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日本上陸もありうる!?カローラクロスってどんなクルマ?

カローラといえばトヨタを代表する小型車ですが、そのシリーズにはクーペやステーションワゴン、ハッチバックなど様々なバリーエションがあり、世界150以上の国で販売されています。 2020年7月、カローラシリーズで初めてとなるSUV「カローラクロス」が発表されました。タイでアンベールされたこの新型モデル、日本での発売についてはまだ言及されていませんが、一体どんなモデルなのでしょうか?

更新日2021/04/28

カローラシリーズ初のSUVはアジア市場を意識

トヨタ カローラクロス 2020

カローラクロスは「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、「車格感(力強さを感じさせる外観)」と「ユーティリティ(使い勝手の良さ)」の両立を目指して開発されたコンパクトSUVです。

現行型カローラと同じTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用していますが、デザインはカローラとは異なり、オリジナルが与えられています。カローラシリーズにはSUVテイストの「カローラ・トレック」(日本未導入)というクロスオーバーもありますが、これとは全く違うデザインです。

カローラクロスはタイで発表されたことから、主にアジアの新興国市場を意識したモデルであることがわかります。現在はタイの他にブラジル、台湾でも生産され、アフリカにも輸出されているとのことです。ですから今のところ、カローラクロスが販売されているのは東南アジア、南米、アフリカの国々が中心です。

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力強いSUVスタイルと高い車格感が魅力

トヨタ カローラクロス 2020

トヨタのSUVラインアップには、コンパクトクラスだけでもライズ、ヤリスクロス、C-HRがあります。その上にRAV4、ハリアーと続き、全くスキのないラインアップのようにも思えるのですが、カローラクロスはどこに位置するモデルなのでしょうか?

ボディサイズは全長4,460mm×全幅1,825mm×全高1,620mm、ホイールベースは2,640mmとなります。ボディサイズで言うと、C-HRとRAV4の中間にあたります。たしかにC-HRとRAV4は大きさにやや開きがありますので、ここにピタリと当てはまるのは見事ですね。ホイールベースはC-HRやカローラシリーズと同じで、最小回転半径は5.2mとなります。

エクステリア(外装)を見てみましょう。フロントグリルは大きな台形でややRAV4に近いイメージもありますが、切れ長で幅の広いヘッドライト、たっぷりとボリューム感のあるフェンダー周りは、C-HRやRAV4とはまた違った力強さと上質感を感じさせる雰囲気です。フロントボトム、リアボトム、ホイールアーチのクラッディングはRAV4のように力強さを感じさせるもので、やや高めに配置されたリアコンビネーションランプが高い車格感を感じさせます。

C-HRはクーペのようにスポーティでスタイリッシュなデザインが特徴ですが、その強い個性に好みが分かれるところもあります。コンパクトクラスで大きさもちょうど良いけど、デザインで敬遠していた方にとっては、カローラクロスのSUVらしい力強さがかなり魅力的でしょう。

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コンパクトながら広い室内、荷室容量は487L

トヨタ カローラクロス 2020

インテリア(内装)は水平基調のダッシュボードパネルにトリム類とクローム加飾が上品に配置され、一クラス上の上質感を感じさせるものとなっています。ダッシュボード全体は低めに抑えられていますので、SUVならではの見晴らしの良さや開放感が味わえます。インパネ中央部にはインフォテインメントシステムやトヨタのコネクトサービス「T-Connect」の操作が可能な9インチのタッチパネル式ディスプレイが設置されています。

全高がC-HRよりも高いため頭上のゆとりがありますし、後席のシートバックは最大6度までリクライニングさせることができますので、コンパクトクラスながら室内の居住性は高いと言えるでしょう。

トヨタ カローラクロス 2020

荷室容量は後席を使用した状態で487Lとなります。C-HRが318L、RAV4が580L(デッキボード下段時)という数値ですから、カローラクロスはかなり実用的な容量を確保していると言えるでしょう。

 

パワートレインには1.8Lガソリンとハイブリッドの2種類

トヨタ カローラクロス 2020

パワートレインですが、タイ仕様は1.8Lガソリンエンジン+モーター(カローラハイブリッドと同じ)のハイブリッド仕様、1.8Lのガソリン仕様(2ZR-FBE)の2種類が用意されています。トランスミッションはCVT、駆動方式はFF(前輪駆動)となります。日本に導入されるとしたら、パワートレインの変更や4WDモデルの設定の可能性は高いでしょう。

安全装備に関しては、カローラと同様「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が設定されています。これにはミリ波レーダー+単眼カメラ方式によるプリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビーム、リヤクロストラフィックオートブレーキなどが含まれます。

 

C-HRよりもう少し後席が広いクルマが欲しいけど、RAV4ほどの大きさはいらないという方、C-HRぐらいのサイズがいいけどもっとSUVらしいデザインが好きという方には、カローラクロスがぴったりでしょう。小さいお子さんのいるファミリーにも良いと思いますね。日本でも発売されるのかどうか、今後の動向に注目です。

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