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日産が新型3列シートSUV「インフィニティ QX60」を発表
6月24日、日産自動車の高級ブランド、インフィニティからファミリー向けのプレミアムSUV「QX60」の新型モデルが発表されました。日本では販売されていないこの3列シートSUVは、北米を中心に累計販売台数40万台を数える人気モデルで、今回のモデルチェンジも注目を集めています。 そこで今回は、新型QX60とはどんなクルマなのか、その特徴を解説していきます。
更新日2021/07/06初代より一段とエレガントで洗練されたエクステリアデザイン
インフィニティのSUVシリーズ「QX」には、コンパクト(といっても日本ではミドルクラスサイズに相当)なQX50や、フルサイズのQX80がラインアップされていますが、今回発表されたQX60はその中間に位置するモデルです。とはいえ日本の道路事情とは異なる地域での販売が中心となるため、そのボディサイズは全長5,034mm×全幅2,184mm(ミラーを開いた状態)×全高1,770mm、ホイールベースは2,900mmとかなり大きなものになります(数字はインチからミリへ換算のため、概算)。
ボディサイズそのものは先代モデルとは大きく変わりませんが、エクステリア(外装)はラグジュアリーで洗練された、より力強いものに生まれ変わりました。
まずフロントグリルは、インフィニティのアイデンティティである大型の「ダブルアーチグリル」が採用されています。内部のメッシュは幾何学的でありながら味わいのあるデザインになっていますが、これは日本の“折り紙”に着想を得ているそうです。このグリルは薄型のヘッドライトにつながるような意匠になっており、SUVとしての力強さや存在感と先進性が強調されています。
サイドははっきりとしたプレスラインではなく、ボリューム感を持たせたフェンダーアーチでゆとりのある安定感とエレガンスを表現。ヘッドライト上部のシグネチャーランプから後部まで続く水平のラインは高めに設定され、ゆるやかに弧を描くルーフラインとともに洗練された印象を与えています。
リアのLEDコンビネーションランプはグラスエリアのすぐ下の高めの位置に配置され、高級感と存在感のある雰囲気を演出しています。
先進的かつ機能的、エクステリアに負けないほど上質なインテリア
洗練された高級感を感じさせるエクステリアと共に、インテリア(内装)にもこだわりと上質感が感じられます。
水平基調にデザインされたインパネはなめらかでソフトな触り心地の素材をふんだんに使用し、機能的に配置されたスイッチ類や空調ルーバー、そしてピアノブラックやクローム加飾を見事に組み合わせて高級感のある室内空間を作り出しています。
メーターパネルは12.3インチのダイナミック・メーター・ディスプレイ、エンターエインメントシステムを操作できる12.3インチのタッチスクリーンが用意されています。中央部にはワイヤレス充電トレイも設置され、便利なユーティリティも充実しています。
3列シート7人乗りの乗車定員で、フロントシートには疲労を軽減するよう人間工学に基づいて設計されたゼログラビティシートを採用。マッサージ機能や8ウェイパワーシートが用意されています。また2列目6:4分割ベンチシート/シートヒーター、3列目電動復帰シートバックなど、高級車にふさわしい機能が満載です。
日本メーカーの海外専売SUVを解説「インフィニティ QX50」編
パワフルな3.5Lエンジン+9速ATでゆとりの走行性能
搭載されるエンジンはVQ35DD型、3.5L V6DOHCガソリンNAで、最高出力は295hp(約220kW)/6,400rpm、最大トルクは270lb-ft(約366Nm)/4,800rpmというスペックです。
このエンジンに組み合わせられるトランスミッションは9速ATで、駆動方式は2WD(FF)または4WDが用意され、4WDには「インテリジェントAWD」と呼ばれるシステムが搭載されます。こちらは滑りやすい路面をセンサーが検知し、必要な駆動力を前後に瞬時に配分するメカニズムで、ホイールのスリップやスロットルの位置、車速などを数多くのセンサーで常に監視し、必要なトラクションを確実に得られるよう予測しながら制御するシステムです。
最新機能のプロパイロットを搭載で安全機能も充実
新型QX60には、ナビリンク機能付きの「プロパイロット」が採用されています。こちらは高速道路での同一車線走行時の運転操作をサポートするプロパイロット機能に、車載ナビシステムと連携した機能が付加されたもので、車載カメラやセンサーから収集されたデータに加えてナビゲーションシステムの情報を組み合わせたシステムです。
たとえば法定速度を認識して制限速度が変わる場合、設定車速を自動で変更したり、ナビの地図情報をもとにカーブの大きさに応じて減速するなど、運転操作支援をより安全にサポートしてくれる機能となっています。
さらに、交通標識検知機能やスマートリヤビューミラー、10.8インチのヘッドアップ・ディスプレイなど、最新の安全運転支援機能が搭載されています。
新型QX60は2021年秋に北米で販売を開始するとのことですが、価格などの詳細はまだ発表されていません。日本で販売される計画はないとのことですが、世界的にはこうした高級SUVの人気は引き続き高い状態にあるようです。日本でもミニバンに代わる新しいファミリーカーの選択肢として、ぜひとも導入を検討して欲しいですね。
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文・SUV FREAKS編集部
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