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【CR-V以外にもあった!】日本未発売の3列シートSUV ホンダ 3代目パイロットとは？
ホンダの3列シートSUVと言えばCR-Vですが、実は海外にはCR-Vの他にもホンダ パイロットという3列シートSUVがあります。 ホンダ パイロットは2002年に初代が販売開始された3列シートSUVで、2015年に現行モデルであるホンダ 3代目パイロットが発売されました。 今回はそんなホンダ パイロットの現行モデルの3代目パイロットを詳しく解説していきます。
更新日2021/05/17エクステリア：ホンダ車のなかで最大サイズ
パイロットのボディサイズはホンダのクルマの中で最大サイズとなっております。全長4,991mm×全幅1,996mm×全高1,793mm、ホイールベース2,819mmと海外ではミドサイズにあたりますが、日本で考えると大型サイズのトヨタ ランドクルーザープラドやマツダ CX-8よりもさらに大きくなっています。
サイズが大きくSUVとしての迫力はもちろんありますが、全体的に丸みを帯びた温かみのあるデザインでオフロードだけでなく街乗りやファミリーカーとしても利用することができます。
また黒色を基調としたクールなモデルのブラックエディションも用意されており、日本で販売されているCR-Vの最上級モデルであるブラックエディションとよく似た仕様になっています。
インテリア：7人／8人乗りモデルを用意
パイロットには2列目がキャプテンシートになっている7人乗りモデルと、2列目がベンチシートになっている8人乗りモデルが用意されています。
8人乗りモデルでは3列目の乗り降りをスムーズに行えるように「ワンタッチウォークイン機構」という2列目シートをワンタッチ操作で動かすことができる機能が装備されています。
そしてインパネやドアトリム、ハンドルなどには赤いアクセントが使用されており、スポーティな印象を与えています。
さらに通常のガラスサンルーフよりも面積が大きく、フロントシート(前席)からリアシート(後席)頭上までカバーすることができる「パノラミックルーフ」がブラックエディションを含むエリートグレードに標準装備されており、開放感のある室内空間を実現しています。
パワートレイン：3.5L V6エンジンを搭載
パイロットのパワートレインは3.5L V型6気筒エンジンを搭載。最大出力209kW(284PS)/6,000rpm、最大トルク355Nm(36.2kgm)/4,700rpmとなっており、優れた環境性能を実現するアイドリングストップ機構を採用しています。
トランスミッションには6速オートマチックと、上級グレードは日本のモデルには設定がない9速オートマチックを採用し、レスポンスの良さと高い燃費性能を実現しています。
駆動方式はFFと新開発のAWDモデルが用意されており、AWDモデルには路面状況に合わせてすべてのタイヤへの駆動力配分を最適に行い電子制御し、高い走破性を実現する「i-VTM4」が搭載されています。
さらに「インテリジェント・トランクション・マネージメント」を採用しており、雪道や砂地などさまざまな状況でも優れた走破性を発揮します。
安全性能
パイロットにはホンダ独自の安全運転システムである「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が採用されており、先行車や歩行者を検知し衝突の危険を感じた場合にアラームとディスプレイ表示で警告・ブレーキ操作をサポートし衝突回避・軽減してくれる「衝突軽減ブレーキ」、停車時や低速走行時に近距離にある壁などの障害物を検知し、誤ってアクセルペダルを踏んだ場合の急発進を防止し、アラームとディスプレイ表示で警告する「誤発進抑制機能」が搭載されています。
他にもうっかりして車線をはみ出してしまいそうなときに車線を検知し、ディスプレイ表示とステアリングを振動させ警告し、クルマが車線内に戻るようにステアリング操作をサポートしてくれる「路外逸脱抑制機能」、停車時に先行車の発進を検知し、ドライバーが気づかずに発進しなかった場合に音とディスプレイ表示で知らせてくれる「先行車発進お知らせ機能」、夜間走行時などにシステムが前方の状況を検知し、状況に応じて自動でハイビームとロービームを切り替える「オートハイビーム」などさまざまな安全機能が装備されています。
パイロットはクルマにとって大切な安全機能も充実していることがわかります。
価格
パイロットの気になる価格帯は、3万5230ドル～5万220ドルで、1ドル約109.4円として日本円に換算すると約385万円～約549万円。現在日本で販売されているミドルサイズSUVでは、ランドクルーザープラドと同じくらいの価格となっています。
国産車・輸入車(外車)の7人乗り・3列シートSUVを一挙紹介！【総まとめ】
今回はホンダの3列シートSUVであるパイロットを紹介しました。
日本で販売されているCR-Vとは似ている部分はあるものの、ボディサイズがCR-Vより大きくなっており、さらにSUVらしい迫力のあるクルマになっているということがわかりました。
現在、日本国内での発売の予定はありませんが、発売されるとなれば楽しみですね。