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【スズキディーラーマンが解説】エスクードのココがスゴイ

エスクードは、スイフトスポーツと同じ1.4リッターターボのエンジンを搭載した、クロスオーバーSUVで、コンパクトカーが中心のスズキにおいて、現在のラインアップの中でフラッグシップに位置するクルマです。ここでは、そんなエスクードのスゴイポイントを、ディーラーマンの視点で紹介していきます。

更新日2020/09/18

実は優れた走行性能を持つSUV!

エスクード 前述のとおり、エスクードの心臓部はスズキのスポーツハッチバック、スイフトスポーツとほぼ同じ1.4L 直4ターボを搭載(同じK14C型ですが、スイフトスポーツはハイオクガソリン、エスクードはレギュラーガソリン指定)します。

スペックは、最高出力100kW(136PS)/5,500rpm、最大トルク210Nm(21.4kgm)/2,100〜4,000rpmと2.0L NAエンジン並みの高出力、高トルクで、それに加え、6ATの採用により非常にスムーズ、かつダイレクト感のある加速性能を発揮します。

同クラスのSUVには、ホンダ ヴェゼルやトヨタ C-HRなどがありますが、このクラスのSUVの中では、軽量な車体重量(1,220kg)とも相まって、最も走りがいいSUVと言って差し支えない走行性能です。

これほど走るSUVというのは、実は数多あるSUVの中でも希有な存在であり、走りを前面に出しているのは珍しいのです。

現行で4代目となるエスクードの歴史を振り返る

 

欧州仕込みの乗り心地、足の良さが売り!

 

スズキ エスクード 2018このエスクードは、実は日本ではなく、スズキのハンガリー工場で生産される輸入車で、れっきとした欧州車です。

現行モデルである4代目の足回りは、日本で生産されていた初代から3代目までのラダーフレーム構造を止め、フロントがストラット、リアがトーションビームという一般的な形式です。しかし、このチューニングが素晴らしく、前述したように走れるSUVとしての素性を持つ要因の1つとなっています。

SUVとしてはかなりガッチリとした乗り心地であり、低速では路面のゴツゴツが目立つ乗り味なものの、これがある程度の速度域になってくると、ボディ剛性と相まってその足回りのしっかり感を伝えてくるような気持ち良い乗り心地に変わっていくのです。

そのあたりがとても欧州車らしく、ワインディングでも気持ちよく運転できるSUVとなっています。

現行で4代目となるエスクードの歴史を振り返る

 

ステアリングの応答性が良く、安定感がスゴイ!

スズキ エスクード 2018欧州車仕込みの乗り心地、そして心臓もパワフルで良く走るという事は先ほどお話しましたが、それだけではありません。

SUVという性質上、車高も高く、直線が気持ちいいだけでステアリングを切った時の反応はイマイチだろう…と思われるかもしれませんが、エスクードは、スイフトスポーツよりも200kgも重たいのにも関わらず、応答性も素晴らしいのです。

エスクードのボディはその50%もの部分が高張力鋼板になっており、ボディ剛性も十分。それに加えて、ステアリングギアボックスをサスペンションフレームに直付けしており、取付剛性を高めるとともに操縦に対する応答性も向上させています。

それらの工夫により、ステアリングの操舵角と、自分が思い描いたクルマの曲がる角度が合致するかのような操舵応答性を体感できるくらい、気持ちよい身のこなしが可能なSUVとなっています。

エスクードの中古車情報を見てみる

 

スズキ渾身の電子制御4WD、ALLGRIPがスゴイ!

スズキ エスクード 2017

現行のエスクードには、4WDの作動だけでなく、エンジンやAT、電動パワーステアリングなどの作動に関しても協調制御を行う「ALLGRIP(オールグリップ)」と呼ばれるフルタイム4WDを搭載しています。

フルタイム4WDとはいえ、本格クロカンの先代までのエスクードとは違い、現行モデルは街乗りもスマートにこなせるコンパクトなクロスオーバーSUVですので、例えば「AUTO」モードを選択している場合、基本はフロント駆動で走行します。これが、タイヤのスリップを検知した瞬間、自動的に4WDに切り替わります。

また「SPORT」モードを選択した際は、リア駆動を積極的に行い、加速や旋回性能を高める制御に変わります。

もちろん、4WD本来の役割である悪路走破性を高める、「SNOW」、「LOCK」というモードも用意されています。「SNOW」モードはトラクションコントロールを効かせて不必要なタイヤの空転を抑え、後輪も積極的に駆動させて雪道の走行を安心快適にする機能です。「LOCK」モードは、ぬかるみなどでスタックしてしまった際に緊急脱出するための機能で、駆動輪を直結に近い状態で固定し最大の駆動力を発揮します。

このように、ただ4WDであるだけでなく、走行状況に合わせて、その走りの質さえも自在に変える事にできる機能が、「ALLGRIP」なのです。

シティユースとアウトドアのクロスオーバー、スズキ エスクード

 

スズキ最高の先進安全装備、スズキセーフティサポートがスゴイ!

スズキ エスクード 2018

現行エスクードに搭載されるスズキの自動ブレーキに代表される先進安全装備は単眼カメラーとレーザーレーダーで前方の危険を察知する「デュアルセンサーブレーキサポート」です。

この他にも、全車速域で前走車に追従し停止まで行ってくれる(停止保持はできない)ACC(アダプティブクルーズコントロール)や、リアのミリ波レーダーで後方から接近してくる車両を検知し、ドアミラーのインジケーターで知らせてくれるブラインドスポットモニター、高速域での車線逸脱をサポートしてくれる車線逸脱抑制機能など、大幅に進化した先進安全装備を標準で搭載しています。

スズキ勤め人が比較!エスクードとSX4 S-CROSSってどっちが買い?

 

エスクードは、クロカン4WDというカテゴリから、クロスオーバーSUVへと進化しました。走りに代表される個性を発揮しながらも、安全装備も最新のものにアップデートされるなど、隠れた名車と呼んでも差し支えない魅力を持っています。

人とは違うSUVを求める方には、まさに最適な1台と言えるでしょう。

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