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歴代エクストレイル、あなたはどれが好み?

人気クロスオーバーSUVの日産 エクストレイル(X-TRAIL)は、2000年に発売され、現在は第3世代目が販売されています。一見シティ派SUVですが、実はオフロード性能やユーティリティ性が非常に高く、先進技術が惜しみなく投入されていることが人気の理由。アストドアスポーツ好きな人たちに支持されているのも納得です。その進化の過程をたどってみましょう。

更新日2020/05/27

アウトドアレジャーを意識した新しいSUV(第1世代:2000~2007年)


4人が快適で楽しい、200万円の「使える4駆」をコンセプトに2000年にデビュー。アウトドアスポーツのシーンで、楽しく便利なことをスタイリングでも走行性能でもユーティリティでも、しっかり作り込んでいます。

全長4,445mm×全幅1,765mm×全高1,675mm(ターボ車を除く)というミドルサイズで、5人乗り。

フロントウィンドウを前方に配置するなどして室内空間を広くとり、後席後ろのラゲッジスペース奥行は1,003mmを確保。荷室の床面は、水で洗えるウォッシャブルラゲッジボードで、シートも撥水加工が施されています。

パワートレインは、横置きFFを基本に、FFとALL MODE 4×4を備えた4WDを設定。オールモード4×4は、リアデファレンシャル前に電子制御カップリング(多板クラッチ式)を持ち、ここで前後輪のトルク配分をコントロールするもので、2WD、AUTO、LOCKのモードを用意し、AUTOでは運転状態、路面状況を検知して前後トルク配分を変更。ドライの舗装路なら100%FFで低燃費です。またLOCKでは、前後輪トルク配分を57:43に固定でき、悪路で強味を発揮します。

エンジンは、2.0L 直4DOHC16バルブ(最大出力110kW・150PS/6,000rpm、最大トルク200Nm/4,000rpm)と、スポーツモデルGT(4WD)のみ搭載される2.0L 直4DOHC16バルブターボ(最高出力206kW・280PS/6,400rpm、最大トルク309Nm/3,200rpm) の2つ。いずれもVVL(可変バルブリフト&バルブタイミング機構)装備し、VVLとターボの組み合わせは世界初でした。トランスミッションは初期型は4ATと5MT。サスペンションは4輪独立懸架です。

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タフギアというキャラクターを進化(第2世代:2007~2013年)

日産 エクストレイル 20072007年11月にデビューした第2世代は、初代のコンセプトを継承しながら「アウトでドアを大満喫できるタフギア」へ進化しました。

スタイリングは直線基調から曲面を生かした洗練されたものとなり、ヘッドライトは大型化。全長4,590mm×全幅1,785mm×全高1,685mm〜1,770mmと、ミドルサイズがキープされました。

広く洗えるラゲッジスペースはウォッシャブルダブルラゲッジボードの下に、仕切り板で自由にアレンジ可能な引き出し式のウォッシャブルラゲッジアンダートレイを追加。インテリアもフル防水です。

パワートレインは一新され、ガソリンがCVTC(連続可変バルブタイミングコントロール機構)を装備した2タイプで、2.0L 直4DOHC16バルブ(最高出力101kW・137PS/5,200rpm、最大トルク200Nm/4,400rpm)と、2.5L 直4OHC16 バルブ(最高出力125kW・170PS/6,000rpm、最大トルク230Nm/4,400rpm) 。

2008年には、コモンレール式電子燃料噴射ディーゼルの2.0L 直4DOHC16バルブターボ(最高出力127kW・173PS/3,750rpm、最大トルク360Nm/2,000rpm)が加わりました。

トランスミッションはディーゼルが6MTで、ガソリンはCVT(2.5L は6MTモード付き) 。駆動方式はFFと、進化した4WDシステム「ALL MODE 4×4 i」を設定。

オールモード4×4 iは、コーナリング時にヨーレート、操舵角、姿勢の加速度などを検知して前後輪のトルク配分を電子制御します。たとえばコーナリング時に前輪へのトルク配分を減らし、後輪へ増やして、グリップしながら曲がりやすくなります。

後輪の滑っている側に少しブレーキをかけ、反対側の駆動力を増すVDCと相まって、ダートや雪道での扱いやすさ、安心感が高まっています。2WD、AUTO(前後輪トルク配分100:0~約50:50)、LOCK(約50:50固定)の、モード切り替えも装備しています。

また10%以上の急勾配の坂を下るときに車速を約7km/hにコントロールしてくれるヒルディセントコントロール(6MTを除く)や、坂道発進を楽にしてくれるブレーキ圧を約2秒間保持機能のヒルスタートアシストなどドライバー支援装備も充実しました。

エクストレイルの中古車情報を見てみる

 

洗練されたスタイリングでロングセールスを記録(第3世代:2015年~)

日産 エクストレイル プロパイロット3代目は、2013年8月にデビュー。スタイリングはスムーズな面で構成され、全長4,640mm×全幅1,820mm×全高1,715mmとミドルクラスのボディサイズながら、7人乗りモデルがラインアップに加わりました。

洗練されたスタイリングもさることながら、第3世代のトピックは、安全性、低燃費性、走行性の進化でしょう。ALL MODE 4×4 iに加えて、デコボコ道でエンジントルク(路面からの小さな振動に対応)やブレーキ(大きな振動に対応)を制御し、乗り心地を良くするアクティブライドコントロール、コーナリングやブレーキングでエンジンブレーキを自動的に加えてドライバーのブレーキ操作を助けるアクティブエンジンブレーキという世界初採用の技術や、ハンドル・アクセル・ブレーキ操作を検知し、各4輪のブレーキを制御してクルマの挙動を滑らかに、かつ応答性を高めるコーナリングスタビリティアシストなど、運転支援技術を投入。

エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、LDW(車線逸脱警報)がグレード別に設定(2015年12月以降は全車標準装備)。また日産初採用となった、車庫入れや縦列駐車をハンドル操作なしに行えるインテリジェントパーキングアシスト(アラウンドビューモニター付き)など、安全性や運転者支援のための装備は最新鋭となりました。

パワートレインは、2.0L 直4DOHC16バルブ(最高出力108kW・147PS/6,000rpm、最大トルク207Nm/4,400rpm)に加えて、2014年に2.0L 直4DOHC16バルブディーゼルターボ(最高出力127kW・ 173PS/3,750rpm、最大トルク360Nm/2,000rpm)、2015年にはガソリン2,0Lエンジンに電気モーター(最大出力108kW・147PS/6,000rpm、最大トルク207Nm /4,400rpm)を組み合わせたハイブリッドもラインアップ。

トランスミッションは、ガソリンとハイブリッドがCVT、ディーゼルターボはATとMTが用意されます。

技術の日産らしく運転支援技術は、毎年のように進化し、2017年には高速道路で同一車線を自動的にキープしてくれるプロパイロットを採用。同時にハンズフリー機能付きのリモコンオートバックドアの採用し、インテリジェント パーキングアシストを性能向上させています。

また2020年には、ミリ波レーダーを使って夜間性能を向上させたインテリジェント エマージェンシーブレーキも採用しました。

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エクストレイルは、走って楽しく、安全装備も充実したクルマです。なかでもアウトドアでの実用性は、本当に使っている人でないとわからないところがありますが、エクストレイルはその点でもピカイチです。もちろん無機質なものではなく、愛すべきギアとしてユーザーのそばに寄り添う。エクストレイルの魅力はそこにありますね。

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