グレード
ランドクルーザーには、5人乗り仕様のGX、8人乗り仕様のAX、AX Gセレクション、ZXが用意されています。グレードによってホイールや内装に違いがあります。
GX:4,728,240円
AX:5,140,800円
AX Gセレクション:5,860,080円
ZX:6,836,400円
ランドクルーザーのスペック
・基本スペック
全長×全幅×全高(mm):4950×1980×1870~1880
ホイールベース(mm):2850
最低地上高(mm):225
車両重量(kg):2,430~2,690
乗車定員(名):5~8
室内長×室内幅×室内高(mm):1945~2690×1615~1640×1170~1200
・エンジンのスペック
エンジンの種類:4.6L V型8気筒
最高出力 kw(ps)/rpm:234(318)/5600
最大トルク N・m (kg・m)/rpm:460(46.9)/3400
トランスミッション:フレックスロックアップ付スーパーインテリジェント6速オートマチック<6 Super ECT>
JC08モード燃費 (km/L):6.7~6.9
燃費に関しては、4950×1980×1870~1880(mm)と大柄なボディサイズであり、4.6L V型8気筒を積むため、6.7~6.9(km/L)とあまりよい数値ではありません。
ランドクルーザーのカラー
ボディーカラーは全9色の設定があります。
・ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション 32,400円)
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・ブラック
・アティチュードブラックマイカ
・ダークレッドマイカメタリック
・ベージュマイカメタリック
・カッパーブラウンマイカ
・ダークブルーマイカ
ランドクルーザーの内装色、シート表皮
ランドクルーザーはグレードごとに内装色、シート表皮のデザインや素材が異なります。シート表皮や内装色は以下のようになります。
GX
シート表皮:トリコット
内装色/ルーフ色:ミディアムグレー/グレー、ニュートラルベージュ/ニュートラルベジュ
AX
シート表皮:モケット
内装色/オーナメント/ルーフ色:ミディアムグレー/ダークブラウン/グレー、ニュートラルベージュ/ライトブラウン/ニュートラルベージュ
AX Gセレクション
シート表皮:本革
内装色/オーナメント/ルーフ色:ブラック/ダークブラウン/グレー、ニュートラルベージュ/ライトブラウン/ニュートラルベージュ
ZX
シート表皮:プレミアムナッパ本革
内装色/オーナメント/ルーフ色:ブラック/ダークブラン/ブラックかグレー、ニュートラルベージュ/ライトブラウン/ニュートラルベージュ、ブラウン/ダークブラウン/ブラックかグレー
上位グレードは高級車らしい本革が採用されます。
過酷な環境の中でも豪華空間を満喫できる大型高級ラグジュアリーSUV!それがトヨタ ランドクルーザー200
ランドクルーザーのシートアレンジ
セカンドシートはGXでシートバック6:4分割・リクライニング機能付/スライド・タンブル、それ以外のグレードでシートバック4:2:4分割・リクライニング機能付/スライド・タンブルとなります。
どちらのセカンドシートも90mmのスライド量があり、90mmの前後スライド、およびワンアクションでのタンブル(前方へ折り畳み)が可能です。ZXグレードのみパワースライド機構が標準装備されます。
GX以外のグレードに、シートバック5:5分割/スペースアップシート・跳ね上げ機能付のサードシートが装備されます。こちらはシートを左右に跳ね上げて畳むことが可能です。AX、AX“Gセレクション”は手動で畳む必要がありますが、ZXグレードのみ、スイッチを押すだけで自動でシートが跳ね上がるセミパワーを標準装備。シートが跳ね上がったあとのロックのみ手動で行えばよいので、サードシートの跳ね上げが楽になります。
乗車人数や荷物の量と相談しながら、快適な空間を作り出すことも可能です。
ランドクルーザーの荷室
ランドクルーザーはボディサイズが大きいため、荷室の大きさや使い勝手も期待できます
GXの5人乗車時の荷室長、荷室幅、荷室高は最大1,170mm、1,415mm、1,095mm。2人乗車時は、最大1,685mm、1,675mm、1,100mmとなります。荷室容量はVDA法で、5人乗車時に909L、2人乗車時に1,431Lとなります。
GX以外のグレードは、8人乗車時で荷室長、荷室幅、荷室高は最大390mm、1,415mm、970mm。5人乗車時、2人乗車時の荷室長、荷室幅、荷室高の最大の長さはGXと同じです。荷室容量はVDA法で、8人乗車時に259L、5人乗車時に701L、2人乗車時に1,267Lとなります。
実際にどのぐらいの荷物が積めるかというと、8人乗車時は長さ47インチのゴルフクラブが入る9インチのゴルフバッグが2個収納可能です。また5人乗車時は、すべてのグレードで4個収納可能です。
サードシートを使用している状態ではそれほど荷物を積むことはできませんが、乗車人数や荷物の量によってサードシート、セカンドシートを倒すことで、快適な空間を作り出すことも可能です。
ランドクルーザーの快適装備
ランドクルーザーは高級SUVですので装備も豪華です。では、ランドクルーザーに搭載される快適装備について、説明していきたいと思います。
・シートベンチレーション(送風タイプ)[ZXに標準装備]
シートベンチレーションは、暑い夏にシートと密着する背中や足腰の蒸れを防ぐ機能です。フロントシートの背もたれと座面から爽やかな風が吹きます。オートモードにしておくと、暑いときに自動で作動します。
・シートヒーター(フロントシート&セカンドシート左右席)[ZX、AX“Gセレクション”に標準装備]
寒い冬だけでなく夏の冷房中にも効果を発揮するシートヒーターは、フロントシートだけでなく、セカンドシートの左右席にも搭載されます。フロントシートは左右独立で3段階温度設定が可能で、オート制御を採用しています。また、セカンドシート左右席のシートヒーターは、ハイ/ローの温度切替が可能となっています。
・ステアリングヒーター[ZX、AX“Gセレクション”に標準装備]
寒い日の運転時で役立つ機能です。スイッチONで本革部分を暖め、一定の温度に達した後は自動的にOFFとなります。
・前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン[GX以外のグレードに標準装備]
前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンは、運転席、助手席に加え後部座席でも左右独立した温度コントロールが可能です。エアコンの吹き出し口が全部で28個あり、広い室内を4分割し、それぞれを快適な温度に調節します。フロントヒーターコントロールパネルは、T-Connect SDナビゲーションシステム装着車と非装着車でデザインが異なります。
・パワーシート(フロントシート)[ZX、AX“Gセレクション”に標準装備]
運転席、助手席どちらも最適なシートポジションをとれるよう、フロントシートにはパワーシートを採用しています。リクライニング、シートリフター、シートスライド、シート前端上下調整、ランバーサポート(運転席)の機能が搭載されています。
さらにZXの運転席には電動によるクッション長可変機構と、シートポジションメモリー機能、電動メモリー付きのチルト&テレスコピック機能が追加されます。
・パワーイージーアクセスシステム(運転席)[ZXに標準装備]
乗降時にシートとステアリングが自動的にスライドし、乗り降りがしやすくなる機能です。
・チルト&スライド電動ムーンルーフ(UVカット機能付きプライバシーガラス)[ZXに標準装備。AX“Gセレクション”、AX、GXにメーカーオプション]
スイッチ一つで簡単に開閉できるムーンルームを採用することで、開放感や爽やかな風や光を取り込むことができる装備です。
・クールボックス[ZX、AX“Gセレクション”、AXにメーカーオプション]
センターコンソールボックス内に保冷が可能なクールボックスを装備。ペットボトルを冷やすことができます。
・スマートエントリー(全ドア)&スタートシステム[全グレード標準装備]
スマートキーをポケットやバッグの中に携帯したまま、ドアハンドルを軽く握るだけですべてのドアロックを解錠し、ドアハンドルのセンサーに触れるだけですべてのドアを施錠が可能です。
また、どのドアからでも解錠・施錠ができ、エンジンを始動する際も、キーを携帯し、ブレーキを踏みながらエンジンスイッチを押すだけでエンジンを始動できます。
ZX、AX“Gセレクション”のマルチテレインモニター装着車ではキーを持ったまま近づくとドアミラー照明が足元を照らす、おもてなし機能を設定しています。
スマートエントリーは今では当たり前になってきた感のある装備ですが、一度知ると手放せなくなる装備の一つでもあります。
・パワーバックドア(イージークローザー+挟み込み防止機能付上側のみ)[ZXにメーカーオプション]
ランドクルーザーのバックドアは上下2分割方式です。スイッチ操作でバックドアの上部を電動で開閉できます。バックドアを閉じている最中に、ドアハンドルのセンサーに触れるか、スマートキースイッチの操作をすると、バックドアが閉じた後の自動施錠ができる予約ロック機能も装備されています。
・おくだけ充電[ZX、AX“Gセレクション”、AXにメーカーオプション]
対応しているスマートフォンなどを、インパネセンターロアに設置した充電エリアに置くだけで、スマートフォンの充電が可能です。
以上のような装備がランドクルーザーには装備されます、これだけ色々な快適装備がついていると、所有する満足度もかなりあがるような気がします。間違いなくランドクルーザーは日本を代表する高級SUVですね。
ランドクルーザーの安全装備
ランドクルーザーは、セーフティ・サポートカーに該当する安全装備、セーフティーセンスPを全グレード標準装備。先進の歩行者検知機能を搭載した衝突回避支援パッケージで、以下の4つの機能が搭載されています。
・プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
前方の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、衝突の危険がある場合、警報と表示で知らせる機能です。ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシストをし、ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させます。プリクラッシュブレーキは、対歩行者には約10~80km/hの速度域で作動し、対車両においては約10km/hから作動します。
この機能は、プリクラッシュセーフティシステムスイッチによりONとOFFと警報タイミングを(遠い・中間・近い)のどれかに切り替えることが可能です。
・レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
ミリ波レーダーからの情報により、先行車を認識します。設定した車速内で車速に応じた適切な車間距離を保ちながら追従走行ができる機能です。
・レーンディパーチャーアラート
道路上の白線(黄線)を単眼カメラで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示で警告する機能です。
・オートマチックハイビーム
ハイビームとロービームを自動で切り替える機能です。ハイビームで走行可能の場合は、常時ハイビームで走行。先行車や対向車ランプや街路灯を検知するとロービームに切り替えます。
ランドクルーザーの防犯装備
ランドクルーザーは、走破性の高さゆえ、日本のみならず海外での人気も高く、盗難されやすい傾向にあります。そのため、盗難を防ぐための防犯装備も充実しています。
・リモートセキュリティーシステム(リモートイモビライザー)[T-Connect SDナビゲーションシステム装着車]
車両のアラームが作動した場合に、クルマの持ち主とトヨタスマートセンターにアラーム通報される機能です。クルマが盗難された場合は、オペレーターの遠隔操作により、エンジンの再始動やステアリングロック解除の禁止措置を行うことが可能です。
・イモビライザーシステム[全グレードに標準装備]
正規の鍵以外ではエンジンが始動しない機能です。
・侵入センサー付オートアラーム[GX以外のグレードに標準装備]
不正なドア開けや窓からの侵入を検知して、オートアラームが作動する機能です。OFFスイッチで一時的に機能を切ることが可能です。
・傾斜センサー付オートアラーム[GX以外のグレードに標準装備]
施錠後に車両が持ち上げられると、クルマの傾斜を検知してオートアラームが作動するシステムです。こちらもOFFスイッチで一時的に機能を切ることが可能です。
ハイテクなだけじゃない!ランドクルーザー200のエンジン・駆動系に隠された信頼性と伝統のメカニズムとは?
ランドクルーザーは車両本体価格だけで6,836,400円、ここにオプションなどを含むと700万円を軽く越えますので、高級SUVといっても間違いではないでしょう。
また、悪路を走行する能力は、4WD性能シャシー性能を含めて世界屈指です。ダカールラリーで2度の6連覇を含む18回の市販車無改造クラスでの優勝がその性能の良さを証明しています。
高速巡行から悪路走行までどのようなシチュエーションでも安心安全に走行できる車、それがランドクルーザーです。けれど、700万円近い車で悪路走行するのには色々と勇気がいりそうですね。