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予算300万円で狙う!立体駐車場に適した国産SUV対決!トヨタ C-HR vs マツダ CX-30
SUVは、最低地上高が高く、室内高も確保されているため、背が高いモデルが一般的です。しかし、駐車場事情の厳しい日本の都市部では、機械式立体駐車場の高さ制限にも対応できる全高1,550mm以下のコンパクトSUVの需要が伸びています。 ここでは立体駐車場を探しやすく、予算300万円で狙える車種としてそれぞれ2WD(2輪駆動)のトヨタC-HR S-T(車両本体価格241万5,000円)とマツダ CX-30 20S プロアクティブ(車両本体価格261万2,500円)を比較していきます。
更新日2021/03/23エクステリア比較:個性的なデザインのトヨタ C-HR、エレガントなマツダ CX-30
トヨタC-HR S-Tのボディサイズは全長4,385mm×全幅1,795mm×全高×1,550mm、ホイールベースは2,640mmとなります。それに対してマツダ CX-30 20S プロアクティブは全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mm、ホイールベース2,655mmとなります。
2車種のボディサイズを見比べてみると、ほぼ同サイズのクルマということが分かります。やはりどちらも全高は1,550mm以下としており都市部での駐車場探しの際も問題無く停めることができるでしょう。
次にエクステリアを見ていきましょう。
トヨタ C-HRは大胆に八の字型に開いたフロントバンパーや、ルーフラインの後端を下げた流麗なクーペスタイルが特徴で、 SUVらしい力強さとスタイリッシュさを兼ね備えたデザインを採用しています。
また、随所にダイヤモンドをモチーフとして採用していたり、リアドアとリアドアハンドルを一体化して2ドアクーペのように見せているなど、デザイン性が高い、個性的なスタイリングが魅力です。
マツダ CX-30はすべてのマツダ車に共通する「魂動デザイン」が採用されており、その伸びやかな美しいプロポーションが魅力です。また、薄くデザインされた前後のランプや、クルマの下半分をブラックアウトしたことでタフさとエレガントさが表現されています。
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インテリア比較:統一感のあるすっきりとしたトヨタC-HR、高級感のあるマツダ CX-30
トヨタ C-HRはインテリアカラーをブラックでまとめたシンプルかつスポーティなデザインです。
ナビゲーションは8インチディスプレイを標準装備としています。ブラックでまとめているので統一感のあるすっきりとしたインテリアに仕上がっています。
マツダ CX-30はダッシュボード等、パネル類にネイビーブルーを採用しシートはブラックとグレージュの2色から選択することが可能です。ナビゲーションは8.8インチディスプレイを標準装備、ステアリングは本革巻を標準装備とし高級感のあるインテリアです。
荷室容量はトヨタC-HRが318L、マツダ CX-30が430LとトヨタC-HRは後端が傾斜したクーペスタイルになっている分、荷室空間が犠牲になっており、マツダ CX-30にやや分があります。
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小回りの効くトヨタC-HR、パワーのあるマツダ CX-30、走行性能比較
トヨタC-HR S-Tには1.2L 直列4気筒インタークーラー付ターボが搭載されています。最高出力は85kW(116PS)/5,200〜5,600rpm、最大トルクは185Nm(18.9kgm)/1,500〜4,000rpm、カタログ燃費は14.9km/L(WLTCモード)というスペックです。
サスペンションにはトヨタの標準的なサイズを超えた大径スタビライザーを採用。サスペンションをしなやかにストロークさせロール剛性を高めることで、SUVゆえの車高がもたらす横揺れを抑制します。
マツダ CX-30 20S プロアクティブには2.0L 直列4気筒DOHC16バルブのエンジンが搭載されています。最高出力は115kW(156PS)/6,000rpm、最大トルクは199Nm(20.3kgm)/4,000rpm、カタログ燃費は15.4km/L(WLTCモード)というスペックです。
走行性能としては誰もがリラックスして過ごせるようにクルマの挙動を制御する、GVC plus(G-ベクタリング コントロール プラス)を搭載しています。
GVCはハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを制御し、タイヤの接地状態を最適化してスムーズで効率的な車両挙動を実現します。進化したGVG plusでは新たにブレーキによる姿勢安定化制御を追加し、より安定感のある走りとなりました。
駆動方式はどちらも前輪駆動、最小回転半径はトヨタC-HRが5.2m、マツダ CX-30が5.3mと大差はないもののトヨタC-HRの方がやや小回りが効き、駐車時の取り回しも軽快に行えます。
どちらのクルマも充実の安全性能
トヨタ C-HR S-Tには先進の予防安全パッケージ”Toyota safety sense(トヨタセーフティセンス)”が標準装備されています。その内容は交差点での歩行者、自転車(昼間)にも検知し警告やブレーキの作動により、ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ」や車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行をサポートする「レーダークルーズコントロール」等、他にも充実の装備が備わっています。
メーカーオプションでは、駐車時などでアクセルの踏み間違いや踏みすぎで起こる衝突を緩和し被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を選択することも可能です。交通事故死傷者ゼロの社会を目指すトヨタにふさわしい安全なクルマに仕上がっています。
マツダ CX-30 20S プロアクティブにも充実した安全装備が標準装備されています。トヨタ C-HRと同様に歩行者、自転車(昼間)へ衝突する可能性がある時に警告やブレーキ制御により被害を軽減する「スマート・ブレーキ・サポート」や車間距離を一定間隔で保つ「レーダー・クルーズ・コントロール」はもちろん、ペダルの誤操作による急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御」も標準装備で搭載されています。マツダ CX-30も同様に安全性の高いクルマといえるでしょう。
予算300万円で狙える国産SUVとしてトヨタC-HRとマツダ CX-30を比較してみました。
どちらも立体駐車場に適した全高1,550mm以下のコンパクトSUVでありながら、それぞれの個性がありましたね。ご自身の好みに合わせて、自分の生活に合う一台を選んでみましょう。