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日本では売らないの?海外の国産7人乗りSUV5選
コンパクトクラスからビッグサイズまで、SUVのラインアップは各メーカーとも充実させています。そのなかでクーペスタイルと7人乗りモデルは、最近のトレンドであり、とくに7人乗りSUVは多人数でレジャーやスポーツを楽しんでいたミニバンユーザーの乗り換えも期待されていますが、国内メーカーのラインアップは、まだまだ少ないのが実情。しかし、国産メーカーでも海外専売モデルに目を向けると、7人乗りSUVが多数販売されています。そのなかから、気になる5台をピックアップしてみました。
更新日2020/06/03優れたパッケージ性とスタイリッシュなデザインのスズキ XL7
XL7は、スズキのインドネシア子会社であるスズキ・インドモービル・モーター(SIM)が販売する7人乗りのSUVです。インドネシアやフィリピンなどアジア周辺諸国や中南米では、近年SUVの需要が伸びており、XL7は市場の拡大を目指す新型モデルとして投入されました。
2018年に発売された7人乗りミニバン、エルティガの派生モデルとして登場し、SUVらしい力強いフロントフェイスやプロテクションモールによるエクステリア(外観)と、全長4,450mm×全幅1,775mm×全幅1,710mmという取り回しの良いボディサイズが特徴です。
室内長は2,820mmと長く、ラゲッジスペースはサードシートをたたむと奥行き1,080mm。サードシートを使用した状態でも199Lの容量が確保されています。
ゆとりのボディサイズと高い機能性で人気のトヨタ ハイランダー
ハイランダーは、おもに北米・中国・オーストラリア・ロシアを中心に販売されるミドルクラスの7人乗りSUVです。日本では、かつてクルーガーという名前で販売されていましたが、現在では海外専売モデルとなっています。
2020年モデルのハイランダーのボディサイズは、全長4,950mm×全幅1,930mm×全高1,730mm、ホイールベースは2,850mmと、ランドクルーザー200系に近い大きさ。デザインは、RAV4と通じるシャープで力強いものですが、ボディサイズの違いでこちらが兄貴分といった位置づけになりそうです。
室内スペースは、全長を先代モデルより60mm延長し、2列目と3列目の間隔を広げることで、室内空間と荷室容量を拡大しています。大柄なボディサイズですがハイブリッドモデルも設定されており、快適性と経済性を両立させています。
日本でも発売?トヨタの新しい3列シート7/8人乗りSUV「ハイランダー」
熟成を極めた頼もしい走りが自慢の日産 パスファインダー
パスファインダーは、日本でテラノ名で販売されていたクロスオーバーSUVです。北米、オーストラリアで販売されており、現行モデルは2012年のデビューです。
ボディサイズは、全長5,041mm×全幅1,963mm×全高1,765mm、ホイールベースは2,900mm。トヨタ ハイランダーよりも少し大きなボディに3列シートを装備し、2列目は6:4の分割可倒式で、スライドやリクライニングも可能。3列目は5:5分割可倒式で、リクライニングも可能です。
力強い3.5L V6エンジンと、インテリジェント4×4による頼もしい走りにより、クラストップレベルの6,000ポンド(およそ2,721kg)のトーイングキャパシティ(牽引能力)があり、トレーラーハウスの牽引にも最適です。
充実した装備と快適性が魅力のホンダ パイロット
海外専売モデルのクロスオーバーSUVで、主戦場はパスファインダー同様、北米とオーストラリアです。
ボディサイズは、全長4,990mm×全幅1,996mm×全高1,793mm、ホイールベースは2,819mm。LEDヘッドライトやコンビネーションライト、開放的なパノラミックルーフ、先進の予防安全装備「ホンダ・センシング」やコネクテッドサービス、ドライバーが後部座席の乗員にスピーカーを通して話しかけることができるキャビントークや、スマホを使ってオーディオや空調操作ができるキャビンコントロールなど、多人数でのドライブを快適にする装備が充実しています。
2列目がキャプテンシートの7人乗り仕様と、ベンチシートの8人乗り仕様が設定され、キャプテンシートは広々とした空間を贅沢に味わうことができます。
ホンダSUVのフラッグシップモデルにふさわしい機能と快適な室内空間が魅力の1台となっています。
上質なプレミアム感を感じられるデザインと先進の車両制御技術が満載のマツダ CX-9
CX-9は、ボディサイズ全長5,075mm×全幅1,969mm×全高1,747mm、ホイールベース2,930mmという、マツダではもっとも大きなSUVです。
魂動(こどう)デザインによるエレガントなエクステリアに、2020年モデルは最高出力184kW(250ps)を発揮する2.5L 直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。オフロード走行時のトラクションアシストを行う「i-ACTIV AWD」という4WDシステムを搭載し、荒れた路面での走破性を向上させています。
フラッグシップモデルらしいプレミアム感のあるインテリアは、3列シートを含めすべての空間で味わうことができます。
世界的には、多人数乗車といえば7人乗りのSUVが主流。今後は、日本国内のラインアップも増えていくかもしれませんね。