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SUVで行きたい高知県の自然を満喫できるドライブスポット33選
森林面積が約85%を占めるいわれる高知県は、別名「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川をはじめ広大な高原や自然に囲まれた観光スポット。自然にあふれた観光ポイントをご紹介していきましょう。
更新日2020/05/141.中越家しだれ桜
樹齢約200年の見事なしだれ桜は圧巻です。見どころになる3月下旬から4月上旬は桜の花びらが舞い散る場所で、ゆっくりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか。もともとは、江戸時代に庄屋の中越家が佐川領主のもてなしに植樹したのが始まりといわれ歴史ある桜でもあります。
<基本情報>
【住所】高知県吾川郡仁淀川町別枝
【電話番号】0889-32-1113
【営業】年中無休
【交通】 高知道「伊野IC」より約1時間30分
【駐車場】 近隣の駐車場を利用
【入場料】 無料
2.五台山
ツツジや桜で有名な「五台山」は、有名な観光スポットです。小説『海がきこえる』の舞台として有名になった場所でもあります。山頂の展望台からは高知市街地が一望でき、その夜景は絶好のデートスポット。今晩のデートはここで決まりです。
<基本情報>
【住所】高知県高知市五台山
【電話番号】088-823-9457
【営業】年中無休
【交通】 バス・電車:JR「高知駅」からMY遊バスで約25分「五台山展望台」で下車、徒歩すぐ
【駐車場】 近隣の駐車場を利用
【入場料】 無料
3.四万十川
「名水百選」「日本最後の清流」に数えられる四万十川。流域面積は全長196kmと四国では最長になり、周囲には温泉やカヌー施設、キャンプ場もあり観光だけではなく、遊びも思い切りできる場所。四万十川は世界的にも有名で、多くの外国人観光客が訪れる場所でもあります。
<基本情報>
【住所】高知県四万十市
【電話番号】0880-35-4171
【営業】年中無休
【交通】
◆共交通機関でのアクセス 最寄駅・土佐くろしお鉄道「中村駅」
◆JR四国予土線 「江川崎駅」車でのアクセス 高知道「四万十町中央IC」から約1時間
【駐車場】 近隣の駐車場を利用
【入場料】 無料
4.早明浦ダム
別名「四国の水瓶」と呼ばれる巨大なダム。日本で4つめの貯水量をもつダムは、その貯水量だけではなく周囲をグルリと取り囲む2000本の桜。春になると咲き誇る花びらがダムに向かって落ちていく様は、目を見張る美しさ。季節を問わず見られる景色の移り変わりに心奪われる人も多いでしょう。
<基本情報>
【住所】高知県土佐郡土佐町田井
【電話番号】池田総合管理所0883-72-2050
【営業】年中無休
【交通】 高知自動車道「大豊IC」から国道439号を土佐方面へ
【駐車場】 近隣の駐車場を利用
【入場料】 無料
5.足摺岬
四国最南端にある足摺岬(あしずりみさき)。そこにある展望台は180度以上の大パノラマになり、その眺望はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得するほど。偉人の銅像もあり、景色と溶け込むさまも見ごたえがあります。
<基本情報>
【住所】高知県土佐清水市足摺岬
【電話番号】0880-82-3155
【営業】年中無休
【交通】 高知自動車道「四万十町中央IC」から、車で約2時間20分
【駐車場】 近隣の駐車場を利用
【入場料】 無料
6.桂浜
土佐民謡「よさこい節」にでてくる高知を代表する景勝地。弓状の海岸、松の深緑、小砂利の五色、海の紺碧、計算された様にいくつもの色が混じるさまは自然が作り出した芸術と呼ぶのに相応しい景観です。自然が作る芸術は、何にも勝る美しさ。見ているモノの心を奪うに相応し景色を堪能してください。
<基本情報>
【住所】高知県高知市浦戸桂浜
【電話番号】088-823-9457
【営業】年中無休
【交通】 高知駅から車で約30分
【駐車場】 近隣の駐車場を利用
【入場料】 無料
7.天狗高原
標高1458mの天狗森を最高峰に、夏は避暑地、秋は紅葉、冬はスキーと季節ごとに見せる顔は、誰もが楽しめる場所として人気です。ここから眺める景観は、周囲を一望できる大パノラマ。いつ来ても、誰と来ても楽しめる場所として現地の人からも折り紙つきです。
<基本情報>
【住所】高知県高岡郡津野町
【電話番号】0889-62-3188
【営業】年中無休
【交通】 「須崎中央IC」から国道197号、公団幹線林道、県道48号線を車で約1時間30分
【駐車場】 近隣の駐車場を利用
【入場料】 無料
8.轟の滝
轟の滝は四国一の大きな滝。「日本の滝百選」にも選ばれた名所として人気の秘密。「玉織姫伝説」と呼ばれる伝説が残るこの場所は、美しさと神秘さを持ち合わせている場所でもあります。
<基本情報>
【住所】香美市香北町猪野々
【電話番号】0887-59-2311
【営業】年中無休
【交通】 JR「土佐山田駅」から車で約50分
【駐車場】 敷地内に駐車場あり
【入場料】 無料
9.室戸岬(むろとみさき)
日本の渚百選に選ばれている室戸岬には海岸段丘があります。海岸段丘は氷河期などの長い年月を経て形成された階段状の不思議な地形です。
室戸岬からは見渡す限りの大海原を望めることができ、景色を楽しみに観光客が訪れます。また、日本の灯台50選のひとつである室戸岬灯台があります。1899年に初点灯した歴史的価値がある灯台で、海上保安庁から、保存灯台として指定されています。
室戸岬展望台からは太平洋に大きく響き渡るような波音や広大な眺望を体感できます。室戸岬展望台の側には坂本龍馬と関係がある中岡慎太郎の銅像もあります。
水平線に朝日が上るようすや、夕日が沈むようすが綺麗に見えるため、近くの宿泊施設から散歩で訪れる人もいます。室戸岬の海岸線は日帰りドライブスポットとしても人気があります。
住所:室戸市室戸岬町
お問い合わせ先:0887-22-5161(室戸市観光ジオパーク推進課)
10.白浜海岸
白浜海岸は岸から沖へ50mほどの浅瀬が続く遠浅の海です。小さな子供から大人まで、海に入ってビーチボールを楽しむなど思い思いの遊びをしている姿が見られます。夏には海の家が設置されシャワーもあるほか、キャンプ場もあり賑やかな海岸です。
潮の満ち引きの差が激しく、もうここまで波が来たと驚くことがある反面、波が引くと、奥に行かないと遊べないという状況にもなります。1日遊ぶとその差を感じ取れるでしょう。
津波避難場所として白浜人工地盤がありますが、周囲を一望できる高さで、ここからの眺望は砂浜一帯はもちろんのこと、水平線を眺めることもできます。
夏の海水浴シーズン以外は静かな気分で美しい光景を見て、散歩や語らいあうのも良いでしょう。特に秋の夕日に照らされた浜辺はロマンティックな気分になれます。近くには海の駅があり柑橘類や野菜などの特産品を購入できるほか、宿泊施設もあるため、ゆっくりリゾート気分を満喫できます。
住所:安芸郡東洋町大字白浜
お問い合わせ先:0887-29-3395(東洋町役場)
11.見残し海岸
見残し海岸は千尋岬にあり、化石漣痕が密集した岩を見学できる神秘的な海岸です。弘法大師がこの地を訪れた際に難所が多く、見残した事からこのような名前がついたと言われています。近くの竜串海岸は歩いて行くことができますが、見残し海岸は、現在でもグラスボートで渡らなければ見られないところにあります。
海中には日本一の規模のシコロサンゴ群集があります。グラスボートから、そのサンゴ群や色鮮やかな魚の姿を観察すると良いでしょう。上陸後は遊歩道が整備されていて、島内散策もできます。屏風岩や渦巻岩や蜂の巣城や人魚御殿などの不思議な形状をした岩があります。
展望台もあり、そこからは青い海を眺めることができます。
見残し海岸は、茶色の化石漣痕が密集した岩の神秘的な美しさと、弘法大師が見残すほど、めったに見られない光景を目に焼き付けられた満足感を味わえるスポットです。島内散策は約1時間もあれば散策できます。お帰りのグラスボートの時間を確認して時間までゆっくり過ごしましょう。
住所:土佐清水市竜串
お問い合わせ先:0880-82-1212(土佐清水市役所)
12.龍河洞(りゅうがどう)
天然の鍾乳洞である龍河洞は、入り組んだ幻想的な道をドキドキしながら探検できる面白いスポットです。ほかの鍾乳洞では見たことがないような斜めの鍾乳石や、滝や湧水が流れているところなど癒される場所が多数あります。
龍河洞の観光ルートは一般観光コースと冒険コースに分かれています。冒険コースは途中狭い所をはいつくばったり、はしごを登ったり、真っ暗闇だったりとワンランク上の楽しみ方ができます。
そして暗闇探検ツアーも準備されています。観光コースのうち比較的安全に歩ける部分で、提灯の明かりで探検していきます。
龍河洞最大の鍾乳石は高さ11mの天降石です。まるで、まさしく名前の通り、天から光が差しているような形状をしており、なかから神様でも登場するのではないかと思うような雰囲気があります。また、右隣りにはカーテンを絞ったような形の絞り幕があります。自然が時間をかけて造りだした形状には、神秘的なものを感じます。
クラゲ石は、クラゲのお化けのような造形をしており、アニメの妖怪を見ているような気分になります。
これだけ見応えのある岩がたくさんある龍河洞は子供も大人も楽しめるスポットです。
住所:香美市土佐山田町逆川1424
お問い合わせ先:0887-53-2144
13.程野の滝
高知で自然満喫ドライブスポットといえばやはり程野の滝が人気です。東滝(ドンドラの滝)、西滝(赤滝)、権現滝、大樽の滝の4つの滝を総称して程野の滝と呼ばれています。程野の滝は落差が50~100mほどで、一気に真下に落ちるのではなく、階段状になっている岸壁を流れていきます。水量は多いのですが、滝の迫力を楽しむというよりは、美しい流れを見て、涼しさを感じるという風情あるスポットです。
紅葉の季節は、水しぶきと赤い葉と青空のコントラストが美しく、澄み切った空気が気分をリフレッシュされてくれます。
程野の滝の下流にある滝つぼである、にこ渕も大人気のスポットです。日光が差し込むと滝つぼがエメラルドグリーンに変化します。この瞬間を見られるのは晴天時の正午前後。なかなかタイミングが難しいでが、通常でも水面は透き通っており十分な見応えがあります。
にこ渕は急な階段や鎖を伝って行かなければならないので、訪れる際には動きやすい服装でいきましょう。また2018年7月現在、にこ淵への遊歩道は落石のため、通ることができないので、注意が必要です。
住所:高知県吾川郡いの町清水程野
お問い合わせ先:088-867-2313(吾北総合支所産業課)
14.瀬戸川渓谷
瀬戸川渓谷は、土佐の名水40選に選ばれている渓谷です。アメゴが登れず引き返すと言われるアメガエリの滝があります。アメガエリの滝は、高低差や水量もあるダイナミックな滝です。透明度も高く、滝壺は川底が透けてみえます。
自然に囲まれた瀬戸川渓谷は、力強い緑の原生林が生い茂っており、秋になると稲葉ダム付近が紅葉に彩られます。
整備された遊歩道はゆっくり景色を眺められ、その先には滝や吊り橋や展望台などがあり、行って良かったと思う渓谷です。国道439号線から県道6号線のルートは道が険しいので、運転に自信がない方は大川村から県道6号線からルートを走行するとよいでしょう。
住所:土佐郡土佐町瀬戸
お問い合わせ先:0887-82-2450(土佐町産業振興課)
15.千本山
千本山は標高1,084mほどの山で、樹齢100年以上を誇る天然杉が多数あります。難易度によって登山道は3コースに分かれています。
初心者向けの親子杉コースでは片道40分程で登れます。このコースでは千本山を代表する、橋の大杉があります。橋の大杉は森の巨人たち百選に選ばれた杉で、樹齢がなんと250年以上。高さ54m直径2m以上の杉です。巨大な大杉を見上げていると見とれてしまいます。コース終点には休憩所があり、そこから柔らかい腐葉土の道を歩くと、大小の杉がある「親子杉」に到着します。
展望台コースでは更にそれから20分ほど登ります。すると、途中に「鉢巻き落とし」と言われる森に入ります。ここは、杉があまりに高いところまで生えているため、見上げた時に頭に巻いていた鉢巻が後ろに落ちてしまうことから名づけられました。その名の通り、木の頂上まで見ようとすると、体が後ろに倒れそうになります。
一度この光景を目に入れておきたいものです。更にそこから400m程行くと展望台があり、ダムや魚梁瀬大橋など山の景色を上から望めることができます。
登山をもっと楽しみたい方はさらに頂上を目指すことをオススメします。しかし、道中は大小さまざまな岩や石がゴロゴロ転がっている斜面が続くので、注意が必要です。
住所:安芸郡馬路村魚梁瀬
お問い合わせ先:0887-43-2211(馬路村魚梁瀬支所)
16.竜串海域公園
滝串一帯は化石の宝庫と言われ、貝類をはじめパイプと呼ばれる化石が多く見られます。シュノーケルやシーカヤックなどのマリンスポーツを楽しんだり、グラスボートで海上散策をしたりできます。
温かい水温で亜熱帯的な海中の景色であることから、日本で初の海中公園に指定されました。透明度がある美しい海である一方、陸の方には奇岩といわれる浸食によりできた不気味な岩が多数あります。
足摺海底館では滝串海中公園を海の中から展望できる施設でサンゴの周りを鮮やかな魚が泳ぐ、癒しの風景を見ることが出来ます。
ハリセンボンやメジナやイワシなどのほかに、ブリも時々見ることができます。海中展望塔は日本でも所々にありますが、ここの海底の窓からは熱帯性の水中生物などもたくさん見られる為、ダイバーになった気分が味わえます。
住所:土佐清水市三崎4124-1 レスト竜串
お問い合わせ先:0880-82-1212(土佐清水市役所)
17.白山洞門(はくさんどうもん)
白山洞門は高知県の天然記念物に指定されている海蝕洞です。足摺岬の西にあり、花崗岩が長い年月の波に浸食されることで洞門となりました。高さ16m幅17m奥行15mの巨大岩の中央の海面付近が侵食されたトンネルになっていて海蝕洞としては日本最大級の規模です。
岩の頂上には白山神社が祀られています。急な階段で、足場はよくありませんが、整備された遊歩道があります。
白山洞門は、空洞がハート型や女性の横顔に見えることから恋愛成就のパワースポットとしても有名です。
写真を撮りたい場合は、近くの万次郎足湯に行きましょう。無料で入ることができ、太平洋の大パノマラと、白山洞門を眺めることができます。
住所:土佐清水市足摺岬
お問い合わせ先:0880-82-1212(土佐清水市役所)
18.瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)UFOライン
UFOラインといっても、正体不明の飛行物体が多数目撃される道ではなく、雄峰(ゆうほう)=UFO、が、由来となる雄大な山々が連なる林道です。正式名称は、町道瓶ヶ森線。瓶ヶ森沿いの標高1,300m~1,700mの尾根沿いを、旧寒風山トンネル高知県側出口より、石鎚スカイライン終点まで延長27キロメートルの舗装林道を縫うように走る尾根を通ります。
晴れた日には石鎚連峰はもとより、太平洋、土佐湾まで見渡すことができます。2018年に発売された「トヨタカローラスポーツ」のCMロケ地に選ばれたことで、ドライブに訪れる人も増えています。また、いの町は、清流日本一に輝いた、仁淀川と吉野川が流れ、さらには国定公園でもある石鎚山系もあり、日本を代表する自然が残る町です。さらに、「土佐和紙工芸村くらうど」「633美の里」「木の香」の3つの道の駅を巡るだけでも、いの町を満喫することができること間違いないでしょう。UFOラインドライブがてらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所:高知県吾川郡いの町
問い合わせ先:088-893-1211(いの町観光協会)
19.横浪黒潮ライン
総延長約19㎞の横浪黒潮ラインは、高知県土佐市から須崎市を結ぶ横浪半島を縦断する県道47号横浪公園線です。横浪スカイラインとも呼ばれています。リアス式海岸を持つ横浪半島の峰に沿って東西に走る爽快なドライブコースは、高知の自然が凝縮され、道路の整備状況、距離ともにドライブロードとして高知県一番の人気ルートとなっています。眼下には雄大な太平洋、北には穏やかな浦ノ内湾や四国山地を見ることができます。
眺望ポイントは多数あり、車を止めて写真を撮りたくなりますが、駐車場は多くないので雄大な光景は目視で堪能しつつ、ドライブを楽しむことに集中しましょう。中高速コーナーとアップダウンが気持ち良いドライブを約束してくれて、距離も十分あるので走り応えがあります。このスカイラインを目的に高知県へ行くプランを考えて見るのも良いのではないでしょうか。
住所:高知県須崎市~土佐市
お問い合わせ先:0889-40-0315 (須崎市観光協会)
20.道の駅633美の里(むささびのさと)
国道194号と国道439号が交わる場所にあることから、この2つの数字を足した「633」に、自然の美しさを表す「美」をつけて「633美の里」と名付けられ、吾北地区に生息している「むささび」のように飛躍するということも込められています。
爽快なドライブが楽しめる国道194号線にあり、高知観光の立ち寄りに最適な場所にあります。ちなみに、村のシンボルである「むささび」は、昔から「モマ」と呼ばれ、前足と後足の間に皮膜があり、木から木へと飛び回る人気者です。店内ではむささびグッズも販売していますよ。
ここの名産品は、生産者手作りの田舎みそ、とうふ、こんにゃくなどの加工品や人気の田舎寿司、お饅頭にそして、いの町農業公社が、道の駅の目玉にと珍しい野菜のシリーズ化を発案。「ごほく名珍菜シリーズ」と名付けられ、キャベツの仲間で、ふくれた茎の部分が食用になる「コールラビ」、ゆでると歯ざわりシャッキリ、果実がそうめん状に早変わりする「そうめんかぼちゃ」、白・赤・黄色など、カラフルな茎の葉っぱが特徴の「ブライトライト」など約20品目以上もあります。
盛りだくさんの名産品を食べて高知のドライブに出発してください。
住所:高知県吾川郡いの町上八川甲1160-2
問い合わせ先:088-850-5300
21.道の駅 南国風良里(なんこくふらり)
南国風良里は珍しい施設があるのが特徴の道の駅です。例えば、南国市が日本の機械工学の基礎を築いた細川半蔵頼直の出身地であることから、施設の中にはその代表作である「茶運び人形」のからくり時計が設けられています。地上メートルのやぐらの上に時計が取りつけられ、朝9時から夕方6時までの毎正時ごとに鐘を鳴らし、同時に扉が開いて茶運び人形が登場し、土佐弁でご挨拶致するという道の駅自慢のランドマークタワーとして大人気です。
そして、風力と太陽光で自家発電して光る街路灯の製品第一号で、クリーンエネルギーのシンボル「風力&ソーラー発電街路灯」も設置されています。
オリジナル商品も豊富で、中でも風良里本館2階の「カフェレスト風良里」のメニューにも使われているオリジナルドレッシングの「ゆずドレッシング」があります。ノンオイルで家庭用に持ち帰りたいという要望から商品として生まれました。また、「風の市」では、地元の農家が作った新鮮・安心・安全な、季節折々の野菜や果物が豊富にそろっており、地元南国市の特産品「四方竹」を使いキムチ味に仕上げた「ピリシャキ漬け」が絶品です。ぜひ立ち寄ってみてください。
住所:高知県南国市左右山102-1
問い合わせ先:088-880-8112
22.沈下橋(ちんかばし、ちんかきょう)
沈下橋は、河川を渡る橋の一種で、高知県の四万十川には支流も含め47本の沈下橋があります。高知県では沈下橋を生活文化遺産ととらえ、沈下橋を含む四万十川流域の流通・往来を通じて生じた景観が文化庁による重要文化的景観に選定されています。
雄大な緑の山々に青い空、青い四万十川、そして沈下橋という風景は観光のポイントともなっていて、沈下橋には水の抵抗を受けないように欄干がなく、大洪水で橋が水中に「沈下」することを想定している橋です。
高知市内の代表的な沈下橋としては、今成橋(通称/佐田沈下橋)があります。四万十川最下流で最長の沈下橋として、もっともなじみのある沈下橋なので多くの観光客で賑わいます。三里沈下橋は夕日に映された風景が絶景であり、高瀬沈下橋は四万十川で3番目に長く初夏のホタル見物で賑わいます。
その他、橋脚が3本ある珍しい勝間沈下橋は釣りバカ日誌14の撮影現場としても有名であったり、ポスターやテレビに登場する岩間沈下橋など、沈下橋をめぐるドライブも面白いかもしれません。
住所:高知県四万十市内、四万十川流域
問い合わせ先:0880-34-1555(四万十市観光協会)
23.足摺海底館
足摺海底館は、竜串海中公園の海底の世界を見ることができる施設です。らせん階段を降りていくと、水深7mの海底に広がる海中に、テーブルサンゴの周りを泳ぐ色とりどりの魚たちが待っています。また、全方向に設けられた直径60cmの大きな海中窓からは、ハリセンボン、青色のソラスズメダイ、メジナなどが見れます。季節によっては、イワシやキビナゴなどの回遊魚が見られ、運が良ければブリやイカなども見ることができます。
改定見学の後は、美しい竜串海岸を望みながら食事ができるレストランにもよってみましょう。高知といえばやはり「かつおのタタキ」、定番のかつおタタキ定食や一度焼いたタタキを油で素揚げしてオリジナルの味噌ダレでいただく「ジョン万タタキ丼」をはじめ、地元食材にこだわった黒潮御膳も格別です。お土産はオリジナルの「イカ墨饅頭」でどうでしょう。
住所:高知県土佐清水市三崎4124‐1
問い合わせ先:0880-85-0201
24.香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム
アンパンマンの生みの親、やなせたかし氏のふるさと高知県香美市香北町にあるアンパンマンミュージアムは、アンパンマンが大好きな皆さんのための施設です。ここには難しい絵はひとつもなく、順路もありません。好きなところからぐるぐると自由に歩き回って、館内のあちらこちらに隠れているアンパンマンと仲間たちを探して遊びましょう。
3階まで吹き抜けのエントランスは、イタリアの中世都市・シエナのカンポ広場がモチーフになっていて、「アンパンマンのマーチ」が流れる大きなからくりしかけの「かくれんぼの木」からは、正時におなじみのキャラクターたちが顔を出します。他にも、アンパンマンたちが暮らす町をミニチュアで再現したジオラマ、アンパンマンの大壁画、そして、アンパンマンシアターでは過去のアニメ作品を上映してます。また、野外には、「野菜村にはいるおむすびまん」がモチーフになっている立体ジオラマがあり、原画には登場しないキャラクターも交じっているのも見逃せません。
ドライブの目的地としてこのミュージアムによれば元気が全開になる事請け合いです。
住所: 高知県香美市香北町美良布1224-2
問い合わせ先:0887-59-2300
25.四国自動車博物館
四国自動車博物館は、自動車の歴史のなかでとりわけヒストリーのある1960~80年にかけての希少性の高いクルマを動体保存し、後世に残していきたいという思いから、2001年にネッツトヨタ南国が開設した博物館です。展示車両はアルファロメオやポルシェなど欧州のレーシングカーやラリーカーに加え、歴史的なバイクかず多く展示されています。
さらに、展示されるすべてのクルマにはフルレストアを施し、外観はもとより、エンジンルームや電気系にも手を入れ、簡単なメンテナンスさえ施せばすぐに始動できる最高のコンディションとなっており、実際にエンジンを始動、走行させるイベント、「オープンミュージアム」は、マニア垂涎の恒例行事となっています。
また、ロビーには輸入書籍を中心に500冊あまりをストック。展示車両とゆかりの深いミニカーのラインナップやオリジナルポストカード、バッチ、ステッカーなどのお土産も用意されていて、モータスポーツ好きにはたまらない場所と言えるでしょう。歴史を彩った車も数多く展示されているので、おじいちゃんやおばあちゃん家族みんなで楽しめる工夫が凝らされているので、世代間交流の場としてもとても楽しめること間違いなしです。
住所:高知県香南市野市町大谷896
問い合わせ先:0887-56-5557
26.四国カルスト
四国カルストは、高知県と愛媛県の県境、梼原町に位置するカルスト台地です。山口県の秋吉台と福岡県の平尾台と並び日本3大カルストに数えられています。
また、日本最後の清流として知られる四万十川の源流域に位置しており、昭和36年には、県立自然公園に指定されるなど、自然豊かなドライブスポットです。
標高1,000〜1,500mに広がる景色は圧巻で、四国カルストを東西約25kmにわたって縦断する県道383号線を走ると、青空と雲がとても近くに感じられます。
夏には草原が、秋にはススキが一面に広がっているほか、春から秋にかけては、土佐褐毛牛が放牧されているなど、日本ではなかなか見ることができない牧歌的な風景も見どころです。
ほかにも、石灰岩の岩肌が露出し、ひつじの群れのようにみえるカレンフェルトや、近くの山々の景色からも自然の雄大さを感じられます。
住所: 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷
電話番号: 0892-21-1111
27.柏島
幡多郡大月町にある柏島は、四国西南地域の最西端に位置する島です。本土と橋でつながっているため、自動車やバイクでアクセスできます。
柏島を囲む海は、船が宙に浮いて見えるほど透明度が高い海としてSNSで紹介されており、多くの観光客が訪れるフォトジェニックなスポットです。海岸で、綺麗な海や船場に並ぶ船を眺めて過ごせば心が癒やされることでしょう。
また、夏には海水浴が楽しめるほか、豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているため、日本の海の1/3の魚種が生息していると言われており、世界でも有数なダイビングスポットとなっています。海の外でも中でも充実した時間を過ごせます。
8月〜9月は、混雑を防止するために、駐車禁止エリアがもうけられているので注意しましょう。
住所:高知県幡多郡大月町柏島
電話番号:0880-73-1115(大月町役場 産業振興課)
28.佐田沈下橋
佐田沈下橋は、四万十川にある沈下橋のひとつです。沈下橋とは、欄干がなく、増水時に水没するように設計された橋のことで、四万十市内だけでも8つもあります。青い川と山の緑と沈下橋という風景は、四万十らしい風景といえます。
佐田沈下橋は、四万十川の最下流で最長の沈下橋となっています。あたり一面が大自然に囲まれているので、雄大な自然を観察でき、爽快感を感じることができます。また、普段なかなか体験できない欄干の無い橋を渡るというスリルを味わってみてはいかがでしょうか。
大自然の中でドライブを楽しみたい方であればぜひ訪れてみてください。
住所:高知県四万十市佐田
電話番号:0880-34-1555
29.北川村「モネの庭」 マルモッタン
安芸郡北川村にある北川村「モネの庭」 マルモッタンと呼ばれる庭園は、クロード・モネが愛したフランス・ジヴェルニーの庭と地中海をモデルとして作られた庭園として有名です。
クロード・モネ財団の指導を受けて作られた本格的な庭園で、水の庭、花の庭、光の庭、遊びの庭・遊歩道が園内に用意され、それぞれの庭で様々な植物を観察できます。特に水の庭には、睡蓮の花が咲いており、モネの代表作「睡蓮」の世界観を味わうことができるでしょう。
月ごとに見頃の花も用意されているのも印象的で、4月の見頃の花は花の庭に咲いているチューリップです。
睡蓮のシーズンは4月下旬ごろから。4月下旬から10月上旬までは温帯性睡蓮(赤や白など)、6月下旬~10月下旬までは熱帯性睡蓮(青)を鑑賞できます。滑り台や平均台、木材を使ったアスレチックや、遊歩道、木陰のベンチなどもありますので、ひとりで訪れるだけでなく、恋人や家族で訪れても楽しめるスポットです。
住所:高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
電話番号:0887-32-1233
30.神在居(かんざいこ)の千枚田
神在居の千枚田は、その名の通り高岡郡梼原町神在居にある棚田です。梼原町は標高220~1,455mという高低差の大きい地域であるため、山の斜面を活かした農耕が発達しています。神在居の棚田は、数多くの田んぼが重なっていることから、千枚田と呼ばれて親しまれています。
山の斜面に幾重にも重なって田んぼが広がる光景は壮大なスケールで、平地に広がる田んぼとは違った趣があります。かつて、作家の司馬遼太郎がこの地を訪れた際に、「農業が築き上げた日本のピラミッド。万里の長城にも匹敵する」と感嘆したそうです。
千枚田を上から見下ろしたり、下から見上げたりすることで、さまざまな光景が見られるため、写真撮影のスポットとしても最適です。
ここでは、オーナー制度を実施しており、四万十にちなんで、100㎡あたり4万10円で借りることもでき、地元の農家の方々の指導を受けながら、米作りを始められます。
住所:高知県高岡郡梼原町神在居
電話番号:0889-65-1250
31.ヴィラ・サントリーニ
地中海の東北部に位置し、青い海に数多くの島が点在するエーゲ海。それを一望できる景勝地として有名なサントリーニ島にあるホテルをモデルにつくられたのが、土佐市にあるヴィラ・サントリーニです。
白い外壁の建物は、サントリーニ島に建つホテルそのもの。そこから見渡す光景は、現地さながらのロケーションで、エーゲ海の雰囲気を楽しめます。
宿泊はもちろんのこと、事前予約をすれば、レストランも利用できます。友人同士やカップル、夫婦で一緒に訪れれば、よい思い出になること間違いないでしょう。
宿泊の予定はなくても、ドライブ中にぜひ立ち寄って、その景色を眺めてみてはいかがでしょうか。
住所:高知県土佐市宇佐町竜599-6
電話番号:088-856-0007
32.仁淀川
仁淀川は、愛媛県から高知県にかけて流れる一級河川で、高知県で、四万十川、吉野川に次いで3番目に大きな川です。
仁淀川の魅力は、その透明度の高さ。澄み切った青い川の色は、仁淀川ブルーと呼ばれ、多くの観光客が訪れます。この景色を見ながらドライブをすれば日ごろの疲れをいやしてくれること間違いなしです。
また、仁淀川にも名越屋沈下橋、片岡沈下橋、浅尾沈下橋、久喜沈下橋などの沈下橋があります。こちらにも訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:高知県吾川郡仁淀川町
電話番号:0889-20-9511(仁淀ブルー観光協議会)
33.竜串海岸
土佐清水市竜串にある竜串海岸は、臥竜山に沿って広がっており、竜が臥しているような小山と、大串に例えられる奇岩から「竜串」と呼ばれています。
地質学を学んでいる方にとって聖地といっても過言ではない場所で、波や風によって形を変えた様々な奇岩・奇勝がみられるスポットとして知られています。あたり一面に広がる海や山々の風景と合わせて観察するとよいでしょう。
そのほかにも。海岸で奇岩の側で写真を撮ったり、浜辺に打ち上げられたサンゴや貝を収集したりと、さまざまな楽しみ方ができます。
訪れる時間帯によってもその印象が変わりますので、何度かに分けて訪れてみるのも良いでしょう。
住所:高知県土佐清水市竜串
電話番号:0880-82-1212 (土佐清水市観光商工課観光係)