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マツダ CX-3/CX-30/MX-30/CX-5/CX-60/CX-8…それぞれどんな方に向いている?
魂動デザインとクリーンディーゼルでSUV市場で一目置かれるマツダ。日本市場にはCX-3、CX-30、MX-30、CX-5、CX-60、CX-8の6台が投入されています。それぞれどのような違いがあり、どういう方に向いているのでしょうか。
更新日2022/06/10
マツダSUVのラインアップ、それぞれのおすすめユーザーは?
マツダ CX-3と特徴と主な顧客層
2015年2月より販売されているマツダCX-3は、マツダのクロスオーバーSUV「CXシリーズ」のエントリーモデルです。
ボディサイズは全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mmと、マツダ2とマツダ3の中間に当たるサイズで、SUVとしてはコンパクトです。
搭載エンジンは1.8Lディーゼルターボと1.5Lガソリンエンジン。ディーゼルエンジンは、低発生回転数で最大トルクを発生するトルク型のチューニングが施されています。
ディーゼルターボは1,600〜2,500回転で最大トルク270Nm(27.5kgm)を発生します。さらに、車両重量がディーゼル車で1,270〜1,370kgと軽量なので、コンパクトクラスの水準以上の動力性能をCX-3に与えます。
CX-3が向いている顧客層は、ズバリ都市在住者です。全高は1,550mmで都会のタワーパーキングにも入庫できるサイズです。また車体のコンパクトさは狭い路地でも取り回しに優れ、信号や交差点の多い都市部で想定される数多くのストップ・アンド・ゴーにもトルクフルなエンジン群が難なく対応します。
また、高剛性ボディにディーゼルエンジンを搭載するため、長距離ドライブも軽々こなす実力の持ち主です。
唯一と言って良い弱点は、コンパクトボディゆえの最低限のラゲッジスペースですが、リアシートをフルフラットに倒すと出現する広大なラゲッジスペースは、週末のまとめ買いには十分な容量です。
マツダ CX-30の特徴と主な顧客層
2019年10月に新しくラインアップに加わったCX-30。マツダではCX-30を「CX-5に続く主力モデル」として位置づけており、発売開始より人気は上々。2020年上半期の販売台数は1万5937台(CX-5は1万2655台)となり、見事マツダ車でトップに輝きました。
そんなCX-30が人気となっている理由のひとつが絶妙なサイズ感。全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mmという大きさは市街地の狭い道でも取り回しやすく、さらにパッケージングの工夫によってリアシートの居住性や荷室空間も確保。
車内空間は、CX-3よりも余裕があり、カップルディスタンスはCX-5と同レベルの740mm。この開放感によってロングドライブ時でもストレスなく楽しめます。
また、車高を日本の一般的な立体駐車場の高さ制限である1,550mm以下に抑えたことで、出かけた先でも駐車場を探しやすいのも特長です。
それに加え、CX-30には2.0Lガソリンエンジン、1.8Lディーゼルターボ、2.0Lガソリンエンジン+モーターのマイルドハイブリッド(SKYACTIV-X)の計3種類のエンジンが用意されていて、用途に合わせて選べるのも人気のポイントです。
マイルドハイブリッドの新世代エンジン「SKYACTIV-X」は、優れたレスポンスと力強いトルクをもつディーゼルエンジンの利点と、素早い操作にもリニアに応えるガソリンエンジンの利点を合わせもつ「火花天下制御圧縮着火」方式のガソリンエンジンで、マツダのSUVではCX-30のみに搭載されています。
そんなマツダ CX-30が向いている顧客層は、ズバリ都市部にお住まいのファミリー層。家族で乗る機会も多いファミリーにとって、リアシートの居住空間やラゲッジスペースの荷室容量といった使い勝手の良さは必須項目。
周囲にタワーパーキングしかないようなシチュエーションでも、CX-30なら安心です。また燃焼効率が良くトルクフルな走りが楽しめるエンジンなら、燃費を気にせずにドライブを楽しめます。
都市部に住むファミリーには全方位向けともいえるユーティリティの高さや、燃費性能だけでなく走りも楽しめるパワートレインの充実ぶりなど、ラグジュアリーよりもアクティブを意識するファミリーにとってのベストバイといえるでしょう。
マツダ MX-30の特徴と主な顧客層
2020年10月に発売されたのが、MX-30。ボディサイズは、全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,550mm(EVモデルは全高1,565mm)と、CX-30とほぼ同じサイズのコンパクトSUVです。
しかし、CX-30よりもかなり個性的なデザインが特徴のモデルで、ドアには観音扉であるフリースタイルドアを採用しています。
また、インテリアは、素材に天然由来で環境負荷の少ないヘリテージコルクを使用するなど、環境に配慮しているのが特徴で、素材そのもののあたたかみが感じられる開放感が感じられるデザインとなっています。
パワートレインには、マイルドハイブリッドとEVモデルの2種類が用意されています。環境性能が高いクルマに乗りたい、EVモデルに乗りたいという方におすすめのモデルです。
マツダ CX-5の特徴と主な顧客層
マツダのCXシリーズの中核モデルがCX-5です。2012年に初期の魂動デザインを纏った初代モデルが発売され、2017年にはさらに魂動デザインを進化、メカニズムの完成度を熟成させた2代目モデルにモデルチェンジ。内外装、乗り心地ともに質感が高められています。
マツダ CX-5のボディサイズは全長4,545mm×全幅1,845mm×全高1,690mmのミドルクラスです。車両重量はディーゼル車で最大1,720kgとやや、重量級です。
パワートレインは、2.2Lディーゼルターボ、2.0Lガソリンエンジン、2.5Lガソリンエンジンの3種類。なかでも最高出力147kW(200PS)/4,000rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/2,000rpmを発生する2.2Lディーゼルターボがおすすめです。
マツダ CX-5が向いている顧客層は、駐車場付き一戸建てにお住まいの4人家族といったところでしょうか。
ミドルクラスで乗車定員5名のマツダ CX-5ですが、4名乗車で使用すれば室内の横空間は広大。お子様が中学、高校生に成長しても窮屈には感じないでしょう。
またトルクフルなディーゼルターボを選択すれば、成人4名乗車での加速や山道の登坂でもトルク不足に悩まされるシーンは少なく、ご家族での長距離ドライブもラクラクこなせます。
マツダ CX-5の弱点は全高の高さです。1,690mmの全高では物理的に入庫可能なタワーパーキングはまだ数が少なく、都会のマンション住まいの方には駐車場の確保が困難でしょう。マツダ CX-5を所有する最大の難点です。
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マツダ CX-60の特徴と主な顧客層
2022年4月に初公開されたCX-60は、マツダから新世代ラージ商品群の第一弾として発売されたモデルで、CX-5とCX-8の中間に当たります。
ボディサイズは全長4,740mm×全幅1,890mm×全高1,685mmと、ほぼ4代目ハリアー(全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm)と同じサイズで、CX-5よりもゆとりのある室内空間を求めるユーザーにおすすめです。
さらに、用意されるパワートレインも豊富で、日本向けには新開発である3.3L 直列6気筒ディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 3.3」。それに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「e-SKYACTIV D」。プラグインハイブリッドである「e-SKYACTIV PHEV」。ガソリンエンジンである「SKYACTIV-G 2.5」の4種類から選べます。
なかでも、SKYACTIV-D 3.3、e-SKYACTIV Dは、縦置きレイアウトに高出力パワートレインを搭載したモデルで、高いコーナリング性能を発揮します。走行性能を重視するユーザーにおすすめのモデルです。
さらに、マツダで唯一PHEVが用意されているので、PHEVをお探しの方にもおすすめできるモデルとなっています。
マツダ CX-8の特徴と主な顧客層
2017年12月より販売を始めたマツダ最新のクロスオーバーSUVにして、日本市場向けCXシリーズのトップモデルが、マツダ CX-8です。MPV、プレマシー、ビアンテなど従来のマツダミニバンシリーズに替わる多人数乗車が可能な車種として、開発されています。
ボディサイズは全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm、ホイールベース2,930mmで、マツダ CX-5と比較すると全長が355mm、ホイールベースが230mmも長く、全高も40mmも高く取られています。
これは3列目シートの居住性を確保するためで、足元空間や横空間は成人の乗車も可能なスペースを確保しています。
用意されているエンジンは、2.2Lディーゼルターボ、2.5Lガソリンターボ、2.5Lガソリンエンジンの3種類を用意。トルク重視なら2.2Lディーゼルターボ、パワー重視なら2.5Lガソリンターボと、幅広い選択肢からチョイスできるのが魅力です。
CX-8に向いている顧客層は、現在ミニバンを所有されている方です。マツダ CX-8はミニバンに求められる多人数乗車をSUVボディで実現しています。
その上、スタイリッシュで、マツダの北米トップモデルのCX-9譲りの質感の高いインテリアは、ミニバンならトヨタ アルファード/ヴェルファイアにも匹敵します。
もちろん、これらは筆者が考える想定の向き不向きです。実際にCX-3を検討していたけどCX-8を購入する方もいます。あくまで参考と考えていただき、実車を見て判断してみてください。
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文・SUV FREAKS編集部
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