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【3年落ちで狙うならどっちがおすすめ?】日産 ジューク vs ホンダ ヴェゼル

国産のコンパクトSUVとして、ともにその市場を開拓・けん引してきた日産 ジュークとホンダ ヴェゼル。現在、他メーカーからは新型車が登場し勢いを増すなか、中古車市場でジューク、ヴェゼルが存在感を示しています。狙い目はどの年式のどのタイプか、価格とともにおすすめと展望を解説します。

更新日2021/01/05

コンパクトSUVの草分け的存在|日産 ジュークとは?

日産 ジューク 2010

日産 ジュークが誕生したのは2010年。現在、活況で熾烈をきわめるコンパクトSUV市場ですが、当時はその分野は確立されていませんでした。

ジュークの特徴はなんといってもオリジナリティに富んだエクステリア(外装)でしょう。大きく膨らんだフェンダーに大径のタイヤ、個性的な丸形2灯のヘッドランプは、賛否両論を呼んだものの、まるでラリーレイドを駆るレースカーを彷彿とさせます。

その印象を裏切らず、ジュークは2010年10月に当初の1.5L 直列4気筒エンジンに加え、1.6L 直列4気筒ターボエンジンの16GTシリーズをラインアップに追加。特に4WD版に搭載されたトルクベクトル機能は、車両に高い走行安定性をもたらしました。

また、ジュークでは日産のモータースポーツを手掛けるNISMO(ニスモ)が手掛けるコンプリートカーが度々登場するのも、見逃せない点です。

2013年には、前述の16GTをベースにターボチャージャーと7速MT付きCVTを組み合わせたNISMOが誕生。2014年には、パワーアップエンジンに8速MT付きCVTとしたNISMO RSが誕生し、その後2015年、2018年と、改良しあらたとなったニスモバージョンがリリースされているのです。

ジュークの世代は2世代となり、2019年9月にワールドプレミアが実施され、モデルチェンジを発表。フロントマスクは、「Vモーショングリル」と「Y字型のシグネチャー」を組み合わせた近未来を感じさせるデザインへと変貌を遂げますが、日本には未導入。代わりに実質的な後継車種としてKICKS(キックス)が発売されました。

ジュークの中古車情報を見てみる

 

豊富なバリエーションで市場をけん引|ホンダ ヴェゼルとは?

ヴェゼル 2013

ホンダ ヴェゼルは、フィットをベースとしたコンパクトSUVで、2013年にデビューしました。シンプルながらタフさを感じるSUVらしい外観に、ホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」によりミニバン並みの居住・荷室空間を確保した「使えるSUV」とし、デビュー翌年の2014年にはSUV新車登録台数1位を獲得しています。

ヴェゼルはガソリン、ガソリン 4WD、ガソリンターボ、ハイブリッド、ハイブリッド 4WDと、パワートレインに豊富なバリエーションがあるのが特徴です。また、モデルのリファインを短期期間で繰り返すことでフレッシュ感を維持していくことも忘れていません。

2015年には、初の一部改良を実施。この際にはUVガラス採用となったほか、2WD車の前後ダンパーが振幅感応型に変更されます。

2016年の一部改良では、安全装備「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が上位グレードに標準装備。さらにスポーティ・グレードRSが追加となりました。

2018年にはマイナーチェンジを実施し後期型へと変貌を遂げ、バンパー・グリル・ランプの意匠変更とともに、ハイブリッドでは加速・ブレーキフィールが向上するチューニングが施され、ガソリンモデルの燃費向上も達成しています。

2019年の改良では、ボディ剛性の強化、パフォーマンスダンパーの採用で操縦安定性を図ったほか、ガソリン直噴ターボ搭載のスポーツグレードTOURING Honda SENSING(ツーリング ホンダ センシング)が追加されました。

こうしてこまめにリファインを繰り返した結果、デビューから7年が経過した現在でもSUV新車登録台数上位の常連車として、ヴェゼルは高い人気を確保しているのです。

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ジュークとヴェゼル|あなたはどちら派?おすすめと相場

ジュークとヴェゼルを新車で購入する場合、ジュークが約201万円~353万円、ヴェゼルが約211万円~362万円となり、まだまだ手を出すにはかなりの決断を要する価格帯となっています。

ジュークの場合、販売終了が正式にアナウンスされたこともあり、新車での在庫切れがあった際は供給マーケットが中古車市場に限られるため、状況によっては高値で推移する可能性も出てきます。

現在、3年落ちとなる2017年式でジュークの中古車を見てみると約45台で、価格は約90万円~195万円となっていて、そのなかで16GT FOUR(4WD)が2台、NISMO(4WD)が1台と、上級グレードや限定車ではすでに品薄ともいえる状況となっています。

しかし、上級グレードや限定車がこの価格で手に入ることを考えると、のちのリセールバリューを考慮してもお買い得と言えるのではないでしょうか。

また、2015年の改良により自動ブレーキとなる「エマージェンシーブレーキ」、車線逸脱を警告する「LDW(車線逸脱警報)」がニスモグレードを除き標準装備と、現在流通している個体の多くが先進の安全装備を備えているところも見逃せない点です。

ホンダ ヴェゼル 2018

一方、ヴェゼルはというと、3年落ち2017年式で台数はガソリン車が約120台、ハイブリッド車が約280台と豊富です。また、価格はガソリン車で約145万円~210万円、ハイブリッド車で約160万円~260万円となっています。

人気車ゆえに中古車価格でも高額となりますが、値崩れが少ないヴェゼルの3年落ちであれば、今後のリセールバリューも比較的高く、燃費を考慮すればハイブリッドという選択肢もあります。さらに、2017年式では安全装備ホンダ センシングがX以上のグレードで標準装備となるのもチェックポイントと言えるでしょう。ちなみに、ホンダ センシングには、自動ブレーキ、車線維持支援システムに加え、誤発進抑制装置、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が用意されており、ジュークよりも安全装備が充実しています。

(*情報は2021年1月時点のものです。)

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価格重視ならジュークがおすすめ、燃費・安全装備重視ならヴェゼルがおすすめ

新車価格では手が出せなくても、中古車であれば希望よりもワングレードアップも不可能ではありません。車両価格重視ならジュークがおすすめ、燃費や安全装備重視ならヴェゼルがおすすめ。中古車も検討に加え、カーライフをエンジョイしましょう。

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