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3代目ハリアー中古で狙うならガソリン、ハイブリット、どっちがおすすめ?
日本はもちろん、世界のSUV市場にアーバンスタイルSUVという一石を投じたハリアーは、現在も高い人気を誇る、都市型SUVのパイオニア的存在でもあります。今回は、国内専用車として再出発を果たしたハリアーの3代目モデルに注目し、中古車で狙うべきなのはガソリンエンジンかハイブリッドかを考えていきます。
更新日2021/01/21パワートレインとスペックをおさらい
3代目ハリアーのボディサイズは全長4,725mm×全幅1,835mm×全高1,690mmで、ホイールベースは2,660mmとなっています。3代目には3つのパワートレインが用意されており、ガソリン2.0Lターボエンジン、ガソリン2.0Lエンジン、ハイブリッド2.5Lエンジンがラインナップされています。ハイブリッド車は全車E-fourを搭載し2WDの選択肢はありません。ガソリン車はFFと4WDの駆動方式をターボ、NAともに選ぶことができます。
エンジンスペックを比較していきます。2.0Lターボエンジンは最高出力170kW(231PS)/5,200~5,600rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,650~4,000rpmで、JC08モード燃費は13.0(FF)/12.8(4WD)km/Lです。組み合わされるトランスミッションは6速ATとなります。2.0L 自然吸気エンジンは最高出力111kW(151PS)/6,100rpm、最大トルク193Nm(19.7kgm)/3,800rpmで、JC08 モード燃費は16.0(FF)/14.8(4WD)km/Lです。組み合わされるトランスミッションはCVTです。
2.5Lハイブリッドエンジンは最高出力112kW(152PS)/5,700rpm、最大トルク206Nm(21.0kgm)/4,400~4,800rpmで、フロントモーター最高出力105kW(143PS)、最大トルク270Nm(27.5kgm)、リアモーター最高出力50kW(68PS)、最大トルク139Nm(14.2kgm)となっており、JC08 モード燃費は21.4km/Lです。組み合わされるトランスミッションは電気式無段変速機(CVT)です。
グレード体系は下からエレガンス、プレミアム、プログレスとなっており、プレミアムとプログレスにはメタル&レザーパッケージが設定されています。
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ガソリンを狙う場合の相場とおすすめのポイント
ガソリン車を狙う場合には2017年6月に行われたマイナーチェンジについて考えなければなりません。この時のマイナーチェンジで、ターボエンジンが追加されており、2017年6月以前のモデルではNAエンジンのみのラインナップとなります。パワフルな走りを楽しめるターボエンジンモデルは、大きなハリアーの車体でもストレスを感じることが少なく走ることができるので、余裕のあるトルクフルな走りを求める方は、ターボエンジン車をおすすめします。ターボとNAのこだわりがなく、ガソリン車を選びたいという方は、価格の落ち着いていて燃費もいいNAエンジンがおすすめです。
中古車市場の相場は、157万円~420万円程度となっており、最上級グレードのプログレスでも220万円前後から狙うことができます。ハリアーのガソリンエンジン車は、中古車としての個体数は多いものの、ハイブリッドと比べると人気は低く、その分割安に販売されていることが多いクルマです。特にNAエンジンモデルを選ぶ際には、プレミアム以上の上級グレードの方が割安感は大きくなり、購入後の満足感も高いでしょう。
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ハイブリッドを狙う場合の相場とおすすめのポイント
ハリアーのハイブリッドモデルは、中古車市場でも人気が高いです。中古車の相場は137万円~449万円です。走行距離が3万キロ以下でグレードをプレミアムもしくはプログレスと限定していくと、マイナーチェンジ前のモデルで250万円程度、マイナーチェンジ後は350万円を超えるものが多く、中古車としての価格が下がりにくいのが特徴と言えるでしょう。
ただし、同じハリアーのガソリン車と比べて、燃費性能は格段に高くなります。JC08 モード燃費21.4km/Lという燃費性能はハイブリッドでしか体感することはできません。ライバルSUVでも、これだけの低燃費なクルマは少なく、走行時もハイブリッドのおかげで静かで高級感のある走りを体感できます。ハリアーの高級感をさらに高めるハイブリッドエンジンは、走りの質感や、居住性能を高め、燃費もいいと良いことずくめです。ガソリン車との価格差がそれほど大きくなければ、積極的に狙っていきたいモデルでもあります。
お手頃感があるのは、マイナーチェンジ前のモデルで、グレード名がグランド、エレガンス、プレミアム、プレミアムアドバンスパッケージとなっているものです。エレガンス以上のグレードであれば、衝突被害軽減ブレーキのプリクラッシュセーフティを装備し、プレミアム以上にはレーンディパーチャーアラートを装備、最上級のプレミアムアドバンスパッケージでは左右確認サポート付きパノラミックビューモニターが搭載され、4年~5年落ちとなっても、安全装備は十分に備わっています。
250万円から300万円程度のレンジで、ハリアーのハイブリッドモデルを積極的に狙っていきましょう。
3代目ハリアーの中古車市場を紹介してきました。中古車としても人気の高いハリアーは、狙いどころをしっかりと持つことで、お得な一台に出会えるチャンスがあります。車両価格で選ぶならガソリンエンジン、燃費性能で選ぶならハイブリッドとなり、ハイブリッドの方が30万円ほど高くなります。予算とハイブリッド車の走行フィールが好みであれば、おすすめはハイブリッドです。手放す際のリセールも高く、中古車として購入しても価格が下がりにくいハリアーのハイブリッドモデルが3代目ハリアーで狙うべきモデルとなるでしょう。