プロモーション

スバルの大型3列シートSUV、アセントはどんな車?日本展開はありえない?!

更新日2020/08/07

スバル7シーターの歴史

スバルブランドの3列シート7シーターの歴史は、1983年に発売されたスバル ドミンゴから始まります。リッターカークラスでは希少な3列シート車で、軽自動車「サンバー」ベースの1BOXワゴンです。1994年にはモデルチェンジを行い、1998年まで製造されました。

2001年8月にはスバル初の3列シートミニバン「トラヴィック」が発売されます。トラヴィックはGMから供給を受けたオペル ザフィーラのOEM車。スバルブランドのアイデンティティとも言える水平対向エンジンやシンメトリカルAWDは搭載しておらず、採用されたエンジンは1.8Lと2.2Lの直列4気筒エンジン、駆動方式はFFでした。2005年3月、3年7カ月の比較的短期間で販売終了。販売台数はおよそ1万2,000台でした。

2005年から北米市場専用車としてスバル B9トライベッカが販売され、2008年モデルからはマイナーチェンジを機にスバル トライベッカに改称。2014年まで販売されます。

一方日本国内では、2008年にスバル エクシーガを発売。スバル独自の3列シート7シーターミニバンとしては、ドミンゴ以来10年ぶりとなるモデルです。2015年にはミニバンからSUVにビッグマイナーチェンジを行い、「エクシーガ クロスオーバー7」へと改称。2018年3月で製造終了となります。

 

スバル 新型アセントとは?

スバル 新型アセントは現行型インプレッサへの採用でデビューした、スバルの次世代シャーシSGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)を採用。搭載エンジンは新開発のFA24型水平対向4気筒直噴ターボ。最高出力260hp(263ps)/5,600rpm、最大トルク277lb-ft(38.2kgf・m)/2,000-4,800rpmを発揮します。駆動系はX MODE付きシンメトリカルAWDを採用。X MODEにより悪路走破性を高め、ヒルディセントコントロール機能も実装しています。先進安全装備にはアイサイトを標準搭載。発表時に最新のアイサイトが搭載されるものと考えられます。

3列シートはファミリーユースにこだわって作り込まれたパッケージングとのこと。3列目シートの乗降性、居住性、快適性も期待できます。

 

スバル 新型アセント主要スペック

■車両寸法・乗車定員

  • 全長x全幅x全高:4,998×1,930×1,819mm
  • ホイールベース:2,890 mm
  • 地上最低高:220 mm
  • 乗車定員:7または8名

■エンジンスペック

  • 種類:水平対向4気筒DOHC直噴ターボ
  • 総排気量:2,387cc
  • 最高出力:260hp(263ps)/5,600rpm
  • 最大トルク:277lb-ft(38.2kgf・m)/2,000-4,800rpm
  • 使用燃料:87AKI(レギュラーガソリン)

■走行メカニズム

  • タイヤサイズ(前/後):245/60 R18、245/50 R20
  • 変速機:パドルシフト付きCVT
  • 駆動方式:フルタイム4WD

 

スバル 新型アセントの日本導入の可能性は?

スバルがファミリーユースのために作り込んだ3列シートのSUV、アセント。概要だけで魅力的な1台です。しかもレギュラーガソリン仕様なので、燃料費はお財布にも優しそうです。北米専用車といわず日本にも導入してもらいたいものですが、その可能性はなさそうです。

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!

スバル初のPHEV、XVの北米仕様「クロストレック ハイブリッド」を紹介

スバル フォレスターのグレード比較!スペック、エクステリア、インテリアの違いは?