200万円出すならトヨタ ライズとヤリスクロス、どっちが買い?

2020年上半期、最も売れたクルマがトヨタ ライズです。コンパクトSUVカテゴリーのトップランカーがいる中で、同じくトヨタから発表されたのが、ヤリスクロスでした。ボディサイズや価格帯が似ている2台を徹底比較し、同門コンパクトSUVでどちらが買いなのかを考えていきます。今回、比較対象とする車種とグレードはヤリスクロス G 4WD(ガソリン中間グレード)、車両本体価格 225万1000円、ライズ Z 4WD(ガソリン最上級グレード)車両本体価格 228万2200円です。

更新日2021/02/09

ボディサイズ・エクステリア比較:LED標準装備のライズが一歩リード

トヨタ ヤリスクロス 2019

ヤリスクロスのボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm、ホイールベースは2,560mm、最低地上高170mmとなっています。

Gで標準装備されるエクステリア(外装)パーツは、アッパーグリル、ドア下モールディング、プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+ターンランプ+LEDクリアランスランプ+LEDデイタイムランニングランプ、LEDテール&ストップランプとなっています。タイヤサイズは205/65R16を装着し、センターオーナメント付の16インチアルミホイールを装備します。

トヨタ ライズ Z 2019

対するライズのボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、ホイールベースは2,525mm、最低地上高185mmとなっています。

Zで標準装備されるエクステリアパーツは、アウトサイドドアハンドル(メッキ)、バックドアガーニッシュ(艶あり黒塗装)、LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ+LEDフロントシーケンシャルターンランプ、LEDフロントフォグランプ+LEDイルミネーションランプ、LEDリアフォグランプ(バンパー右側)となっています。タイヤサイズは196/60R17を装着し、切削光輝+ブラック塗装のアルミホイールを装備します。

大きく異なるのは、ライズはメッキボディパーツが着くのに対して、ヤリスクロスは無い点です。また、ヘッドライトユニットがライズはフルLEDなのに対し、ヤリスクロスはヘッドライトがハロゲンとなり、一部LEDランプを搭載するにとどまります。エクステリア装備では、ライズが一歩リードといったところでしょう。

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運転席周りの装備:ヤリスクロスの方がエンタメ装備が充実

トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド G 2020

ヤリスクロスのシート素材は、上級ファブリックが使用されます。インテリア(内装)カラーはブラックです。本革巻きのステアリングホイール、シフトノブを装備し、メッキダイヤルの付いたオートエアコンです。ディスプレイオーディオは8インチを採用しています。

ライズのシート素材はレッドパイピングを施されたファブリックシートです。インテリアカラーはこちらもブラックとなります。本革巻きのステアリングホイール、シフトノブを装備し、オートエアコンです。エンタメ装備は、オーディオレスが標準装備となり、ヤリスクロスのようなディスプレイオーディオはオプション設定となっています。

運転席周りの装備の充実度は、ヤリスクロスの方が高いです。

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室内、荷室の広さ比較:ライズの方が荷室が広い

ヤリスクロス 2020

ヤリスクロスの室内の広さは、室内長1845mm、室内幅1,430mm、室内高1,205mmです。荷室の広さは後部座席を使用した状態で、荷室長820mm、荷室幅1,400mm、荷室高732mm~850mmです。VDA法による荷室容量は284L(デッキ上)となります。後部座席は4:2:4分割可倒式をトヨタ初採用しており、シートアレンジの幅が広がっています。

トヨタ ライズ 荷室

ライズの室内の広さは、室内長1,955mm、室内幅1,420mm、室内高1,250mmです。荷室の広さは後部座席を使用した状態で、荷室長755mm、荷室幅1000mm、荷室高865mmです。VDA法による荷室容量は369L(デッキ上、デッキボード下段時)となります。後部座席は一般的な6:4分割可倒式を採用しています。室内各所に小さな収納スペースがちりばめられており、小物を様々な形で収納できるように工夫されています。

ライズの方がボディサイズは小さいながらも、室内空間はほぼ同等の広さ、荷室容量に関してはライズがリードする形です。ライズのパッケージングの良さが光ります。

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パワートレイン、4WDシステム比較:ヤリスクロスの方がパワフル、低燃費

トヨタ ヤリスクロス 2020

ヤリスクロスでは1.5L 直列3気筒のダイナミックフォースエンジンを搭載し、最高出力88kW(120PS)/6,600rpm、最大トルク145Nm(14.8kgm)/4,800~5,200rpmです。組み合わされるトランスミッションはDirect Shift-CVTとなります。WLTCモード燃費は18.2km/Lです。4WDシステムにはダイナミックトルクコントロール4WD、ダウンヒルアシストコントロール、そして様々な路面状況に合った4WD性能を最大限に引き出すマルチテレインセレクトを装備します。

トヨタ ライズ

ライズでは1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力72kW(98PS)/6,000rpm、最大トルク140Nm(14.3kgfm)/2,400~4,000rpmです。組み合わされるトランスミッションはCVT、アイドリングストップ機能も搭載されます。WLTCモード燃費は17.4km/Lです。4WDシステムにはダイナミックトルクコントロール4WDを採用しています。

パワートレインの大きさ、4WDシステムの充実度はヤリスクロスが上です。動力性能としてはライズも過不足はありませんが、ヤリスクロスの方が余裕を持ったドライビングが楽しめるでしょう。

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安全装備比較:街中ならライズ、遠方へのドライブならヤリスクロスがおすすめ

トヨタ ヤリスクロス 2019

ヤリスクロスは、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティ センス)」を搭載。プリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビーム、ロードサインアシストが標準装備されます。

また、先行車発進告知機能、セカンダリーコリジョンブレーキ、インテリジェントクリアランスソナー、S-VSC、ドライブスタートコントロール、バックガイドモニターも標準装備されています。

トヨタ ライズ 2019

ライズでは、予防安全パッケージ「スマートアシスト」が搭載されます。衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ、標識認識機能、先行車発進お知らせ機能、全車速追従機能付アダクティブクルーズコントロール、レーンキープコントロール、車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制制御機能、アダクティブドライビングビーム、サイドビューランプ、ブレーキ制御付誤発進抑制機能、コーナーセンサーが標準装備されています。

ヤリスクロスのレーダークルーズコントロールには停止保持機能が着くのに対し、ライズのACCには停止保持機能は付きません。また、ヤリスクロスではオートマチックハイビームなのに対し、ライズではより機能性の高いアダクティブドライビングビームを搭載します。モニター標準搭載のヤリスクロスではバックガイドモニターが標準装備なのに対し、オーディオレス装備のライズでは、バックガイドモニターはオプション設定となる点も違いの一つとなります。

ライズに搭載されるスマートアシストの方が項目が多いものの、ヤリスクロスは同等の装備を標準装備で搭載しています。どちらが優れているという優劣はつけがたいですが、街中での走行でより活躍が見込めるのはライズに搭載のスマートアシスト、遠方へのロングドライブで機能性が高いのはヤリスクロスといったところでしょう。

新登場のヤリスクロス、どのグレードがベストバイ?

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非常に似たサイズ感やパッケージングながら、それぞれの特徴がある両者です。全体の価格帯では、ヤリスクロスの方がワンランク上の車格となりますが、同一価格帯のグレードで比較すると、最上級グレードを選べるライズが一枚上手な部分が多く出てきます。

200万円台前半のクルマ選びとして、ヤリスクロスとライズを比べた時には、ライズのZが良い選択と言えるのではないでしょうか。もちろん使用シーンによってはヤリスクロスの方がベストチョイスと言える場面も多くあります。今回の比較を参考にして、両者の選択をしてみてください。

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