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ホンダ ヴェゼル進化の歴史!初代からどれだけ変わった?
ホンダ ヴェゼルは2013年に発売されたコンパクトSUVです。初代は2014年、2015年、2016年にSUV最多販売台数を記録。2019年には累計販売台数が40万台を突破し、2021年4月には2代目が発売されます。今回はそんな人気SUVのヴェゼルの歴史に迫っていきます。
更新日2021/03/22力強さの中にどこか親しみやすさもあるホンダ 初代ヴェゼル
初代ヴェゼルの歴史の始まりは2013年です。
エクステリア(外装)は「Dynamic Cross Solid」というコンセプトを元に、SUVらしくどっしりとしたデザインとクーペのようなスタイリッシュなデザインを掛け合わせたスタイリングです。
ボディサイズは全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mmとなっています。
エンジンにはガソリン車もハイブリッド車に直噴技術を採用。ガソリン車は1.5L 直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力が96kW(131PS)/6,600rpm、最大トルクが155Nm(15.8kgm)/4,600rpmを発生します。
そしてハイブリッド車は車体の重量がなるべく重たくならないように軽くコンパクトな1モーターシステムを採用し、モーターのみのEV走行も可能な「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載しています。
ハイブリッド車にも同じく1.5L 直列4気筒エンジンが搭載され、エンジンの最高出力が97kW(132PS)/6,600rpm、最大トルクが156Nm(15.9kgm)/4,600rpmを発生。モーターの最高出力は22kW(29.5PS)/1,313〜2,000rpm、最大トルクが160Nm(16.3kgm)/0〜1,313rpmとなっています。
そして2016年式から安全運転システムである「ホンダセンシング」が搭載されました。
ホンダセンシングは「ミリ波レーダー」と車両前方約60mまでの歩行者や対象物体の属性や大きさなどを識別することができる「単眼カメラ」を採用しています。
ホンダセンシングの主な安全機能は道端の歩行者や車線などを検知し、衝突しないようにサポートしてくれる「歩行者事故低減ステアリング」
前走車・対向車・歩行者を検知して衝突しそうな場合にディスプレイ表示や警告音で運転手に危険を知らせ、必要な場合は自動でブレーキを操作する「衝突軽減ブレーキ」
前走車や障害物が近くにあるときブレーキとアクセルを踏み間違えてしまった場合に発進抑制、警告をしてくれる「誤発進抑制機能」
前方のクルマが発進したことを知らせてくれる「先行車発進お知らせ機能」
一時停止や進入禁止などの標識を認識しディスプレイにわかりやすく表示してくれる「標識認識機能」
0km/h~約65km/hの速度の間で前走車との車間距離を一定に保つようにアクセルやブレーキ操作をサポートしてくれる「トラフィックジャムアシスト」などがあります。
他にも運転する際にドライバーの負担を軽減するために約30km/h~約100km/hの設定された速度で前走車との適切な車間距離を保ちながら、アクセルやブレーキ操作をサポートし前走車を追従する「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」や車線の中央を維持して走るようにステアリング制御を行うLKAS(車線維持支援システム)が搭載されています。
そして2018年式から安全運転支援システムのホンダセンシングが全車装備となり、初代ヴェゼルはますます安全性を重視したクルマになっています。
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さらなる進化を遂げたSUV ホンダ 2代目ヴェゼル
ホンダ 2代目ヴェゼルは初代と同じくSUVらしくどっしりとしたデザインとクーペのようなスタイリッシュなデザインを実現しつつ、新たなデザインになったフロントグリルはヴェゼルの2代目としての新たなスタートを表現しているともいえます。
2代目ヴェゼルは1.5L DOHC i-VTEC+CVT搭載のガソリンモデルとe:HEVというモーター走行を主に、さまざまなドライブシステムを使用する2モーターハイブリッドシステムが搭載されているハイブリッドモデルが用意されています。
e:HEVにより、さらなる燃費の向上を実現しつつ、ホンダ車の快適で楽しい走りを可能にしています。
さらに、天候が悪いときや雪道走行でも安定した運転ができるように4WDモデルには、リアルタイムAWDが搭載されています。またe-:HEVにはバッテリーの電力によりモーターで走る「EVモード」、エンジンの力で電気を生み、その電気で動く「ハイブリッドモード」、エンジンで走る「エンジンモード」が装備されています。
そして一般道で快適な走りを実現する「NORMALモード」、スポーティな走りを実現する「SPORTモード」、高速道路で快適な走りを実現する「ECONモード」の3つのドライブモードが搭載されています。
他にも、新たに追加される機能として、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、パノラマルーフ、新しい設計になったエアコンの吹き出し口である「そよ風アウトレット」、静電タッチ式LEDルームランプ、坂道を下るときに自動的に速度を抑えてくれる「ヒルディセントコントロール」、独自で開発したプレミアムオーディオです。
ホンダ独自の安全運転システムである「ホンダセンシング」は2代目でももちろん全車装備で、最新鋭の広角カメラと高速画像処理チップを搭載し、新機能として状況に合わせてハイビームとロービームが切り替わる「オートハイビーム」、アクセルとブレーキの踏み間違いなどによる後方への急発進を防ぐ「後方誤発進抑制機能」、約2km/h~約10km/hの走行の際に壁や障害物に衝突しそうになるとクルマの動きを制御してくれる「近距離衝突軽減ブレーキ」が追加されています。
ホンダ ヴェゼルに搭載!「Honda SENSING」の安全性能とは?
今回はコンパクトSUVの中でも大人気を誇るホンダ ヴェゼルの歴史に迫りました。
初代ヴェゼルは2019年には累計販売台数が40万台を突破した大人気SUVですが、ホンダの安全システムである「ホンダセンシング」など、初代から引き継がれている点と、エクステリアや走行性能の向上された点が上手に融合されていることが分かりました。