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21年、日本再上陸!OPEL(オペル)のSUV

ドイツの自動車ブランド、オペルをご存知でしょうか。日本へは2006年まで輸入販売されていたものの、人気の低迷により撤退。しかし、2017年からフランスのPSA(プジョー・シトロエン)グループの一員となり、一定の市場を獲得。それを受けて、2021年に日本に再上陸が決定しました。2020年4月現在、まだ日本で販売されるモデルは明らかになっていませんが、ここでは期待を込めてオペルのSUVを紹介します。

更新日2020/04/22

実用的でカジュアルなコンパクトSUV、CROSSLAND X(クロスランド X)

OPEL CROSSLAND X 2017CROSSLAND Xは、2017年に発表されたコンパクトSUVモデルです。ボディサイズは、全長4,212mm×全幅1,765mm×全高1,605mmで、ホンダ ヴェゼルやマツダ CX-3などがライバルになりそうです。

エクステリア(外装)は、ボリューム感のあるフォルムに流れるようなキャラクターラインで、フロントボトムやサイドシルは樹脂パーツで構成されており、実用的でカジュアルなイメージのデザインになっています。

本国仕様に搭載されるエンジンラインアップは3種類で、1.2L 直列3気筒ガソリン、1.2L 直列3気筒ガソリンターボ、1.6L 直列4気筒ディーゼルターボとなっています。トランスミッションは5速もしくは6速MT、6速ATで、駆動方式はFFとなります。

室内空間は広々としており、リアシートは6:4の分割可倒式です。ラゲッジ容量は定員乗車時で410L、後席を折りたたむと1,255Lと、かなりたっぷりとした、実用的な容量があります。

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CX-5、エクストレイルのライバルになる?GRANDLAND X/GRANDLAND X HYBRID4(グランドランド X/グランドランド X ハイブリッド4)

OPEL Grandland X 2017 GRANDLAND Xは、上記CROSSLAND Xより、ひと回り大きなサイズのSUVです。全長4,477mm×全幅1,856mm×全高1,609mmのボディサイズは、マツダ CX-5や日産 エクストレイルに近い大きさです。

ヘッドライトのデザインなどCROSSLAND Xと共通点も多くありますが、幅が広いぶん見た目の安定感が強まっています。それでいてルーフはブラックのフローティングデザインになっており、スポーティでスタイリッシュなイメージも持ち合わせています。

エンジンは、1.2L 直列3気筒ガソリンターボと1.6L 直列4気筒のディーゼルターボの2種類。CROSSLAND Xと排気量は同じですが、クラスに合わせて出力が高められています。

Opel Grandland X Hybrid4 2020GRANDLAND X HYBRID4は、プラグインハイブリッド版。フロントとリアそれぞれにモーターを備え、4WDシステムはオンデマンド式となっています。1.6L ガソリンターボエンジン+モーターの組み合わせによるシステムの最高出力は、221kW(300PS)。モーターのみで59km走行することも可能です。

 

オフロードテイストは控えめのクロスオーバーSUV、MOKKA X(モッカ X)

OPEL MOKKA X 2017MOKKA Xは、CROSSLAND Xよりも大きいSUVです。MOKKA自体が、PSAに買収される前のGM時代に開発されたいわゆるひと世代前のモデルで、おもにCROSSLAND Xとは異なる国で販売されています。

エクステリアにはOPEL共通のデザインコンセプトが採用されていますが、CROSSLAND Xよりもオフロードテイストは控えめに感じられます。エンジンは、1.4L 直列4気筒ガソリンターボが搭載されています。

2020年には、PSAのプラットフォームを使用した新型MOKKA Xが誕生するとも噂されていますが、日本への導入があるかどうかは不明です。

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ブランドのフラッグシップモデル、INSIGNIA COUNTRY TOURER(インシグニア カントリーツアラー)

Opel Insignia Country Tourer 2017INSIGNIAは、OPELブランドのフラッグシップモデルです。 INSIGNIA COUNTRY TOURERは、標準モデルより25mm高い最低地上高や、SUVテイストのパーツが装着された、高級クロスオーバーSUVという位置付けになります。

エクステリアはスポーティでありながらエレガントで、クロームのスキッドプレートやフェンダーアーチモールによってSUVの力強さが表現されています。

インテリアのデザインは上品で高い質感があり、堅実な作り込みを感じさせます。室内のスペースは広く、後席は40:20:40の分割可倒が可能で、4名乗車時にも長尺物を積載することができます。

ラゲッジ容量は最大で1,665Lと広大で、さらにルーフレールには100kgまでの荷物を積載することも可能です。テールゲートはキーを持っていれば、リアバンパー下に足を入れるだけで開閉の操作ができます。

INSIGNIA COUNTRY TOURERに搭載されるトルクベクタリング機構を備えた4WDシステムは、滑りやすい路面での走行安定性を向上させるだけでなく、オンロードでのコーナリングにおける俊敏性と安定性を向上させ、旋回性能を高めることを可能にさせる最新の4WDとなっています。

LEDのマトリックスヘッドライトが装着されており、対向車への幻惑を防いだり、カーブでのより安全な視界確保を高めることができます。自動緊急ブレーキ機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール、レーンキープアシストなど、最新の予防安全装備も充実しています。

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CROSSLAND XとGRANDLAND Xは、右ハンドル仕様となる英国ですでに販売されています(ボクスホールブランドにて)。日本への導入もしやすいので、オペルの再上陸時に販売される可能性の高い車種と言えるでしょう。クロスオーバーSUVの人気が続く日本市場に、新しいブランドが加わることになるのは楽しみですね。

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