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【中古で狙いたい】販売終了した本格クロカン5選
近年人気のクロスオーバーSUV。シティユースでも扱いやすい小型モデルの需要が特に高まっています。スポーティかつ流麗なラインが魅力のクロスオーバーSUVですが、何か物足りないと感じている方もいるのではないでしょうか?往年のSUVと言えば、悪路走破性が高く、泥汚れも画になるようなイメージが強い人という人も少なくないはず。そこで今回は販売を終了した本格クロカンをご紹介していこうと思います。
更新日2022/01/19販売終了した本格クロカンを紹介
トヨタ FJクルーザー
ユニークなルックスが特徴のFJクルーザーはもともと北米で販売されていたモデルです。日本からのラブコールを受けて2010年より国内販売がスタート。ベースとなっているのは120系ランドクルーザープラドです。現行ランドクルーザーなどとは大きく異なるレトロなルックスですが、これはFJ40型ランドクルーザーを現代風にアレンジもので、全く異なるモデルをモチーフにしたわけではないのです。見た目はさることながら機構も特徴的で、乗降用のドアは観音開きを採用しており、フロントガラスのワイパーは3本になっています。
クロカンとしての装備も充実しており、車内は、撥水・防水加工が施されたシートやラバー素材のデッキカーペットを採用しているので、泥などで汚れてしまっても手入れが容易です。
トヨタ ランドクルーザー70(70系)
ランドクルーザー70は1980年に登場した40系ランドクルーザーの後継モデルとして1984年から2004年まで販売。それから10年後の2014年にランドクルーザー70の30周年を記念し、1年間だけ復活を遂げました。ボディタイプにはバンタイプとピックアップタイプの2種類を設定、パワーユニットには4.0Lのガソリンエンジンが設定されました。シンプルかつ角張ったボディは現行のランドクルーザーで薄れてしまった無骨さやワイルドさを際立っています。
価格帯は118万円~と年式の割には高い水準の価格を保っており人気の高さが伺えます。カスタムされた個体も多く、最高値は約700万円と高額なのも特徴です。
トヨタ ハイラックスサーフ
ピックアップ仕様の「ハイラックス」がベースの「ハイラックスサーフ」は1983年に初代モデルが登場。ルーフにはFRP製リムーバブルトップを採用し、オープンエアを楽しむこともできました(ただし、オープンにしての走行は不可)。初代は後部ドアのない3ドアモデルでしたが2代目以降は5ドアに改良され、利便性を大幅に向上させています。
その後も人気が続き日本では4代目モデルまで販売されましたが2009年にラインアップから姿を消しました。
中古市場では58万円~349万円で販売されており、手の届きやすい価格帯となっています。オリジナルのハイラックスが2015年より新車販売が開始されたのでハイラックスサーフの再販にも期待したいですね。
三菱 パジェロ
RVブームの先駆者として知られるパジェロの登場は1982年。世界に認められるようになったのは翌年のパリ・ダカールラリーでの活躍でしたが、オフロードに強いだけでなく乗用車感覚で乗ることのできるスタイリッシュな四駆SUVというコンセプトも成功の理由です。
歴代モデルでは5名乗車3ドアのショートモデル、7名乗車5ドアのロングモデル、2種類のボディタイプが設定されています。最終モデルとなった4代目は2006年から2019年まで長めのモデルライフとなりましたが、フルモデルチェンジはせずに生産を終了しました。2019年にはファイナルエディションを発売。ベースモデルではオプション設定のルーフレール、電動ロングサンルーフ、レザーシート、フロントパワーシートなどが標準装備となった豪華仕様です。
中古価格は73万円~479.9万円ほどとなっています。
日産 サファリ
サファリは1980年~2007年まで国内で販売されていたクロスカントリーモデルでトヨタのランドクルーザーと同様に世界で活躍しているクルマです。
1951年に登場したパトロールの後継モデルにあたりますが、日本でサファリの販売が終わった後、海外専売モデルとしてパトロールの名で販売が続いています。サファリという言葉は日本では比較的馴染みのあるワードですが、スワヒリ語で「狩猟・探検などの遠征旅行」を表す言葉です。ライバルと同様ボディタイプは3ドアと5ドアの2種類が用意されています。パワーユニットは4.8Lのガソリンエンジンで日産最高級SUVの内に相応しいスペックとなっています。
中古相場は99.8万円~333万円となっており、販売終了から10年以上たちますが、一定の価格水準を保っている印象です。
今回はSUVの中でも本格派に分類されるモデルを紹介してきました。紹介したモデルは既に生産が終了しているので、今後はさらに希少なモデルとなっていく可能性が高いです。在庫は常時変動していくため希望する車種がないこともあります。もし気になるモデルが入庫したら連絡をもらえるように中古車販売店に手配しておくのもひとつの手でしょう。