プロモーション
マツダ CX-30とホンダ ヴェゼルのインテリア、荷室の広さを比較
新型のマツダ3をベースに2019年に誕生したCX-30。一方で2013年に登場し今も好調に販売を続けているホンダ ヴェゼル。どちらも国内メーカーコンパクトクロスオーバー勢の代表格ということで気になっている方も多いのではないでしょうか?もしかするとヴェゼルを初期の頃に購入した方はそろそろ買い替えを検討されている方もいるでしょうか?今回はCX-30とヴェゼルのインテリア(内装)や荷室の使い勝手を紹介していきます。
更新日2020/08/21それぞれ、どんな特徴がある?
CX-30はマツダ3をベースとしたSUVでよく比較されるデミオをベースにしたCX-3よりも車格は上の立ち位置になります。クオリティの高さを感じるエクステリア(外装)と輸入高級車を思わせるインテリアは近年のマツダが得意とするデザインで、他の国内メーカーとは一線を画す魅力があります。
ボディサイズは全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mmで、全高を除けばヴェゼルよりも少し大きいサイズですが、扱いやすいサイズに収まっています。パワートレインは2.0L ガソリン、2.0L ガソリン+モーターのマイルドハイブリッド、1.8L ディーゼルの3種類。ガソリンモデルのトランスミッションには6速MTの設定があるのもマツダ車の特徴です。
ヴェゼルはホンダのコンパクトカー フィットをベースにSUVに仕立て上げたモデルです。しかし、スポーティかつラグジュアリーなエクステリア、高級感のあるインテリアは、ワンランク上の上質感が備わっています。全長4,330〜4,340mm×全幅1,770〜1,790mm×全高1,605mmという絶妙なサイズ感と高いユーティリティがコンパクトSUV主流のニーズに上手くはまり、たちまち人気モデルとなりました。パワートレインには1.5Lのガソリンモデルと1.5L ハイブリッドモデルが用意されています。
インテリア比較、室内の広さ比較
CX-30のインパネ周りは概ねマツダ3を踏襲したデザインになっています。シックかつ高級感溢れる内装は、マツダ車ならではのもの。非常にシンプルでディスプレイも見やすい箇所に設置されています。
室内サイズは室内長1,830mm、室内幅1,495mm、室内高1,210mm。CX-30は後部座席の居住性に関しては相当努力したものと思われます。その広さはサイズの近いCX-3よりも明らかに余裕が感じられるものとなっています。コンパクトSUVとしては遅れての登場なので、競合に負けられないという強いこだわりもあったのでしょう。ファミリーユースでも活躍が期待できる一台です。
ヴェゼルのインパネ周りは無駄がなくシンプルにまとめられています。特にエアコンの操作ボタンはタッチパネルにすることにより、すっきりしているだけでなく高級感を感じられるデザインになっています。
室内サイズは室内長1,930mm、室内幅1,485mm、室内高1,265mmです。特に後部座席の居住性はライバルを凌ぐ空間の広さで身長185cmの大人でもゆったりと座れることを基準に設定されています。もちろん頭上空間にも余裕がありクーペルックのフォルムからは想像ができない快適性を確保しています。また、このクラスではスポイルされがちな静粛性にもこだわっており、高級セダンに使われるような高遮音性のあるフロアカーペットや高性能の防音材を採用している点も見逃せません。
収納スペース、荷室の広さ比較
CX-30の収納は、グローブボックス、フロントカップホルダー2個、ボトルホルダー付ドアポケットがフロントとリアに計4個、アームレスト付コンソールボックス、助手席のシートバックポケット、カップホルダー付きリアシートセンターアームレスト、オーバーヘッドサングラスホルダーとなっています。収納箇所が多いので小物で車内がごちゃごちゃすることはなさそうです。
後部座席は6:4の分割可倒式で、乗車人数と荷物の量に応じて荷室をフレキシブルにアレンジすることができます。フロア下にはサブトランクを備えるので、車内に常備しておきたい物の収納に最適。荷室容量は通常時で430Lとこのクラスでは大きめの容量を確保しています。さらに20Sを除く全車にパワーリフトゲートを標準装備しているので、手荷物が多い時でもリアゲートをスマートに開閉できます。
ヴェゼルの収納は、フロントのマルチユーティリティドリンクホルダー、アームレスト付コンソールボックス、フロントコンソールポケット、グローブボックス、フロントドア左右のドアポケット、全ドアにボトルホルダー、運転席(タイプ別設定)と助手席にシートバックポケットとCX-30と同レベルの収納は確保しています。ただし、荷室容量に関しては通常時で404L(ガソリン仕様、サブトランクを含む)なので、荷物の積載が多い方にはCX-30の方が実用的と感じるかもしれません。
C-HRとヴェゼルのハイブリッドの上級モデル、どっちが買い?
CX-30は荷室を含めたキャビンのスペースを長くとっており、後部座席に座る方が快適なだけでなく荷物の積載にも適しています。ヴェゼルはわずかにボディサイズが小さくなっていますが、その代わり天井を高くすることで、全乗員が快適に過ごせるように設計されています。外観はどちらも伸びやかで美しいスタイルなので、実用性や居住性に関しては実際に店頭で確かめられることをおすすめします。