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ミニバンに類を見ない三菱デリカ D:5の悪路走破能力とは?
オフロードも走れるミニバンとして独特の存在感を放つデリカD:5は世界的に見ても珍しい、オールラウンドミニバンです。商用モデルが存在しない純粋な乗用ミニバンとして悪路走破性を求める歴代デリカのファンの期待に応えてくれる存在でもあります。卓越した悪路走破力を発揮するための様々な装備や機能をご紹介します。
更新日2019/08/28デリカD:5に採用されたAWC思想とは?
AWCとはAll Wheel Controlのことで、ラフロードの走破性とオンロードの安定性を両立し、デリカD:5ならではの走行性能を実現するための三菱自動車独自の思想のこと。具体的にはダカールラリー(通称パリダカ)やWRCラリーなどで鍛えあげ、長い間培ってきた4WD技術を中心としたさまざまなテクノロジーにより、4輪のタイヤ能力をバランスよく最大限に発揮させることで、「意のままの操縦性」と「卓越した安定性」を実現する4輪運動制御技術の開発思想です。環状骨格構造の堅牢ボディとともに、デリカD:5のオールラウンド性能を生み出す原点といえるコンセプトです。
ヤンチャなフロントマスクに進化!新型デリカD:5ってどう変わった!
電子制御4WDを採用
デリカD:5の前モデルとなるデリカスペースギアは本格クロカン4WDとして一時代を築いた「三菱パジェロ」をベースにしていました。4WDシステムもクロカン4WDならではの「スーパーセレクト4WD」を搭載。これに対して、D:5は初代アウトランダーをベースに設計されたミニバンで、ベース車両と同じく電子制御式4WDを搭載しています。前輪駆動を基本として、路面状況や走行状態に合わせ電子制御で最適なトルク配分を行う「フルタイム4WD」です。スーパーセレクト4WDと比べると、極限状態でのトルクの伝達力などには少々劣るものの、三菱の豊富なノウハウが活かされたシステムといえます。
燃費のよい「2WD」、路面状況や走行条件に応じて、前後に駆動力を適切に配分する「4WDオート」、強力なトラクションが得られる「4WDロック」の3つのモードをダイヤル式のドライブモードセレクターで、走行中でも簡単に切り替えることが可能です。
悪路走破性の決め手となるグランドクリアランスはクロカン4×4なみ!
時に凹凸の多い道を悪路走破のためには要チェックの数字が、最低地上高、アプローチ、ディパーチャー、ランプブレークオーバーの3つのアングル(角度)です。デリカD:5はこれらの数字がいずれもミニバンでは例を見ない優秀なものになっています。
まず、最低地上高ですが、210mmもあります。国産ミニバンの最低地上高は、だいたいどれも150-160mm前後。また、本格4WDのトヨタ ランクルプラドは 220mm、日産 エクストレイルで 215mmなので、デリカD:5の最低地上高がいかに高いかお分かりかと思います。
また、アプローチアングルは24度、ディパーチャーアングルは22.5度、ランプブレークオーバーアングルは18度を確保しています(ROADESTは除く)ので、ラフロードや凹凸の激しい不整路でもミニバンとは思えないほどの高い走破性を実現します。また、2WD車の最低地上高は4WD車より20mm低い190mmです。
通常の道路では中々体感しにくいかもしれませんが、気になる方はぜひ一度ディーラーで試乗してみてはいかがでしょうか。