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最近見かけなくなったアメ車のSUV5選

世間にSUVがあふれてくると、SUVの本場、ビッグスリーと呼ばれる北米メーカーのモデルが気になります。しかし日本市場からは、すでに多くのアメリカンブランドが撤退し、新車を手に入れることが難しくなっています。そこで今回は、かつて日本で販売されていたアメリカンSUVを集めてみました。

更新日2020/05/21

フォードの人気SUV、エクスプローラー

フォード エクスプローラー 20162011年から日本で発売された5代目エクスプローラーは、クロカン色の強かった先代から一転、スタイリッシュで都会的なクロスオーバーSUVに生まれ変わりました。

本場アメリカではミドルサイズに分類されるボディは、全長5,020mm×全幅2,000mm全高1,810mmと、日本ではかなりのビッグサイズ。パワートレインは、3.5L V6に加え、エコブーストと呼ばれる2.0L 直列4気筒ガソリンターボが用意されていました。

日本での最終型にあたる2016年モデルでは、フロントマスクを中心に大胆なフェイスリフトが行われ、エコブーストエンジンは2.3Lに拡大。LEDヘッドランプ、ハンズフリー・リフトゲート、アクティブ・グリル・シャッターなど、装備面の充実化も図っています。

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ミドルサイズアメリカンSUV、フォード クーガ

フォード クーガ 20152013年にフルモデルチェンジし、2代目となったクーガはフォードのコンパクトSUVです。

全長4,540mm×全幅1,840mm×全高1,705mmというマツダ CX-5とほぼ同じボディサイズは、日本の道路環境において、とても使いやすい大きさになるでしょう。

エクステリア(外装)はフォードのデザインコンセプト「キネティックデザイン」が取り入れられ、スポーティかつモダンな印象。パワートレインは、1.6L エコブーストエンジンに6速ATという組み合わせに、新設計のインテリジェントAWD(四輪駆動)によって、路面や走行状況に応じて前後輪のトルクを100:0〜0:100で自動的に配分します。

2015年に実施されたマイナーチェンジでは、上位グレードには2.0L エコブーストエンジンが搭載されることで出力を向上。ベーシックグレード、ダウンサイズされた1.5L エコブーストエンジンを搭載するとともに、アイドリングストップ機能の採用によって燃費性能を約34%改善させています。

クーガの中古車情報を見てみる

 

キャデラックのライバル、リンカーン ナビゲーター

リンカーン ナビゲーター 2015リンカーン ナビゲーターは、フォード系高級ブランドのフルサイズSUVです。なかでもナビゲーターは、高級SUVの草分け的存在として、日本でも高い人気を得てきました。

日本での正規販売最終モデルは、2015年に販売された3代目(後期型9です。大幅に刷新されたエクステリアは力強く堂々としており、リンカーン伝統のシンメトリカルな美しいレイアウトのインテリア(内装)は、高級感も抜群です。

パワートレインには、3.5L V6 エコブーストエンジン。足回りには、走行中1,000分の2秒毎にモニターし、サスペンションの設定を最適化する、可変コントロールダンピング・サスペンションを採用し、ハンドリングと快適性を両立させています。

 

高級ブランドのミドルサイズSUV、リンカーン MKX

リンカーン MKX 2011MKXはリンカーンブランドで販売される、ミドルクラスのクロスオーバーSUVです。ナビゲーターよりひと回り小さいとはいえ、ボディサイズは全長4,740mm×全幅1,930mm×1,685mmと、日本ではフルサイズに匹敵する大きさです。

エクステリアは、リンカーンの特徴でもある「スプリット・ウイング・グリル」を中心にスタイリッシュでクールな雰囲気でありながら、クロームパーツによって高級感も演出されています。またインテリアは、ドアトリムのステッチや照明付きのカップホルダーなど、ブランドの高級感が随所に反映されたものとなっています。

パワートレインは、可変カム機構付3.7L V6に6速ATが組み合わせ、車内での静粛性を高める吸音材・遮音材の使用によって走行音を低減させる技術もふんだんに取り入れられていました。

 

ミドルサイズでも贅を味わことができる、キャデラック SRX

キャデラック SRX 2014SRXは、GM(ゼネラルモーターズ)がキャデラックブランドで販売するミドルサイズのクロスオーバーSUVです。サイズはリンカーン MKXにほど近く、ライバルとして比較できるでしょう。

SRXの初代モデルは2003年に登場し、2代目は2010年末に日本で販売が開始されました。デザインはキャデラックのデザインコンセプト「アート&サイエンス」に基づく、直線を基調としたスマートでラグジュアリーな雰囲気。インテリアは、エンターテインメントシステムの操作を中心としたコックピットなど、先進性と高級感を感じられるものとなっています。

パワートレインは、パワーと効率を両立させた3.0L V6直噴ガソリンエンジン。それに高い操縦安定性をもたらす電子制御式フルタイムAWDシステム、路面状況に応じてリアルタイムで減衰力を調整する電子制御サスペンションコントロールシステム、さらにアダプティブクルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキなど、最新モデルにも見劣りしない、高級モデルならではのテクノロジーも多く搭載しています。

 

アメ車のSUVは、ほとんどの車種はレギュラーガソリン仕様(クーガはハイオク仕様)ですし、最近は燃費性能に力を入れて開発していることもあり、以前のような”大食い”というイメージではなくなっています。存在感のある堂々としたボディ、柔らかい乗り味に豪快なパワー、充実した装備というアメ車の魅力を見直してみませんか?

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