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同じベースなのにレクサス UXとトヨタ C-HRはなぜ159.1万円も価格差があるの!?

同じプラットフォームを採用し、兄弟車と言われるレクサス UXとトヨタ C-HR。エントリー価格は159.1万円UXの方が高いのですが、その差はどこにあるのでしょうか?UXとC-HRの共通点を解説していきます。

更新日2021/03/23

レクサス UXとトヨタ C-HRの共通点

トヨタ C-HR 2016

この2車の共通点はそのプラットフォームが同一ということです。UXとC-HRはともに、「走る、曲がる、止まる」の基本性能を高めた新プラットフォームを共有化し、商品力の向上、生産効率・開発効率の向上をはかったトヨタの設計思想「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(以下 TNGA)」のもと開発されています。

両者に採用されているのはコンパクトカー向けのGA-Cプラットフォームで、同じプラットフォームなのでクルマのフレームやホイールベースは2,640mmで共通しています。

またインテリア(内装)はUXは日本の和をモチーフとした落ち着いた印象に対して、C-HRは随所にダイヤモンドの意匠が施された若々しい印象を与えます。

センターコンソールのスイッチ類がドライバーに向けた傾斜をしているという点では基本構成の部分に共通点があるといえるでしょう。

しかしながら同じプラットフォームといえどそのボディサイズやパワートレインについては異なっているた、次の項目では2車の違いを見ていきましょう。

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レクサス UXとトヨタ C-HRの違いは?

トヨタ C-HR 2019

まずはボディサイズから見ていきましょう。レクサス UXは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmです。対するトヨタ C-HRは全長4,385mm(GRスポーツは4,390mm)×全幅1,795mm×全高1,550mm(G-T、S-Tの4WDは1,565mm)と、全長で110mm、全幅で45mm、レクサス UXの方が大きくなっています。

パワートレインは、UXが2.0L 直列4気筒エンジンのガソリンモデルと、2.0L 直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドシステムがあります。C-HRも同様にガソリンモデルとハイブリッドモデルがありますが、ガソリンモデルは1.2L 直列4気筒ガソリンターボ、ハイブリットモデルは1.8L 直列4気筒エンジン+モーターを搭載。排気量の大きいUXの方が力強い走りを体感できます。

デザインもそれぞれの個性が強く出ており、エクステリア(外装)はレクサスらしいスポーティさが前面にでた印象です。フロントマスクにレクサスのアイデンディであるスピンドグリルを採用し、シャープな形状のヘッドライトを配置することで精悍なデザインになっています。

一方のC-HRは厚みのあるボンネットからリアのラインまで続くクーペフォルムが特徴です。また、ダイヤモンドをモチーフに絞り込んだボディ、大きく張り出したホイールフレアや、リアドアと一体化したドアハンドルなどで、個性的なスタイリングを表現しています。それぞれのエクステリアはとても特徴的で好みによって意見が分かれることになるでしょう。

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UXの方が高められている点

レクサス ux

クルマの機能としてもっとも重要な一つであるパワートレイン。先ほども軽く記述しましたがここの違いが大きくUXの方が高められている点だといえるでしょう。

UXガソリンモデルの最高出力が128kW(174PS)/6,600rpm、最大トルクが209Nm(21.3kgm)/4,000~5,200rpm、ハイブリットモデルはエンジンで最高出力が107kW(146PS)/6,000rpm、最大トルクが188Nm(19.2kgm)/4,400rpm、フロントモーターが最大出力80kW(109PS)、最大トルク202Nm(20.6kgm)です。また、AWDモデルにはリヤモーターも搭載されます。

対するC-HRはガソリンモデルが最高出力85kW(116PS)/5,200~5,600prm、最大トルクが185Nm(18.9kgm)/1,500〜4000rpm、ハイブリッドモデルではエンジンで最大出力72kW(98PS)/5,200rpm、最大トルクが142Nm(14.5kgm)/3,600rpm、搭載モーターで最高出力53kW(72PS)、最大トルク163Nm(16.6kgm)です。

両車のパワートレインを見ていくと、ガソリンモデル、ハイブリッドモデル共にUXの方がスペックが高められていることが分かります。

室内空間を見てもUXは10.3インチワイドディスプレイのナビゲーションを採用していることや(C-HRは8インチ)、フロントガラスにナビや走行速度を表示できる、カラーヘッドアップディスプレイを全車オプションで装着可能(C-HRには非搭載)とするなど、高級な質感だけではなく機能性も高めています。

また、意外と便利なのが、両手が荷物で塞がっている時でも、リアバンパーの下に足を入れることによりバックドアの自動開閉ができる、ハンズフリーパワーバックドアを標準装備(バージョンL、Fスポーツに標準装備、その他でオプション、C-HRには非搭載)しており痒いところに手が届く装備を備えています。

ここまで見ただけでもパワートレインや室内空間の機能性、荷物の積み込みやすさ等、UXの方が高められている部分が見えてきました。159.1万円の価格差は大きなものですが、その価値が少し見えてきたのでは無いでしょうか。

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ここではレクサス UXとトヨタ C-HRは同じベースなのになぜ159.1万円も違うのかを見ていきました。この価格差は確かに大きいものですが中身を見ていくと少しずつその理由がわかりますね。UXは高級ブランド、レクサスから発売ということもありエクステリア、インテリアの高級感はもちろんですが、さまざまな機能性の高さから乗ってからわかる満足度の高さがあると思います。ぜひこの機会に検討をしてみてはいかがでしょうか。

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