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【ランドローバー メルセデスの頂上決戦】レンジローバー vs GLS

1000万円の大台を超える高級輸入SUVと言えば、ランドローバー レンジローバー ヴォーグ(ロングホイールモデル)1,616万円とメルセデス・ベンツ GLS 580 4マチック スポーツ1,687万円の2つのモデルが挙げられます。どちらも甲乙つけがたいスペシャルなSUVと言えますが、今回は両モデルを徹底解剖して、その魅力に迫りたいと思います。

更新日2021/05/24

エクステリア比較:流れるようなデザインのランドローバー レンジローバー/ラグジュアリーなメルセデス・ベンツ GLS

ランドローバー レンジローバー 2018

ランドローバー レンジローバー ヴォーグ(ロングホイールモデル)は曲線を多用した美しいエクステリア(外装)デザインが特徴です。

新しくデザインされたフロントグリル、フロントバンパー、ボンネットと合わせて、質感高いグロスブラックのピラーがフローティングルーフを強調、一体型のエキゾーストラインを採用して、フロントからリアまで流れるような美しいフォルムを作り出しています。

ロングホイールベースで全長を200mm拡大したボディは大きく迫力があり、車両上部にサンブラインドを装備、ゆとりのある室内と合わせて直進安定性の向上にも貢献しています。

ヘッドライトの最高峰であるピクセルレーザーLEDヘッドライト(シグネチャーデイタイムランニングライト付)で夜間運転時のクリアな視界を確保、美しいデザインだけでなく実用性にも優れたエクステリアとなっています。

メルセデス・ベンツ GLS 2019 本国

メルセデス・ベンツ GLS 580 4マチック スポーツは、自信に満ちた力強いフロントエンドとワイドで優美なリアエンドが特徴のラグジュアリーなエクステリアデザインです。

見る者を惹きつける美しさだけでなく、手を使わずにテールゲートを簡単に開閉できるフットトランクオープナー(テールゲート自動開閉機能)や、乗り降りのサポートをする照明付きイルミネーテッドランニングボード(ラバースタッド付)など、使い勝手の良さもしっかりと押さえています。

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インテリア比較:多機能シートのランドローバー レンジローバー/シートアレンジのメルセデス・ベンツ GLS

レンジローバー イヴォーク 2020

ランドローバー レンジローバー ヴォーグ(ロングホイールモデル)は広々とした室内と極上な快適空間を作り出すインテリア(内装)が特徴的です。

上質なマテリアルで作られたシートはリクライニングとクッションを備え、最新のホットストーンマッサージ機能を搭載、電動展開式センターコンソールは外側のシートと一体化し、贅沢な4シーター空間を作り出します。

InControlインフォテイメントの最新鋭システムTouch Pro Duo(タッチプロデュオ)のタッチスクリーンや、インタラクティブドライバーディスプレイなどのテクノロジーがインテリアとして配置され、ダイヤル類の少ないすっきりとしたコンソールは統一感のある洗練されたデザインになっています。

インテリアを印象付けるウッドパネルと、10種類のカラーを選べるアンビエントライティングで極上のくつろぎを提供、空気イオン化清浄テクノロジーが車内のPM2.5やほこり、花粉などを吸着、有害な汚染物質を除去して快適な室内環境を維持します。

メルセデス・ベンツ GLCクーペ 2019

メルセデス・ベンツ GLS 580 4マチック スポーツは伸びやかな空間を覆い尽くす、贅を極めた素材とモダンな造形が特徴のインテリアです。

7人乗りの室内に広々とした印象を与える水平基調の立体的なデザインを基本として、シンプルで美しいディスプレイやスクエアなエアアウトレット、力強いセンターコンソールをレイアウトしています。

上質な肌触りの本革シートにはマルチコントロールシートバックを採用、ひとり一人の体格に合わせたきめ細かなシートポジションの調整が可能、シートヒーターとシートベンチレーターを装備して長距離ドライブも快適に過ごせます。

クライメートコントロールで1列目、2列目、3列目とそれぞれのシートで独立して空調の温度と風量を調整可能、運転に集中しながら様々な機能が操れる革新のインフォテインメントシステムMBUXとともに、最高のラグジュアリー感を提供します。

セカンドシートの電動イージーエントリー機能で乗り降りも快適、電動で簡単にシートアレンジが可能で、ラゲッジ容量は最大で2,400L(VDA方式)を確保、使い勝手の良さも抜群です。

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パワートレイン比較:最先端テクノロジーのランドローバー レンジローバー/大排気量でパワフルなメルセデス・ベンツ GLS

メルセデス・ベンツ GLS 2020

ランドローバー レンジローバー ヴォーグ(ロングホイールモデル)は、最先端テクノロジーを投入した2.0L Si4プラグインハイブリッドEVを搭載。システム最高出力297kW(404PS)/5,500rpm、システム最大トルク640Nm(65.3kgm)/1,500~4,000rpmとなっています。

トランスミッションは電子制御8速ATを採用、電子制御エアサスペンションで走行中の車高を調整が可能となり、105km/hを超えると15mm車高を下げて、空気抵抗の低減と燃費の向上を図るスピードロワーリング機能と、ドライビングスタイルに合わせてモードを切り替え可能な機能で最適なトラクションを実現します。

メルセデス・ベンツ GLS 580 4マチック スポーツは4.0L V型8気筒直噴ターボエンジン+ISGを搭載。エンジンのスペックが最高出力360kW(489PS)/5,500rpm、最大トルク700Nm(71.4kgm)/2,000〜4,000rpm。エンジンに組み合わさせるモーターのスペックが最高出力16kW(21.8PS)、最大トルクが250Nm(25.5kgm)となっています。

トランスミッションは9G-TRONIC(電子制御9速AT)を採用、滑らかで素早い変速で静粛性を保ちながら、エンジン性能を余すことなく引き出し、広いギア比幅で優れた燃費性を実現しています。

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安全装備の比較 シンプルなランドローバー レンジローバー/インテリジェントドライブのメルセデス・ベンツ GLS

ランドローバー レンジローバー ヴォーグ(ロングホイールモデル)には、ドライバーアシストシステムとして、衝突が避けられないと判断された場合に自動ブレーキをかけるエマージェンシーブレーキや、車線から逸脱を防止するレーンデパーチャーワーニング、狭い場所でも安全な駐車をアシストするフロント&リアパーキングエイドなどがあります。

標準装備されているドライバーアシストシステムは比較的シンプルですが、オプションのドライバーアシストパックでしっかりとカバーできます。

メルセデス・ベンツ GLS 580 4マチック スポーツは、自動運転へと近づいたインテリジェントドライブを搭載、走行時のスピード調整や前方走車との最適な距離、車線をキープする機能や、一定時間両手がステアリングから離れているとアラートを発して、緩やかに減速、停車する機能などで走行時のトラブルを回避します。

自動ブレーキで右折時の対向車、ステアリング操作で車道横断中の歩行者との衝突回避をアシスト、対向車や歩行者に対する安全配慮も忘れていません。

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今回は、高級SUVであるランドローバー レンジローバー ヴォーグ(ロングホイールモデル)1,616万円とメルセデス・ベンツ GLS 580 4マチック スポーツ1,687万円のそれぞれの特徴と魅力に迫ってみました。

どちらともエクステリアやインテリアはもちろん、パワートレインに関しても両社が培ってきた伝統と最新の技術を惜しみなく注ぎ込んだ、ラグジュアリーな逸品と言えるクルマではないでしょうか。

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