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T-CrossとT-Rocは何が違うの?

フォルクスワーゲンのコンパクトクロスオーバーSUV、T-Rocが、2020年7月に待望の日本デビューとなりました。同じメーカーのコンパクトクラスSUVということであれば、すでにT-Crossがありますが、両車にはどんな違いがあるのでしょうか? 今回はそれぞれの特徴を比較して、どんな個性があるのかを検証してみたいと思います。

更新日2020/08/12

24色のカラーバリエーション!カジュアルなT-Cross

VW T-CROSST-Crossは、フォルクスワーゲンのSUVラインアップの中でもっとも小さいSUVとして、2019年に導入されました。

ボディサイズは全長4,115mm×全幅1,760mm×全高1,580mm、ホイールベースは2,550mm。5ナンバーサイズには収まらないものの、ホンダ ヴェゼルやトヨタC-HRといったコンパクトSUVよりも小さく、街乗りや縦列駐車での取り回しがしやすい大きさです。

フォルクスワーゲングループの生産モジュール「MQB」を採用することで、ボディサイズは小さいながらもロングホイールベースのパッケージングが可能になり、サイズ以上の広さを感じることができます。リアシートも最大14cmの前後スライドが可能で、後席の居住空間にも配慮されています。

VW T-cross 2020また、荷室容量はクラストップレベルの455Lを確保しており、これは後述のT-Rocよりも大きな容量となっています。リアシートを倒すと、最大1,281Lまで拡大することができます。

エクステリア(外装)は、フォルクスワーゲンのSUVが近年採用する、フロントグリルとヘッドライトが一体化したようなスマートなフロントフェイスをはじめ、きちんと折り込まれたキャラクターライン、リアエンドの横幅いっぱいに広がるリフレクターバンドなど、SUVの力強さを演出しながらも、カジュアルで親しみやすいデザインとなっています。

VW T-CROSSインテリア(内装)もエクステリアと同様のイメージがデザインに反映されています。内外装を個性的に彩る3色(オレンジ、グリーン、ブラック)のデザインパッケージが用意されており、ドアミラーやアルミホイール、インパネを8色のボディカラーとの組み合わせることで計21色のカラーバリエーションから選択可能です。

パワートレーンは、1.0L 直3ガソリンターボで、最高出力は85kW(116PS)/5,000〜5,500rpm、最大トルクは200Nm(20.4kgm)/2,000〜3,500rpmというスペック。7速DSGと組み合わせることで、軽快で俊敏な走りを実現しています。街乗りメインでキビキビとした走りを求めるユーザーにはぴったりでしょう。

価格は303万9000円〜となっています。

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スタイリッシュで先進性が感じられるT-Roc

VW T-Roc 2020T-Rocは、T-Crossの1クラス上のモデルとして登場したコンパクトSUVです。ボディサイズは全長4,240mm×全幅1,825mm×全高1,590mm、ホイールベースは2,590mm。同じフォルクスワーゲンのハッチバックモデル、「ゴルフ」に近いボディサイズで、日常での使いやすさにもマッチします。

エクステリアデザインはT-Crossと共通に感じられる部分もあるものの、クロームパーツが随所に織り込まれていることや、大型エアインテークやリアディフューザーの装着により、スタイリッシュで落ち着きのあるデザインになっています。またフォルクスワーゲンのSUVとして初となる2トーンカラーが採用されているのもトピックで、グレードに応じてブラックまたはホワイトのルーフカラーを組み合わせることが可能です。

VW T-Roc 2020インテリアもスタイリッシュなデザインで、メータークラスターはフル液晶ディスプレイの「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」が採用されるなど、先進性も感じられます。またボディカラーがターメリックイエローメタリック、もしくはラヴェンナブルーメタリックを選ぶと、インパネやドアトリムもボディカラーと同色にコーディネートされます。しかしポップな印象ではなく、アーバンスタイルに仕上がっているところにセンスを感じます。

クーペスタイルのフォルムは室内高が低くなるようなイメージがありますが、T-Rocは後席でもヘッドクリアランスにゆとりがあり、大人が乗車しても不満はありません。荷室容量は定員乗車時で445LとT-Crossより小さくなりますが、シートを倒すと1,290Lまで拡大することができます。

VW T-Roc 2020パワートレーンは、2.0L 直4ターボディーゼルエンジンが搭載され、最高出力110kW(150PS)/3,500〜4,000rpm、最大トルクは340Nm(34.7kgm)/1,750〜3,000rpm。トランスミッションは7速DSGとの組み合わせとなり、ディーゼル特有の低速から盛り上がる力強いトルクを感じながら、どの速度域でも気持ちのよい加速を味わえます。街乗りはもちろん、ロングドライブでも力不足を感じることはありませんから、幅広いシーンで乗りたいユーザーにおすすめです。

価格は384万9,000円〜となっています。

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カジュアルな雰囲気が好きで、時々少人数でのレジャーを楽しみたいという方はT-Crossがおすすめです。普段は街乗りメインで、週末にはアウトドアグッズを積んで、近場のデイキャンプという使い方も良いですね。

一方、T-Rocはスタイリッシュでありながら実用性も高く、後席の居住性も確保されていますから、街乗りからロングドライブまで快適で、オールマイティに使えるSUVを探している方にぴったりです。

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