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トヨタ ヤリスクロスのメリット(長所)、デメリット(欠点)を紹介

2020年8月31日に、彗星のごとくデビューし、瞬く間にコンパクトSUV市場の人気をさらっていったヤリスクロスには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。トヨタが満を持して発表したコンパクトSUVヤリスクロスに乗って感じた長所と短所をご紹介していきます。

更新日2021/01/18

トヨタ ヤリスクロスってどんなクルマ?

トヨタ ヤリスクロス 2019

ボディサイズは全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm、ホイールベース2,560mmというのびやかなエクステリアが特徴的です。パワートレインにはガソリンエンジンとハイブリッドエンジンの2種類を用意します。

ガソリンエンジンは直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載し、最高出力88kW(120PS)/6,600rpm、最大トルク145Nm(14.8kgm)/4,800~5,200rpmです。駆動方式には2WD(FF)と4WDを用意し、WLTCモード燃費は2WDで18.8~20.2km/L、4WDで17.4~18.5km/Lとなっています。

ハイブリッドエンジンは直列3気筒1.5Lエンジンを搭載し、最高出力67kW(91PS)/5,500rpm、最大トルク120Nm(12.2kgm)/3,800~4,800rpmです。フロントモーター最高出力は59kW(80PS)、最大トルクは141Nm(14.4kgm)、リヤモーター最高出力は3.9kW(5.3PS)、最大トルクは52Nm(5.3kgfm)となっています。駆動方式には2WD(FF)とE-fourを用意し、WLTCモード燃費は2WDで27.8~30.8km/L、E-fourで26.0~28.7km/Lです。

車両本体価格は179万8000円~281万5000円で、ガソリン車にはX’Bパッケージというエントリーグレードが用意されています。

 

トヨタ ヤリスクロスのメリット(長所)

トヨタ ヤリスクロス 2019

多くの長所が見つかるヤリスクロスですが、まずはエクステリアデザインが印象的です。SUVに多いキャラクターラインを増やしたデザインではなく、スッキリと無駄な凹凸や曲線を無くしたデザインで、都市部にもアクティブに動く自然の中にもよく似合います。クルマが持っていったシーンに合わせて、表情を変えているかのような、見事なデザインです。

トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド G 2020

インテリアもシンプルな印象ですが、プラスチックを使用した内装でもチープさはなく、ワンランク上の高級車に乗っているような印象を受けます。人の手が触れる部分には、多くのこだわりが見え、ボタンの配置から押し心地、そしてインパネの触り心地に至るまで、配慮が行き届いています。

前席シートは囲われ感があり、安心して座ることができ、後席シートは長めに取られた座面と、余裕のある足元スペースで、コンパクトSUVとは思えないほどの快適な空間が広がります。ラゲッジスペースは390Lの大容量となっており、このクラスでは珍しく、リアシートが4:2:4の3分割可倒式となっているのが特徴です。

ヤリスクロス 2020

従来までは長尺物を積載する際に、6:4分割シートの4の部分を倒して、後部座席に2名乗車させるのが厳しくなるというクルマが多かったのですが、シート中央部分だけを可倒式にすることで、後席の着座スペースを十分に確保した状態で、長尺物を積み込むことができ、使い勝手の幅が広がりました。

また、4WDの走行性能が高いのもヤリスクロスの長所の一つです。ガソリン車にはマルチテレインセレクトを搭載しマッド&サンド・ノーマル・ロック&ダートの3つのモードを選ぶことができます。駆動力、4WD、ブレーキを統合制御させることで、オフロードの滑りやすい路面での走行性能を飛躍的に向上させています。ハイブリッド車にはトレイルモードを装備し、悪路からの脱出時にスムーズな動きができるようになっています。本格的なオフロードまでしっかりと走りこなせる強靭な4WDシステムは、都市型アーバンスタイルSUVのヤリスクロスの顔からは想像できないものとなっています。

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トヨタ ヤリスクロスの欠点(短所)

トヨタ ヤリスクロス 2019

ほとんど死角のないヤリスクロスですが、数点だけ気になる箇所があります。

まずリアシートの頭上スペースの狭さです。ルーフを後方に落とし込むクーペスタイルを取っているため、175㎝を超える人が座ると、かなり窮屈に感じます。同社から発売されているライズの方が、後席頭上スペースは広くなっています。

また、高い質感の中に3気筒エンジンの音と振動は少し気になる部分です。軽量コンパクトで、軽快な走りを生み出しているガソリン車では、エンジン音が賑やかに響いてきます。急加速した際や、高速域での再加速の際に大きめにエンジン音が響くので、実際に乗ってみて確認してみてください。気になる場合には、エンジン音が静かなハイブリッドを選ぶことも視野に入れておきましょう。

走行時には足回りの動きにも注目です。ハイブリッドは車重が大きくなることもあり、落ち着いた乗り味なのですが、ガソリン車の乗り味が少々硬く感じます。コーナリング時のロールも大きめです。路面状況にもよりますが、日常的に段差を超えたり、マンホールの上を走る道が多い方は、突き上げの大きさに不満が出るかもしれません。

コンパクトSUVの中でも、エクステリアデザインやインテリアの質感の高さ、そして高い悪路走破性能は、本格的SUVの性能を持ち合わせた、カッコいい今どきのSUVとなっています。セカンドカーではなく、是非メインカーとして乗ってもらいたいコンパクトSUVです。若年層から小さな子供のいる家族まで、その使い勝手の良さに満足できるはずです。

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