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ホンダ 新型ヴェゼル vs マツダ CX-30【ハイブリッドで選ぶなら?】
同じ価格帯のハイブリッドエンジンを搭載している、ホンダ ヴェゼル e:HEV PLaY(車両本体価格329万8900円)とマツダ CX-30 Xプロアクティブ(329万4500円)を比較して紹介していきます。 今回は主に、エクステリアやインテリアの標準装備や、走行性能、安全性能の違いについて見ていきます。
更新日2021/06/22エクステリア比較
ボディサイズ比較:CX-30は1,550mm以下
新型ヴェゼルのボディサイズは全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm、ホイールベース2,610mm、最低地上高は195mmです。
対するCX-30のボディサイズは、全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mm、ホイールベース2,655mm、最低地上高175mmです。
全長、全幅はほぼ同サイズに対して、全高はCX-30がマイナス50mmです。
機械式駐車場の全高制限は、基本的に1,550mm以下が多いため、CX-30の方が駐車場の探しやすさではアドバンテージがあります。
遊び心のあるヴェゼル、シンプルなCX-30
ヴェゼルには、ウインカーが流れるように煌くLEDシーケンシャルターンシグナルランプや18インチアルミホイールが装備されています。また、大面積のパノラマルーフやe:HEV PLaY専用のトリコロールのカラーバーオーナメント付フロントグリルなど、遊び心のある内容も標準装備としています。
また、ボディカラーはツートンボディカラーを用意しており細部へのこだわりを感じさせます。
CX-30には、LEDヘッドランプシステムに加えて、フロントバンパー下部に心臓の鼓動のように点滅するディミングターンシグナルを装備。アルミホイールは18インチアルミホイールが標準装備されます。エクステリアのデザインはヴェゼルと比較するとシンプルです。
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インテリア比較
シートヒーター、ステアリングヒーター付きのヴェゼル、エアコン左右独立のCX-30
続いて、インテリアの標準装備についてですが、ヴェゼルには、大面積のパノラマルーフが装備されていることにより、室内での圧倒的な開放感があります。
加えて、運転席&助手席のシートヒーターやステアリングヒーターの快適装備や、荷室の開閉が自動になるパワーテールゲートや、スマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレス充電器が標準装備とされ、新型車として先進的な装備を備えています。
一方、CX-30でまず目を引くのが、ダッシュボードやドアパネルに大胆に採用されたネイビーカラーが他のクルマとの違いを生み出します。
標準装備としては、ヴェゼルはエアコンがフルオートでありながら、左右独立ではないことに対して、CX-30はフルオートエアコン左右独立機能を装備しています。
運転席、助手席シートはラチェットレバー式でシートヒーターの装備はありません。インテリアに関してもCX-30の方がシンプルなデザインです。
室内の広さ、荷室容量
室内寸法はヴェゼルが室内長2,010mm、室内幅1,445mm、室内高1,240mmに対して、CX-30は室内長1,830mm、室内幅1,490mm、室内高1,210mmで、室内長はヴェゼルの方が優位性があります。
ヴェゼルの荷室容量については、容量の数値は開示されていません。最大の特徴は後席座面の跳ね上げが可能で、背の高いものも収納することができるダイブダウン式後席シートを備えています。
CX-30は430Lの容量を誇り、開口部を広くとったことにより積み込みがしやすい設計となっています。
荷室幅はタイヤハウス間でも約1,000mmと横長のものも気にせず置くことができるでしょう。
ハイパワーモーターのヴェゼル、エンジンパワーのCX-30
ヴェゼルには、1.5L 直列4気筒エンジンとハイブリッドモーターを搭載。
エンジンは最高出力78kW(106PS)/6,000〜6,400rpm、最大トルク127Nm(13.0kgm)/4,500〜5,000rpmです。
また、ハイブリッドシステムのモーターでは最高出力96kW(131PS)/4,000〜8,000rpm、最大トルクは253Nm(25.8kgm)/0〜3,500rpmです。
燃費はWLTCモードで24.8km/Lの高燃費です。
CX-30には、2.0L 直列4気筒エンジンとハイブリッドモータを搭載。
エンジンは最高出力140kW(190PS)/6,000rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/4,500rpmです。また、ハイブリッドシステムのモーターでは最高出力4.8kW(6.6PS)/1,000rpm、最大トルク61Nm(6.2kgm)/100rpmです。
燃費はWLTCモードで、17.3km/Lを記録しています。
どちらも踏み間違い防止機能が装備の安全性能
ヴェゼルにはHonda SENSING(ホンダセンシング)を標準装備しています。
自動車や、歩行者、自転車の検知はもちろん、不注意による急発進を防止し注意を喚起する誤発進抑制機能や、壁などの障害物の見落としによる衝突を回避・軽減する近距離衝突軽減ブレーキなどの踏み間違い衝突軽減システムが搭載されています。
CX-30にも同様の緊急ブレーキシステムや、ペダルの踏み間違い事故防止機能が装備されており、緊急時はブレーキ制御をかけて被害を回避・軽減するシステムが搭載されています。
安全装備については、ほぼ同等の内容といえるでしょう。
今回は同じ価格帯のハイブリッドエンジンを搭載しているヴェゼル(車両本体価格329万8900円)とCX-30(329万4500円)を比較していきました。
同じハイブリッド車といえど、両車のエンジンスペックには違いがあることが分かりました。
エクステリア、インテリアにおいてもそれぞれの特徴がありますため、一度ディーラーで直接見てみてはいかがでしょうか。