【SUV映えを探しに行こう!】四万ブルーに溶け込むVOLVO XC60の秀逸デザイン

ボルボ XC60の最新モデル、48Vハイブリッドシステムを搭載したB5  AWDインスクリプションを連れ立って、モータージャーナリストの竹岡圭さんが、涼を求めて上野国まで日帰りドライブ。見た目の存在感とはうらはらに、ドライバーにも乗員にも、とてもやさしいクルマだったのです。

更新日2020/09/16

TEXT:竹岡 圭(Takeoka Kei)、 PHOTO:宮越 孝政(Miyakoshi Takamasa)

お世辞でもヨイショでもなんでもなく、ロングドライブに出かけるのにボルボのクルマってサイコー!なんですよね。

なにがいいかって言うと、まずはシート。私は身長160センチ弱なんですが(最近、ちょっと縮んだらしい?!)、最近のクルマはたとえ日本のクルマだったとしてもグローバル化にともないまして、シートがどんどん大きくなってきているため、困っているんです。

特に座面の長さが長くなってきているのが、困りもの。というのも小柄なため、前が見えにくいからシートリフターで座面を上げると、床にカカトをつけてペダル操作ができなくなる→疲れるから下げる→前が見えにくい…の繰り返しになっちゃうんですよ!これ、落ち着かないし、とーっても疲れちゃうんです。

そんななか、このXC60のシートは座面長調整機構がついているので調整幅が広い。

いえね、もちろん座面長調整機構がついているクルマは他にもたくさんあるのですが、その調整具合がXC60の場合は絶妙でして…しっかりいちばん上までシートを上げても、床にカカトをつけたままペダル操作ができるし、身体をきちんとホールドしてくれるので、ドライブ中座りなおすほど身体がずれないし、さらにはマッサージ機能までついちゃって、もう至れり尽くせりなんですよね。

モータージャーナリストのなかでも、シートにウルサイと名高い私が現在、世界一のシートと思っているシートなので、間違いないと思いますヨ。

というわけで気分よく、都内の自宅から群馬県の四万まで足を延ばすことにしました。本当は山形の銀山温泉なんて行ってみたかったんだけれど、コロナ禍のいまですから、日帰りということでね…。でもその四万が、想像以上に素晴らしかったんです!

”四万ブルー”って、耳にしたことがありますでしょうか。もうなんとも言えない、南国の海を思わせるかのようなキレイな青!エメラルドグリーン!場所によって色と輝きが違うのですが、高知の四万十ブルーや仁淀ブルーに匹敵するような色の川が流れているんですよ♪

でもなぜ青く見えるのかは、令和のいまとなっても解明できていないっていうのがまた不思議なところ。水が青く見えるには、青い光を吸収するようなミクロン単位の物質が溶け込んでいることが多いらしいのですが、四万川の水を分析しても、そんな物質は溶け込んでいなかったんだそう。

たぶんアロフェンかなにか、ほかの青色の光を反射・錯乱する微粒子が分散しているからではないか…と、言われているようですが、そんなことよりこの暑い夏に一服の清涼感、清々しさをもたらしてくれる最高の目の保養です。

また付近は「四万の甌穴群(おうけつぐん)」と呼ばれる県の天然記念物に指定されている景勝地にもなっています。

川底の石が定位置で回転し摩擦によって大小8つの穴があけられているそうなのですが、そこに四万ブルーが流れ込んで、本当にキレイなんですよね。その近く「森のカフェKISEKI」で、本当の一服。リンゴジュースの甘さが体に染みわたったところで、次の目的地へと向かいます。

次の目的地は四万川ダム。このダムがまた、見事な四万ブルーなんですよ。ダムカードなるものがあり、近年は密かなダムブームも起きているようですが、これほど水の美しいダムには、初めてお目にかかりました。

そしてダムの周遊ロードは、一方通行の見事なワインディング。XC60の見た目とは裏腹に軽快なハンドリングと合わせて、こういう道を見るとついついラリー魂に灯がともってしまいがち。

さらに、48VマイルドハイブリッドのB5ユニットは、1,500~2,000rpmという低いエンジン回転域でも、自然に背中を推すような感じでサポートしてくれるので、とても爽快に走りやすいんです。そのあと押し感もわざとらしさがないので、バタバタすることなく本当にスムーズに力強い走りができちゃうんですよね。

でも、ここは逸る気持ちを押さえて、気持ちのよいドライブを♪そんな気持ちに自然とさせてくれるのも、XC60のシンプルなんだけど機能的で、目にも優しいという、スカンジナビアンデザインの成せる業なのかもしれませんね。

途中、ちょっとと寄った四万温泉はかなり由緒と歴史のある温泉街で、映画「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の温泉の建物のモデルのひとつになったと謂われる、積善館も見えます。ちなみに、積善館の手前の赤い橋がそのモデルになったんだとか。不思議の世界に迷い込めそうな狭い道が続きます。

XC60は決して小さなクルマではないのですが、ボルボのクルマは見た目や実際のサイズよりも、運転席に座るといい意味でコンパクトに感じるんですよね。つまり大きさ以上に、手足感覚で取り回しやすいのが魅力のひとつでもあるんです。

また、最新鋭装備がたくさんついていて、狭いところを曲がる時でも、足元を引っかけたりしないようにお知らせてしてくれる360度カメラを筆頭に、どんなところでも取り回しやすくサポートしてくれる装備にあふれているので、行けるかなぁ~?と不安になりそうな路地でもなんなくクリアすることができました。

しかし、そんな由緒正しい四万温泉にも、最近は改革の波が押し寄せているようです。ちょっと離れたところにある温泉グランピング施設「シマブルー」もそのひとつ。

維持が難しくなった旅館をリニューアルして新しい施設に生まれ変わらせるといった取り組みも、積極的に行われているようですが、こういった新しい取り組みもユーザーにとっては嬉しい限りですよね。

自然と上手く共存しながら、また街を盛り立てて行って欲しいなと思いました。

残念ながら今回は日帰りの旅と言うことで、源泉かけ流しの四万温泉に後ろ髪をたっぷり引かれつつ、帰り道はACC任せで帰路につきます。このACCがこれまたよ~くできていて、ハンドルアシストもしっかりしてくれるので、本当にラクチン。

特に帰りに道は、フッと気が抜けてしまうこともありがちなので、ドライバーをサポートしてくれる機能はついているほうが安心ですよね。ドライブの楽しさは、安全の上にこそ成り立っているものですから。

というわけで、終始順調な四万ドライブでしたが、やっぱり温泉入りたかったなぁ~(笑)

 

■温泉グランピング シマブルー

群馬県吾妻郡中之条町四万4355-9
TEL:0279-64-2155

歴史ある四万温泉エリア内で、グランピングと温泉を融合させた新しい施設が「シマブルー」です。全室が離れになっているログハウスは、各部屋に四万の温泉を引いた露天風呂付き。ぐんま野菜、上州牛、上州麦豚、赤城鶏など、地元の厳選食材を堪能できるバーベキューは、日帰りプランも用意されています。

■森のカフェ KISEKI

群馬県吾妻郡中之条町四万3497
TEL:0279-64-2290
営業時間:10:00〜15:00
定休日:無し(12月1日〜2月29日の間、水&木曜日)

中之条町から四万温泉街に向かう国道353号線沿いにある群馬県の天然記念物に指定されている“甌穴”を見学する観光客のための駐車場内にあるのが「森のカフェ KISEKI」。緑に囲まれたテラス席では、四万川のせせらぎを聞きながら、地元のパン屋が提供する軽食や、飲み物などをいただくことができます。ドライブの休憩場所にもぴったりです。

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